夫の実家の会社がずっと経営不振です。｜掲示板スレッド

全部が全部そうではないと思いますが、やはり長年経営してきた会社を業績悪化でたたむのは人生を否定されたような気になる人もいるのではないでしょうか。私の父も、義父もそういうタイプです。私自身もそうでした。父が会社や家の存続のため、いろいろ無茶をしていたとき、夫からは父を何とかしろと何度も言われました。でも、私も結婚して数年の夫より、何十年と育ててくれた父のほうに心情的には近かったのです。夫もよく私を見捨てなかったと思います。だから私も今、がんばって夫を支えているのです。

遠い親戚の会社がつぶれたとき、息子さんは「親父の代でつぶれてくれてよかった」と言ったそうです。そうでなければ、やはり息子さんは苦しい会社を継いでいたのでしょうね。

借金は連帯保証は今はされていないかもしれませんが、事業を引き継ぐ際に銀行から追加で保証人になるよう要求されるかもしれません。続けるならまず断れません。「また親の犠牲になるのかな」とご主人が言われているということは、「犠牲になるつもりでいる」と言っているのも同じです。さんざん私の父を非難していた夫ですが、今は同じ状態です。親に背けないのです。

他人の意志を変えることは困難です。だから変わらなかった場合、トピ主さんはどうするのか考えておいたほうがいいと思います。自分を貫くのか、変わるのか。

スレ主さま
＜普通の親だったら会社やその他諸々の事よりも、子供の行く末を最優先するのが普通だと思うのですが、会社経営の家というのはそうではないのですか？
＜そういう考えである私はおかしいのでしょうか？（私自身は、至って健全な考え方だと思うのですが）
何が何だか価値観が分からなくなってきました…。

普通のサラリーマンのご家庭ならスレ主さんの価値観でも構わないのでしょうが。
会社を経営しているということは、その会社に勤めている人及びその家族への責任もあると
思います。
経営者ということは今まである程度の旨みもあったのでしょうから、それなりの義務・責任があるのでしょう。

皆様どうも有り難うございました。


皆様のお話の中で「経営者の立場というのは会社に勤めている人やその家族に対して責任がある」という類のお話がありますが、それはよく分かります。

私の祖父も（私が生まれる時には亡くなっていましたが）従業員３０人ほどの会社を経営しておりました。
しかし、（私的・公的共に）必要な物にしか全くお金を出さない人で、自宅も２０坪弱。（この家に祖父・祖母・子供５人が暮らしていました）

用事で祖父の家に来た従業員は皆「これが社長の家？？」と驚いていたそうです。


祖母も必要なもの以外は全く買ってもらえず（気分的に）苦労したそうです。

そういった話を聞いていたので、会社経営の家というのは、必要な時のためにお金を貯めておくので華美な生活はしないものだと思っていました。
（もちろん、会社に何かあった時のため）

というか、華美な生活をしても、必要なお金は、その華美な生活を遙かに上回るお金を貯めているものだと思っていました。
（景気の動向で、いつどうなるか分からないのが商売だと思いますので）



主人と結婚した時、初めて主人の実家を訪れた時は、家の中にあるものが全て高級に思えてなりませんでした。
主人の祖父が骨董を集めるのが趣味だったそうで、そういった物が部屋中にあり、またその他高級品がずらりとありました。

（今はそういった物を売りに出しているそうです。また、それらの物は高額で売れるそうです。）

また、主人の幼い頃の写真を見ても全て高級と思われる様な洋服を着ており、景気の良い時はずっと（私達から見ればですが）贅沢をしてきたのだろうと思います。

主人やその家族にとっては、それが普通だった様です。

ただ、勿論主人の実家の場合はこういったことだけが原因で会社が傾いてきた訳ではなく、景気ともまた別の理由があったそうですが、商売というのは難しいのかな〜と思います。




今回、皆様のお話をお伺いして…ですが、やはり今は不況ですから、どこもしんどいのですよね。余程大きい会社でない限り景気の良い会社は少ないと思います。大きい会社でも負債を負ったまま後を継いだ２代目が自殺してしまったなどの話も聞きます。



ただ良くできる経営者というのは潮時を知っているのではないかとも思います。ずるずると周りに迷惑をかけながらも続けて挙げ句の果てに倒産なんて事になる場合は、そんな中でいくら一生懸命仕事をしていると言った所で「悪」でしかないと思います。




私の所の場合は、まだ周りに多大な迷惑をかける所までは至ってないながらも、後者ではないかと思います。


借金が膨らむ場合もあるのに、「いつか景気が良くなるかも知れない」「今のしんどい時さえ我慢すれば良い時がくるかもしれない」などと考えて会社を続けるのはプライドからでしょうか？
（勿論、出来ることならこのまま商売を続けたい、今のままでいたいという心理は分かります。）

