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投稿者: スジャータ (ID:nwiLD01/aHU) 投稿日時:2006年 04月 13日 15:47
私は子供の頃から牛乳が大好きでした。
でも、最近よく見かける「牛乳は体に良くない」という話。
皆さん、これどう思います?
本当なのでしょうか?
だとしたら、牛乳大好き人間の私は牛乳絶ちをした方がいいのでしょうか?
妊娠中に牛乳を水代わりにガブ飲みしたら、生まれて来たお子さんが障害児だったという
書き込みも某所で見ました。
乳製品が好きなので複雑な思いです。
http://www.koumatsuba.zansu.com/gyuunyuunihakikengaippai/155.htm
http://www.seronjihou.co.jp/milk02.htm
http://www.seronjihou.co.jp/milk01.htm
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【358647】 投稿者: 牛乳好きです (ID:yfJeZo9p3Qc) 投稿日時:2006年 05月 04日 12:51
私も自分の腸の中を、内視鏡検査の時に見ましたが、
毎日、飲んでいる私の腸にも、何も付いていませんでした。
消化器科の先生も、それらしいことをおっしゃらなかったです。
腸壁といえば、宿便についても、友達の内科医は
「チョコレート状のどろどろの便が腸壁にくっついているって?
何をトンデモなこと言ってるんだろうねえ。
そんなもの、ないって。人間の腸だってけっこう長いから、
やや便秘気味の人が、通じがよくなる時には、たくさん出るだろうから、
滞ってたっていうのを、そういうふうにイメージしてるだけじゃないの?」っていっていたのを思い出しました。
「秋刀魚のこげたところ」の時も、「ほうれん草は結石の原因になる」と言う話の時も、
「1日に何キロ」っていうコゲやほうれん草を「食べ続けたら」という話だったように思います。
「妊婦さんは金目鯛をたくさん食べてはいけない」という新聞記事だって、
「1週間に1回以下が望ましい」って。
金目鯛、週1食べる人って、どんだけいるの…?
うちは、金目鯛なんて高級魚、1年に何回口入るかってとこです。
金目鯛漁(なんてモノがあるかどうか分からないけど)の漁師さんだって、
今時、「そればっかり」そんなに食べないでしょう?
なにかで読みましたが、
「どんな食べ物も、生物の身体にとっては異物であることには違いない。
生物は、「消化・吸収」というシステムを使って「異物」をエネルギーに変え、生命を維持している。
そもそも、リスクが全くない食べ物なんてあるだろうか。
糖分は重要な栄養ではあるけれど、過剰に摂取すれば害がある。
水だって飲みすぎたら死を招くのだ。
要は、「適度」という範囲から逸脱しないこと。」
…だそうです。
まったくその通りだと思います。
1日に「ごく普通の量」の牛乳を飲んでて、そこそこ健康で、そこそこ長生きできていれば、何をあわてることがあるのだろう、と思います。
もちろん、アレルギーなどの「身体が拒否する」という人は、飲んではいけないでしょう。
牛乳をやめた方が体調が良くなったのなら、飲まない習慣を続けられたらいいと思うし、
私は「牛乳が好き」で、飲んでも異常はないので「そこそこ」飲んで生きていくでしょう。
明らかに「身体に毒」と言うわけでもないのなら、「ただそれだけのこと」だと思います。
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【358722】 投稿者: ほっ。 (ID:ji2SXW8pFIM) 投稿日時:2006年 05月 04日 16:18
内科医 さんへ:
-------------------------------------------------------
> >
> 牛乳の中のたんぱく質は母乳の3倍もありその主成分は『カゼイン』という物質です。
> >
> このカゼインは、粘着力の強い物質であり木工用の接着剤にも用いられていますが
> >
> あの、牛の独特な内臓でしたら全く問題ありませんが、全く異なる人間の内臓では、
> >
> 消化器官で分解できないもの(プリン状の固体)を形成して腸壁にへばりつき、栄養の
> >
> 吸収を著しく妨害する。このことは胃腸などの研究をされている方々は、当然の常識と
> > なっています
>
>
> いやあ、初めて聞きましたね、こんな話。
> 胃カメラや大腸ファイバーで「腸壁にへばりついたプリン状の固体」なんて見た事ないですね。
>
>
> 正常な消化吸収能力があれば、たんぱく質(もちろんカゼインも含む)はちゃんと消化酵素がアミノ酸に分解してくれますから特に問題はないですよ。これ、私が中学生のときには理科の教科書に書いてありましたが、今でも教科書に載っているのでしょうか?それともゆとり教育で削減されてしまっているのでしょうか?
