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投稿者: 胡乱 (ID:8Uqt7A2ClLg) 投稿日時:2007年 08月 23日 22:31
どうしてスレストになったのか、全く不明です・・
なにかの手違いでしょうか?
とにかく驚いてしまいました。
レスしてくださったみなさま、申し訳ないです。
ミジンコさんの哲学語りを、続けていただけたらと思います。
言葉で通じないこと、わからないこと、多々あります。
でも、こうして語り合っている中、何かつかみたい、
つかめる、と思うのですよね・・
人間関係が言葉の上にのみ成立しているのであれば、
この上なく難しいこととなってしまいますが、
直感や第6感も働いて、うまく伝達できることも
ありますよね。
一緒に考えてくださるみなさんと、言葉のやり取りだけで
どこまで分かり合えるのか試行を続けてみたいです。
引き続き宜しくお願いします。
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【701009】 投稿者: POLARIS (ID:53YSxwMYKwo) 投稿日時:2007年 08月 25日 19:47
雲海の上を月明かりを浴びながら飛行していた私は
心地良さと静けさに、ついうたた寝をしてしまったらしい。
通信機から微かに漏れる僚友達のさざめきに目を覚まし、
気が付けば、僚機の姿は見えなかった。
偏西風に流されて愛機の進路が変わってしまったのか。
通信機の音声の小ささは編隊との距離がもう邂逅不可能な
ほど遠くに行ってしまったことを私に知らしめる。
僚機に告ぐ、うろたえることなかれ。
我が愛機の発動機は快調な音をたてている。
私はこの自由の空を、ポラリスに向かって飛ぶ。
あの星を目指す者の到着地がみな同じであることを
私は知っている。私に通信機は必要ない。
言葉によらない確信を持って、私もポラリスに向かって飛ぶ。
同時刻に別の場所では僚機も同じ目的地を目指している。
まだ見知らぬ多くの僚友達もあの星を目指して飛んでいる。
沈黙の声を聞け。沈黙は確信を深めこそすれ、毫も恐れる必要はない。
悲しむ必要は何もない。寂しがる必要も何もない。
僚機に告ぐ、
目指す目的地は皆同じ。
この自由の空を、ポラリスに向かって飛べ。
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【701431】 投稿者: 胡乱 (ID:8Uqt7A2ClLg) 投稿日時:2007年 08月 26日 23:09
まあ、スレストについては何かの手違いかも?
ということにしておきましょうね^^
それよりなにより、POLARISさんのIDに驚いてしまいました。
何気に見たのですが・・=うろん=になっていますね☆
神のいたずらでしょうか?
私も、Digになっています。
掘り下げてばかりいるから?
面白い偶然でした。
「僚機へ告ぐ」の詩は、ある意味、敵味方の差別を超えてさえも
訴えかける、人類への博愛の詩にもきこえます。
ポラリスは、動かない指標としての役割を担っていますから・・
哲学堂さんもお忙しそう。
お別れは、精神が解き放たれて新しい出発をする方を見送る>という
スタンスでいるのが良い弔いになりますよね。
マザーテレサの苦悶は知りませんでしたが、そのような手紙が
あったのなら、(いや、もしもなくても)なんぴとも弱気を
さらけ出せる味方や共感者は必要ということでしょうね。
強い将軍ほど赤子のように女性に甘えるだとか、
普段会社で気弱でいる人ほど家庭内暴力をしているだとか、
人はよそいきの顔と真の顔使い分けつつどこかでバランスをとっているのかも?
西瓜さん、
もうこちらは新しいスレなので、前のスレがどうだったのかは気になさらずに
こちらのスレで哲学を語ってくださいね^^
日々、大なり小なり事故がおきますが、九死に一生を得た方や間一髪だった
方は、まさに死生観が変わるでしょうね。ただ生きるのではなく、生を大事に
生きることを周囲に訴えかける力を持ちますよね。それを活かして生きていく
こと、生を軽んじる今の世の中、大事な役割だと思います^^
首都圏では毎日、当たり前のように電車が遅れます・・「人身事故」です。
何だか麻痺してしまいますが、本当にあちこちでそれは起こっています。 -
【701603】 投稿者: 哲学堂 (ID:w6vljrkU4bY) 投稿日時:2007年 08月 27日 13:52
POLARISさんのID:Uron(うろん)とは!!!
そして、うが〜さんへのお返事をするにあたり、
このPOLARISさんのレスは、偶然にも必然効果的な存在感!
