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【2989126】アカデミックな学びのある学校選び(女子)

投稿者: 迷い母   (ID:eJRfCvRjSa2) 投稿日時:2013年 06月 01日 13:46

娘の学校選びで迷っていて、本人も決めかねている状況です。
最終的には娘の希望で・・となるのかもしれませんが、とりあえずここでは、
親の迷いについて何か情報を頂いて道筋がつけばと思い投稿しました。

私の希望は、受験学力を高めることが最善で塾いらず、といったタイプの学校で
はなく、多感な時期に学問の面白さに目覚めることができるような、深くアカデ
ミックな学びがあるような・・そんな学校です。
受験のテクニックは塾にアウトソーシングもできますので、学校では受験に
直結せず遠回りをしてもよいから、知的な喜びに満ちた学校生活であればい
いという感覚です。
男子校で言うと、自調自考と教養主義の武蔵が浮かんできます。

私が思い描くような教育は、指導者自身にも深い教養と力量が問われるよう
に思いますが、各校の先生方や授業のことはなかなか具体的な情報が得られ
ません。
「ハイレベルな授業が行われている」というような説明はよく聞きますが、
ピンと来ない感じがしてしまって、私が思い描くような学びなのかが今ひと
つよく分からないのです。

通常の教室での授業だけでなく、フィールドワークや実験など座学ではない
学び、講演会等で知の最前線にいる専門家の話を聞く機会が多い、論文を書
くなどアウトプットにも力を入れている・・こういう学習もいいなと思いま
す。(といっても、これらは最近はどの学校でも導入されている当たり前の
ことなのでしょうか)

ちなみに夫は、学校で一番重要なのはピア効果であって、学校のシステムそのも
のに期待はしないと言います(私はちょっと期待を持っているので夫とは考え方
が違います)。
夫は自由を謳う公立トップ高校出身のため、「学校の教育そのもののおかげで何
か得られたということはない」とのこと。
従って、よりよい友達を得るために、学校の教育システムや校風などは考えずに
シンプルに偏差値で選べばよいと考えています。
(つまり私とは考えが異なるのです)

娘は塾内では成績上位1%以内を堅持できている状況です。
サンデル教授を面白いと言い、哲学に興味を示すなど好奇心旺盛なタイプです。
女子校、共学校のこだわりはありません。
また、渋渋は通えるけれど渋幕は通えないという地域です。

以上、長くなりましたが、前述のような観点を重視した場合、「この学校が
よいのでは?」というようなご意見をお寄せ頂ければと思います。
できれば実際に、その学校での学びを体験したOGの方々のお話をお聞かせ願
えれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

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  1. 【2991078】 投稿者: たんぽぽ  (ID:GbOxIS4NsDY) 投稿日時:2013年 06月 03日 08:40

    サンデル教授を面白いというのですから、哲学・倫理的なことに興味がおありなの
    でしょう。文系でしょうか。
    白熱教室でもMITの教壇のスーパーヒーロー、ウォルター・ルーウィン教授による授業が面白いという人には、豊島岡もいいですよね。
    空はなぜ青く夕焼けは赤いか、電車でジャンプしてもそのまま着地する理由etc
    体当たり実験で楽しませてくれますね。

  2. 【2991090】 投稿者: たしかに。  (ID:k9zBmePVOww) 投稿日時:2013年 06月 03日 08:51

    自分がJG卒で、受験生の母です。
    JGは、在校時から現在までずっと「うちは大学受験のための勉強はしない」というポリシーですが、それは「大学受験というのは高校課程の教科書に沿ったものから出題されるので、それを教えておけば充分」という意味だったようです。
    つまり、「大学受験のための勉強=先取りをどんどんして、演習を重ねる、テクニックを身に付ける」という意味で語られていました。
    そこまでは面倒見ないよ、ということですね。昨年娘のために行った説明会でも、院長がやはり「うちは大学受験のための勉強は行いません、というか本校での授業をきちんと理解していれば大学受験には充分対応できます」とおっしゃっていました。
    そりゃ理屈ではそうなんだけれど、授業を聞いて
    →理解して→演習を繰り返し→完全に受験で使えるようにするまでのステップは、つまりは自分でしてね、ってことです。
    教科の授業については、中学から高3まで、教科書に忠実だったなあと思います。(教科によっては先生の好みである分野だけ深くやりすぎて、他の分野に穴ができるものも)
    いわゆる副教科は、学校の独自性が強く出ていました。平和教育、宗教教育など。ただかなりアクは強いので合わないと悲惨ではあります。
    いわゆるバリバリの進学校(渋渋や豊島など)といわれるところもふくめ、いろいろ学校訪問しましたが、JGが「うちはこんなことをやっています!!!」と過去も現在も主張していることは、特段珍しくもなく、いまどきはどこの学校でも普通にやっているものだったということを知りました。
    だから、上に書いていらっしゃる方がいましたが、「大学受験対策」「とアカデミック」というのは、対極ではないのだと思います。渋渋や豊島は時間の使い方が上手いという印象を受けました。
    JGは、「あえていろいろ与えすぎない」ようにしている感じ。高い学費の割りに…と思われがちですね。そうそう、それを求めているのよ!というご家庭にはいいと思います。

  3. 【2991123】 投稿者: 国立  (ID:bQlVEdxAOls) 投稿日時:2013年 06月 03日 09:25

    >筑駒のようにお給料が安くても主要教科のみならず副教科を大学院卒の教師をズラリと揃える
    >ことができれば別ですが
    突出した進学実績ばかりに目を奪われがちですが、筑駒の副教科講師陣の充実振りは他に例を見ない素晴らしさと聞きますね。
    特に芸術系はすべて現役プロの方ばかりとか。
    体育も筑波大の関係機関から優れた指導者が招聘されているそうです。
    となると、筑附も期待できるのでしょうか?