>
>
> こんなトンデモ話にだまされないためにも、ちゃんと勉強しなきゃいけませんね。
ほっといたしました。
私は、毎朝、晩牛乳を飲んでおり、それで体調も良いと自負しておりましたし、牛乳大好きです。
子供達にも、健康に良いと思い幼い時から飲ませておりました。
何かの記事ににも、牛乳は決して太らないし、健康に良いと書いてありました。
間違った情報は本当に恐いですし、ネットならではですね。 -
【358834】 投稿者: 宗教みたいですね (ID:FjcOZutA3Lc) 投稿日時:2006年 05月 04日 20:49
本当に、このスレッドの中身は、宗教そのものだと思います。
今は、
恐ろしい話題を書いて、本にすれば、ベストセラーになる、と言われていますから。
「恐ろしいことになるよ〜」、「地獄に落ちるよ〜」、と、
信者を集めている宗教と同じです。
適度にいろんな食材を取る、これこそが、健康だと思います。
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【358848】 投稿者: 内科医様 (ID:Fn6/fFXbINE) 投稿日時:2006年 05月 04日 21:35
骨粗鬆症他についてもご解説いただけませんか?
こちらの問題はどうなのでしょう? -
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【358860】 投稿者: 牛乳好きです (ID:nDAwVQeMR1A) 投稿日時:2006年 05月 04日 21:54
>宗教みたいですね…
うーん、「健康」に関すること、特に「子どもの健康」に関することとなると、
母親としては目を光らせるものですから、どうしても
「…は健康によくない」とか「…は健康にいい」とかいう情報に敏感なんじゃないかと思いますよ。そして、真剣なんです。
そして、私の友達にもいるのですが、「心配しだすととことん心配という人」や、
「みのさんやあるある、ガッテン、本当は怖い…などに影響され易い人」って、
世の中にけっこう大勢いるものです。根っからまじめな人なんでしょうかねえ。
(件の友達も、本当にまじめ一徹な母親です)
恥ずかしながら、私などはいたって無頓着ですが、それでも外国産の野菜などはちょっと購入に抵抗がありますし、たまーにしか買わない牛肉だって、高いと思いつつも国内産のを買いますから。
確かに、大丈夫と思って普段何気なく食べているものでも、思わぬ危険が潜んでいるというのは、ある意味、事実ではあると思います。
牛乳が身体に悪いと聞いて、その理由をイロイロ聞けば、「なるほど」と思えることもあります。
でも、結局は「まあ、程度問題というやつでしょう」というあたりに落ち着いてしまうのではないでしょうか。
なんだって、「…過ぎ」はよくないですよ。
勉強だって運動だって、そうですよね。
「適度にいろんな食材を食べる」…私も同感です。
子育てや教育全般においても、危なっかしいほどに一つの考えにのめり込んでいる人っているじゃないですか。
真剣さゆえですよね。
「食」における、そういう「現象」もありがちではないのですか。
いや、ここの「牛乳」に関しての、様々な「意見」が、宗教がかっていると言っているのではありませんよ。
そういう揶揄するような意図はありません。
(「牛乳の話」はさておいて、)「危機感を煽って商売にしている」というトンデモ話が、ないではない世の中なので、気をつけないといけないとは思います。
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【359414】 投稿者: 整形医です (ID:uqGnSN6erfs) 投稿日時:2006年 05月 06日 00:54
スジャータ(スレ主) さんへ:
-------------------------------------------------------
>
>
> ところで。
> 牛乳がカルシウム吸収を妨げるという意見に関して・・・
>
> 私自身は、完全否定は致しません。
> なぜなら、私の実家の母(60代)が牛乳大好き人間で、一日中牛乳を好んで飲む生活を
> 何十年と続けてきたのにも関わらず、骨粗鬆症で
> 胸のあばら骨にヒビが入った経験があるからです。
> 母はたいそう不思議がっていました。よその人よりよっぽど牛乳をたくさん
> 飲んできたのに、なぜ私が骨粗鬆症に????と。
牛乳を毎日他人より多く飲んだだけでは、骨粗しょう症にならないとは言えません。
ですが、医師として、多くの患者さまを診ていて、やはり、牛乳などのカルシウムを
多く含む食物が不足している方のほうが、圧倒的に骨粗しょう症になりやすいと
言えます。
牛乳などからのカルシウムが充分足りていても、カルシウムは、活性型ビタミンDの
助けで吸収されます。つまり、ビタミンDが不足していれば、カルシウムが足りていても
吸収は少ないのです。
そう、お母様、あまり日光に当たらなかったのではありませんか?
