子供が大人になったと思ったとき｜掲示板スレッド

小さい時は「そんなことしてたら○○しないよ！」
という脅しが非常に有効でした（笑）
もう○○に連れて行かないよ！
もう買ってあげないよ！
etc・・・

脅されると、わぁーーーッと泣いて「いやだー」といっていました。
私は、そんなにひんぱんにそのセリフを使うこともなかったので
余計効いたんだと思います。

小2の頃でしたか、お風呂に入ろうとする娘（すでに一人で入っていました）に
もう何が原因だったかは忘れてしまったけど腹が立つことがあって
「そんなことしてたら○○しないよ！！」とここ一番の脅しを言ったのです。
娘は、わぁーーーッと一瞬泣き出しましたが、そこでふっと真顔になり
「ふん」
といいながら風呂のドアを閉めたのです。

脅しが効かなくなった瞬間でした（笑）
親の意見が絶対じゃなくなった。冷静に判断し、これは脅しなんだって理解したんです。
私はショック受けましたねー（笑）

私は体に障害があるので、娘が幼児期は、道を歩くのでも、電車に乗るのでも、病院や買い物でも、子どものこと、自分のこと、もういっぱいいっぱいで、無我夢中で育児をしていたように思います。
ある時ふと気づくと、娘が「そこ段差があるよ」などと自然に手を差し伸べてくれました。小学校へ入学した頃だったと思います。
お姉ちゃんになったなぁ･･･と感動しました。
そしてさらに１年ほど経って、娘を駅へ迎えに行った時、学校のお友達が私を見てくすくすと笑ったんです。障害のため動きがぎこちなかったり不自然だったりしますから。すると娘は、
「お母さんには障害があるの。でもみんなのお母さんと同じように何でもできるんだよ。ご飯を作ったり、お勉強を見てくれたり、お仕事もしてるよ。障害は病気と同じでお母さんにはどうすることもできないの。みんな、どうすることも出来ないことを笑われたら悲しいでしょ。やめなよ、そんなこと」
これを怒るでもなく、冷静に穏やかに言ったんです。それ以来お友達からは普通に挨拶されるようになりました。
私が小２、小３くらいの頃は自分の障害に劣等感を持って他人と接するのが怖かった時期です。それに比べて娘はなんてしっかりした大人なんだろう、とわが子ながら感心しました。
子どもが母の分身じゃないって実感するのはさびしいことですが、成長して行くことを感じるのはとても嬉しいことですね。

仕事の失敗を慰めてもらったとき。
本当に息子の言葉通りになって、相手との関係が修復できたので、彼の成長にビックリしました。

買い物に行ってたくさん荷物があるときに、何も言わずにヒョイっと全部持ってくれたとき。
大人というか、頼もしい～と嬉しくなりました。

旦那より男前になってきた(笑)←１番嬉しい！

同じく重い荷物を持ってくれる

着る洋服が大人用になった。

いたずら電話が掛かってきて旦那不在時、息子が出たら効果バッチリ。　　

などかなぁ？

下の子(小学生)が90点くらいのテストを持ち帰った時、できたところをほめるより先に私が
「あら～、おしい。　なんでここ間違えちゃったの?」
と指摘したら、上の子(中１)が
「お母さん、まず拍手でしょーーー。よくできてるよ！　さぁ、はーくしゅー！！」
と下の子をほめていました。
まぁなんて、大人になったのでしょう…　と、ちょっぴり感動でした。