  4. 【2991135】 投稿者: そう言えば  (ID:t/ierHxQB4k) 投稿日時:2013年 06月 03日 09:38

    少し前に雑誌で見ましたが、豊島岡は教師を灘や東大寺に派遣し授業を
    より進化させるよう学び続けているとか。筑附、筑駒、お茶附には毎年
    教師を派遣して授業見学していると書かれていて、かなり意欲的に努力し
    続けている学校なんだなぁとちょっと見直しました。
    まだ一度も見に行っていませんが今年見学に行ってみようかな。

  5. 【2991169】 投稿者: たしかに。  (ID:k9zBmePVOww) 投稿日時:2013年 06月 03日 10:12

    筑附の説明会で先生がおっしゃっていたこと。
    「本校は国立なので、学習指導要領を外れることはできません。にもかかわらずこうした(生徒の日常を紹介したDVDについて説明)質が高い授業ができ、成果があるのは、ひとえにオーディエンスの違いです。友人が一所懸命取り組むことを尊び、切磋琢磨する。これが普通の公立だとなかなか難しいのです。なにマジメにやっちゃつてるの?というような空気が…」と。結局は環境ですよね。
    またJGもそうでしたが、好きな勉強に邁進しても、(またはオタクの道まっしぐらであっても)だれに気兼ねする必要もなく周りもあーだこーだ言わない土壌があるところがいいですね。
    あまり学力レベルが違うところに行ってしまうと、こういう環境すら得られないということも。
    スレ主さんの場合は、難関校というくくりからは外れないようにしないと周囲とのギャップもつらいと思います。

  6. 【2991187】 投稿者: 教養を身に着けるなら  (ID:hHQuXVgxlcw) 投稿日時:2013年 06月 03日 10:29

    学校で教養を身に着けるのだと考えなくてもいいのではないでしょうか?

    例えば、サンデル教授が好きなら家でDVDを見るだけで、哲学的な教養を身に着けることができます。
    一事が万事で、志があれば教養は学校以外でもいくらでも身に着けられます(そちらの方がずっと多い)。
    新聞を読む、テレビを見る、そうした日頃の生活の中でも教養になっていく可能性があるものはたくさんあるのですから。

    子供が受験生だった時、受験直前になったらあまり受験勉強をしなくなり、哲学書ばかり読んでいました。
    その意味を聞くと、東大の試験は教養が重要になるので、ちょっと哲学的素養を身に着けたいと思って、と言っていました。
    その効果があったのかどうか、国語など人文系の科目の成績が非常によく、あまり苦労することなく合格することができました。

    本当は後期試験を受けてみたかったとも言っていました。
    東大の後期試験は、教養の高さで合否が決まる試験だと思います。
    そして、その対策はほとんどできないようです。
    授業などで身につく教養ではなく、日頃の生活の中で何を考えているかが問われるのでしょう。

    確かにアカデミックな授業がある学校もありますが、おそらくそこで身に着けられる教養よりも、自分で教養を高めたいと思って生活することの方が、ずっと多くのものを得られると思います。

    つまり、どこの学校に行っても同じですから、偏差値や校風などから自由に選んでしまっていいのではないかと思いますよ。

  7. 【2991518】 投稿者: やはり  (ID:/03DypEtw5g) 投稿日時:2013年 06月 03日 15:30

    我が子の学校で、国立の先生の授業を体験したあとに、色々と思うところがあります、

    失礼な言い方ですが、ボテンシャルの高いお子さんたちがいらしてこその授業だと思います。

    そうなると、やはりある程度の偏差値を持つお子さんたちが集まる学校、入学者の持ち偏差値がかけ離れ過ぎていない学校であることが前提だと思います。

    国立以外で女子御三家の中では、やはり女子学院がリベラルアーツを実践されていて、とても素晴らしいと思います。

  8. 【2991573】 投稿者: 卒業生親  (ID:rzLma4OLrfY) 投稿日時:2013年 06月 03日 16:27

    名前の出ている学校を卒業して東大に進学した娘がいます。


    どなたかがおっしゃる通り教育実習生に多くかかわる学校生活でしたが、別段不満はありませんでした。高校生にもなりますと、生徒が「実習生を鍛える」意味合いが強かったように思います。実習生が煩わしくて授業の妨げ、などという声は生徒からも保護者からも聞いたことはありません。


    中学は制服あり、規則も厳しい。高校は私服でこれと言った校則はない。自由の意味を深く考える三年間でした。レベルの高い仲間たちとともに両方を経験できたことも貴重な体験だったと思います。

    体育の授業も面白いものでした。広いキャンパスを十分使って三年間しっかり体を動かすことができた。水泳の授業が三年秋までしっかりあるのは珍しいでしょうね。プール(屋外。雷が鳴ってなければ降雨時も授業あり)には体育科の教師のほかに数名の卒業生がついてみっちり泳げるようになるまで鍛えてくれます。

    大学受験については一切特別な指導をしない、と説明会で伺った上での入学でした。
    確かに私立に進んだ友人のところのような、ドリルや小テストの類は一切なかった。でも高3の後半、学校の授業がすべて終わった後の数日間、科目ごとに特別講座をやってくれもしました。(希望者のみ)

    わが子は入学当初大学のことなんて全く頭になかったと思いますが、周囲によい影響を受けて自分なりに目標を作り、きちんとそれを果たしました。休み時間や空き時間に自分でやっているテキストに向かっていてわからないところで悩んでいると、通りかかった子が一人二人集まってきていつの間にかその分野が得意な子が先生となって黒板を使って講義が始まる、そんな空気がごく自然に低学年からあったと言います。
    わが子は「アカデミックな学び」を大いに満喫したと思いますね。

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