ゴールディング作「蠅の王」は、
原爆戦争勃発で、英から疎開する少年達の航空機が南の孤島に不時着、
大人のいない楽園から内部抗争〜凄惨な闘争を経て〜野生的殺戮へ、
という人間(心情)と社会(体制)を描いた長編です。
またざっと前スレをおさらいしましたら、
ロム専ですがさんの仰るように「人文科学」VS「社会科学」(言葉の違い)
に加え、人間社会全体でみれば、全レス「より良い進化」を期待するものの、
「人間の心情進化」VS「形状体制の進化」の2つ、が見て取れました。
「内から」VS「外から」ですから、やはり難しいですね。
そういう両方を教えてくれる本なのです。
映画で観たのが最初でしたが、大勢派が最後の一人を狩るシーンは、
文章でも強烈に訴えるものがありました。
*女子だけで孤島に残されたら*
より細かいグループになり、食料が不足する楽園喪失のあたりから
女囚的な抗争に発展するが、2グループ以下にはならないのでは?
場所もあまり移動したがらず、居を構えると思われます。
*男女混合で残されたなら*
間違いなく「選定」からグループ分けになるでしょう。
(今は、女子が男子を選ぶほうかも?)
男強グループ、女強グループ、平等系の3つになるかもしれない。
うが〜さん、狂気の中、己を保った一人を生き残らせる事に、
重要な意味があったのではないでしょうか。
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【701939】 投稿者: 哲学堂(前編) (ID:eUw55LkSBAs) 投稿日時:2007年 08月 28日 10:56
「蠅の王」では原爆戦争から隔離されたのに、少年戦争になりました。
島煙でやって来た巡洋艦の乗員、「ハロー、君達一体何をしてるの?」
そして無垢(イノセンス)を失った彼等は、戦争のある現実に再び船出して行く。
この作品は「珊瑚島」「青い珊瑚礁」などのユートピアの裏作品とも呼ばれます。
(人はユートピアも創造できるのに、なぜ裏や暗に取り込まれてしまうのか?)
胡乱さんも「人」について、いつも健気にグルグル回っていらっしゃいますね。。。
次は原爆戦争繋がりで「核廃絶」「謝罪」を一気に考えてみます。
あひゃ〜さんが、一所賢明に科学未来図を語って下さいました。
疑問なのは、シンギュラリティーの先の「新たな戦争や死」はどうなのか?
生魂の大量破壊は一発の核爆弾、
タマシイのテクノロジーの大量破壊も、カンタンそうな気がしてしまうんだ。
三発で地球は滅ぶ、と言わしめる現在の「核」。
NPT(核兵器不拡散条約)米・ロ・英・仏・中国、の5カ国に加え、
これに属さない国(イスラエル、印、パキスタン)も含め、世界8カ国において、
わかっているだけで、28000発あるとされている。(ふえ続けている)
さらに、NPTに認められない北朝鮮、
核能力国(日・独・ブラジルなど)実質的核保有国もある。
CTBT(包括的核実験禁止条約)に反する国、
IAEAのエネルギー源をもつ国もある有様。
学べば学ぶほど怪しくなる、
それは、戦争の実態や歴史についても同じです。
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【702659】 投稿者: うが〜 (ID:skFtoKcvCSQ) 投稿日時:2007年 08月 29日 23:28
哲学堂さん、ありがとうございます。
夏休みの課題?を完璧にお答えくださって・・・。
うが〜、感激です。
「蝿の王」のガール版。
もし、女子だけで孤島に取り残されたら・・・。
女囚的な抗争に発展することもありですか・・。
う〜ん・・。
やっぱり、ガールでも争うんでしょうねえ。悲しいなあ。
「蝿の王」は、無人島に流れ着いたのが
全員思春期前の少年達だったというのがミソだったかもしれません。
たとえ男子だけでも、17、8才まで育っていれば、
もう少し分別のある行動を取る子も多かったのでは・・・。
また、男女編成だと、私は「青い珊瑚礁」のユートピアを信じたいほうですね・・・。
おそらく日本列島も何万年も前は、南方の島は無人島に近かったのでは・・・。
この世の中に男女がいるおかげで、人は「蝿の王」の主人公みたいに理性をフル回転させなくても
本能で子孫を増やしていき、ユートピアに近い世界を自然に生み出していったのでしょう。
しかし、飢饉とか食物事情がからむと
バイキングが南を目指したように、他国を侵略することを考えていくのかもしれません。
食べ物がたっぷりある、のどかな南の島では
果たして・・・人は争わないでユートピアを築けるのでしょうか?