そういった状況でも辞められない場合もあるでしょうが、主人の場合はまだ子供も小さく主人自身の年齢もまだ転職のきく年齢だと思います。



以上の理由から、主人の長男としての立場・会社を経営する家としての立場などを踏まえて考えても、このまま借金を負ったまま主人が継いだりすることに納得がいきません。
「悪」だと思います。

今回ご相談したことで、主人の「立場から逃れたくても逃れづらい苦しさ」また「出来れば商売を続けていきたい気持ち」などがより鮮明に見えてきた気がします。
ですので、出来るだけ主人の気持ちや立場を考えながら、尚かつ私達家族も安泰に暮らせるような道を模索するためにも一歩を踏み出したいと思います。
どう一歩を踏み出すかは、まだ分かりませんが…とりあえず主人の様子をみつつになると思います。

まだまだ見えてこない部分もありますが、前へ踏み出したいと思います。有り難うございました。

〆られた後ですが、一言。
会社の経営に携わっていた人の転職は大変難しいです。
また、私は建築の仕事をしていますが、建設業界は大変な不況です。
10年業界から離れていた場合、経験者としては通用しません。
今ある会社を何を目的に経営していくのか考えるのが最良かと思います。

ぶどうさまへ


>幸い夫の叔父が別の会社を経営しており、夫の実家の会社が倒産した場合は夫を雇うと言ってくれているそうなのですが、
>夫いわく「今だから叔父は雇うと言ってくれているけど、１〜２年したら年齢の関係で雇ってくれないかも知れない」と言います。
>
私も一言だけ。
叔父様の会社に就職の件ですが、もし叔父様がご主人を将来の後継者として育てるつもりならいいのですが、
叔父様が実の息子または娘婿を後継者として考えているのなら叔父様の会社に就職は少し考えた方が良いと思います。
親戚の会社で働くというのは、立場的に本当に難しいです。

ありがとうございます。

主人は、建設会社への就職は希望しておらず、コロ様の仰る様に「ブランクがあるので無理」と申しております。
私もその世界の事は分かりませんので、主人の言う通り「無理なのかな」と納得しております。


主人の叔父の会社に就職することに関してですが、叔父には長女と次女がいます。
長女の方は会社を継ぐことを当初から拒否しており、次女の方が（今の所）継ぐ予定のようです。
最初は、「次女の方が婿養子を取って継ぐ」という話があったそうなのですが、婿養子の件は諸事情で流れたそうです。
それで、主人が叔父の会社に就職した際には次女の方（主人の従妹）の補佐役になってほしいと言われているみたいです。
（もちろん、またいずれ次女が婿養子を取る話は浮き上がってくるかもしれませんが…）

叔父は、昔から男の子が生まれなかった事を悔やんではいるみたいなので、会社は男の子に継いでもらいたかったのかも知れませんが、主人が叔父の会社に就職したからと言って、主人が継ぐという事には（今の所）ならないかと思います。

私も、補佐役のような形で主人が就職したとしても、いずれ次女の方に婿養子が来ることになったら、主人の立場はどうなるのだろう…と思い不安ではあるのですが…。

主人自身はでしゃばる性格ではないので、（相手を立てる性格なので）争いごとのような形にはならないかなとは思いますが、実際のところは難しいかもしれませんね。

家業って大変ですよね。
親が失敗すりゃ息子は、全部背負わなきゃならない。
借金だってそうですよ、設備投資だの運転資金だの
会社を経営してたら当たり前にかかりますから・・
そのくせ、親は退職がないからいつまでたっても
経営に口を出すし手も出すしで、息子が一番苦労
してるんじゃないのでしょうか？
しかし、いずれ親は引退するのです。
そーなった時、親父の作った借金は残りますが
会社を大きくして成功するチャンスも残るのです。
会社という土台はあるのですから、それを生かすも
殺すも、息子さんの腕次第。
これが会社経営の醍醐味だと思いますよ。
光と影はどの仕事にも付いて回ります。
心配ばかりしないで、いざとなったら裸一貫で
やり直すくらいの気持ちを持ってやったら如何ですか？

私の実家も代々の家業があります。
従業員さんは50名です。
兄は跡継ぎとして育てられ女である私と妹は大学迄出してやる、見合いで結婚しろと言う環境でした、
反骨精神からか大学で資格を取り税理士に恋愛結婚し東京に出ました。

兄は父が亡くなった時に伯父家族に会社を乗っ取られ形だけの役員になりました。
数年後、役員も外され無職になりました、
ですが生まれた頃から跡取りとして育てられ、お金に苦労した事を無い兄は、50万円以下の給与であくせく働くのはバカらしいと
又、セールや安い食材は抵抗があり未だに浪費家です。
最初は相続した預金や不動産を少しずつ手放してました。
今に実家にある骨董品、宝石、時計等を売却しそうで不安です。


例え倒産しても、現実を直面しどんな生活でも対応できるかが大事と思います。