日光に当たらなければ、活性型ビタミンDができないので、カルシウムの吸収も
少ないわけです。
さらに、骨そのものは、ある程度の負荷をかけないと、強くなりません。
適度に運動することが大切です。
一般的に、華奢な(やせすぎ)女性に多いのも、上のような要因からだと言われています。
体重がある方は、骨に負荷がかかります。(体重が重すぎると、関節を痛めることが多いですが)
カルシウムを充分に摂り、適度な運動、一日15分程度の日光浴、そして、やせ過ぎないこと(=栄養失調にならないこと)が、骨粗しょう症を防ぐための策です。
お母様が、全ての条件を満たしておられたにもかかわらず、骨粗しょう症になられたと
すれば、更年期障害などの個人的要素が大きいと思われます。
これは、牛乳云々とは、別問題ですね。
>
>
> 医師からは、カルシウム剤と、カルシウム吸収を助ける薬を処方されたそうです。
> 母は、牛乳さえ飲んで入ればカルシウムは大丈夫だという考えは過信だったと言っています。
まさに、その通りですね。
>
>
> 私の家族の経験だけで、全てを言及することは出来ないとは思いますが、
> 自分の身の回りで、「牛乳多飲家族が骨粗鬆症になった」という経験が
> あることは、大変考えさせられました。
今現在ですが、やはり、骨の健康のことを論点にした場合、
医師は、牛乳をお勧めしています。
牛乳嫌いの方や、骨量の減少が大きい場合には、カルシウム剤+活性型ビタミン製剤。
もしくは、骨代謝関係のお薬をその方に応じて・・・が、主流でしょうね。
整形ですが、知り合いの産婦人科のDr.も同じ見解です。
何事も「過ぎたるは・・・」で、牛乳もバケツ一杯飲むなんて方、
いないでしょうから、適度に。
それに尽きるでしょうね。
ちなみに、牛乳や乳製品以外からのみカルシウムを摂るためには、
大豆製品や小魚、など、普通食事量では無理かと思います。(特に閉経期)
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【359816】 投稿者: エストロゲン (ID:4lqU/zPsZ8A) 投稿日時:2006年 05月 06日 21:12
スジャータ(スレ主) さんへ:
-------------------------------------------------------
> ところで。
> 牛乳がカルシウム吸収を妨げるという意見に関して・・・
>
> 私自身は、完全否定は致しません。
> なぜなら、私の実家の母(60代)が牛乳大好き人間で、一日中牛乳を好んで飲む生活を
> 何十年と続けてきたのにも関わらず、骨粗鬆症で
> 胸のあばら骨にヒビが入った経験があるからです。
> 母はたいそう不思議がっていました。よその人よりよっぽど牛乳をたくさん
> 飲んできたのに、なぜ私が骨粗鬆症に????と。
>
>
> 医師からは、カルシウム剤と、カルシウム吸収を助ける薬を処方されたそうです。
> 母は、牛乳さえ飲んで入ればカルシウムは大丈夫だという考えは過信だったと言っています。
>
>
> 私の家族の経験だけで、全てを言及することは出来ないとは思いますが、
> 自分の身の回りで、「牛乳多飲家族が骨粗鬆症になった」という経験が
> あることは、大変考えさせられました。
女性の場合女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌量が減ると、カルシュウムが骨や歯に
吸収されにくくなり、骨粗鬆症を招き易くなります。
手術等で卵巣を失った場合、なんらかの理由で40代半ば以前に閉経状態になってしまった場合に
ホルモン補充療法と言ってエストロゲン、及びエストロゲンによる乳がんのリスクを避けるために
プロゲステロンを投与します。
エストロゲンと骨粗鬆症の関係は婦人科医にも20年ほど前にはあまり重要視されていませんでした。
月経不順なのを放っておいていつのまにか閉経状態になってしまった人や、卵巣を摘出した後に
補充療法を受けなかった人はどんなにカルシュウムを摂取しても、骨に負荷をかけて骨が丈夫に
なるように運動をしても、肝心の骨にはちっとも吸収されないということがおこります。
分かり易く言うと、穴の空いている袋に水をいくらいれても水は穴から漏れていってしまうと
いうことです。
スレ主さまのお母様がこのケースに当てはまっているかどうかはわかりませんが、可能性の
一つとして上げておきます。 -
【360074】 投稿者: 内科医 (ID:INil9SsfPgI) 投稿日時:2006年 05月 07日 10:24
内科医様 さんへ:
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> 骨粗鬆症他についてもご解説いただけませんか?
> こちらの問題はどうなのでしょう?
牛乳の摂取量と骨粗鬆症との関連を調べた大規模臨床研究(主に観察研究)はいくつかありますが、いずれにおいても牛乳摂取量と骨粗鬆症の頻度に明らかな関連は認められない、という結果となっています。
すなわち、牛乳をたくさん飲むことで骨粗鬆症を有効に防止することはできない、ということです。
もちろん、逆に牛乳を飲むと骨粗鬆症になりやすい、ということもありませんよ。
カルシウム以外にもビタミンDやその他の栄養をバランスよく摂取すること、骨に適度の負荷をかけること、もちろん遺伝的素因・年齢など多くの因子が骨密度に影響していると考えられています。その中で牛乳摂取単独では骨密度に与える影響は小さい、と考えておいた方が良いでしょう。
アレルギーがある人などを除いて、適量の牛乳・乳製品の摂取が人体に害をなすとは思われませんが、バランスの取れた食生活が肝要かと思われます。
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