食欲が満たされると、次は性欲、物欲、名誉欲、
人間生きている限り色々出てきそうですけれどね。
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【702740】 投稿者: うが〜 (ID:skFtoKcvCSQ) 投稿日時:2007年 08月 30日 08:13
自分で書いてて、食べ物がたっぷりあっても
人は争うものだと気づきました・・・。
大昔、無人島の集まりであった、日本列島は今は食べ物は豊富にあるけれど
年間三万を越す自殺者、いじめ、盗み、争いが絶えず、とうてい
ユートピアとは思えません。
また、人間という生き物は、多数派(「蝿の王」では本能派)が少数派(理性派)を
やっつけようとする・・・悲しい性質を捨てきれないのかもしれませんね。
いじめも常にその場のマイノリテイが犠牲になります・・・。
だからこそ、哲学堂さんのおっしゃるように
「蝿の王」は作品の中で
「狂気の中、己を保った一人を生き残らせる事に重要な意味があった」のですね。
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【702769】 投稿者: 哲学堂 (ID:YmxdtS.YgcM) 投稿日時:2007年 08月 30日 09:29
>「蝿の王」は、無人島に流れ着いたのが
>全員思春期前の少年達だったというのがミソだったかもしれません。
まっこと!蟹ミソに匹敵する部分だと思います。
記憶が正しければゴールディングの父も牧師で、
彼は、教会と墓に囲まれ心情育成されながら育ち、
父の職業柄、体制というものを感じざるを得なかったかもしれない。
作品にかなりの影響を与えているものと思われます。
船出した彼等はその後、どうなるのでしょうか?
一人残った少数派の彼も、発狂寸前でしたし、
そんな体験をしても喉元過ぎれば又、長い物に巻かれるのか。
ミジンコさんに共鳴する点が、実はこの部分なのだ。
統率者はまぁ仕方ないとしても、巻かれている多数の部分。
どこか、他力本願的で、主張が感じられない、
遠くで現実を回避しているような。
(2回ほど、そのようなフレーズをレスされていましたね)
「核」と「戦争」問題に立ち向かう時、
日本はこの部分が喉元過ぎれば、になってはいまいか?
小さき真情を見失う、人力より、武力を信頼しがち。
武力は人力が生んだのだから、人が変われば良いという根本も見失う。
(ふむふむさんもこんなイメージでしたが、どうでしょうか?)
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【702813】 投稿者: 哲学堂(後編) (ID:YmxdtS.YgcM) 投稿日時:2007年 08月 30日 10:56
マザーテレサが友人に宛てた苦悩の手紙の内容は・・・
まさに、人間の「欲・弱さ・見えない大闇」にくじけそうな本音であり、
日々行使することで、何とかそれらに立ち向かっている様子でした。
歴史は覆される。教科書改訂しばしばで、武将の肖像画も消され。
賄賂政治の田沼意次も、贈答礼を美徳とする和心で見れば清廉政治といえるらしい。
そんなこと言ったら、白も黒もなくなりますがな。。。
例えば少年法、今、目の前で起こっても、この情報時代でさえ議論が絶えない顛末。
自分じゃないからよくわからない、骨身に沁みない。
被爆国なら、防災体験のように「核体験ブース」があっても不思議ではないはずだ。
(そんなもの作れない、核の力に人の心が寄りかかっている)
日本は翻弄され過ぎで、決断力と団結心が矮小だ。
教育の現在は、個性重視「皆違ってて、皆いい」
しかし少なくとも他国は、国の考えを明確に教育に取り入れている。
日本の場合は「皆違ってて、皆いい」止り、なのだ。
「ありがとう」は「ごめんなさい」より何倍も、
正確さと誠実さが要求されるべきもの。
学んで、なるべく正確な情報を得る努力に加え、自分の五感で考える。
長くなる昔話は省きますが、以下は実体験からの結論です。
・「核」に対する考えを、国として明確にし教育にも反映させる。
・「戦争謝罪」は困難だが、過去謝罪は助成協力する事により、共同未来繁栄とす。
実際、日本はそういう方向ですが、儲けようとかは思ってはいけませんね。
胡乱さん、私はこんな思針ですが、いかがでしょうか?
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