野心の残り火なの？｜掲示板スレッド

我々の世代は何かを選ぶ時に何かを諦めなければならない世代だった。でも今の子育て世代は育児支援が進んだり、夫のサポートがあったりで、キャリアも家庭も両方選ぶことが出来る。だから余計にモヤモヤするのかもしれませんね。

なんと哲学的なスレでしょうか。

まだ女性の大学進学者数が今ほど多くなかった頃、
地方出身者で東京の四年制大学を卒業して、
そのまま東京で就職、結婚、出産、子育て、マイホーム購入。
子育ても目途がついて振り返れば、ふと上京時の志を思い出して。

きっと今は日常に大きな問題がないからこういう感慨が出てくるのでしょうね。

答えはない。人と比べても解決しないモヤモヤ。

そういう私は最近、垣谷美雨さんの本を唸りながら読んでいます。
垣谷さんは1959年生まれ。上記のようなモヤモヤを言語化してくれて
なおかつユーモアもあります。

やっと子供が社会人になったので、読みながら私自身のこれからも考えています。

最後の一行が効いてます。唸りました。
世にも奇妙な物語に出てきそうです。

「我々世代の女性って、結婚と出産と育児があると、その時々によって生き方を変えざるを得なかったよね。あっという間だったよね」昨日久しぶりに会えた高校時代の友人との会話です。
10代後半のあの時代を共に過ごし、夢や希望も、結婚当初の様子もお互いも知っていたけれど、出産〜育児あたりからなかなか会う事すら出来ず、最後に会ったのはやっと上の子供達が小学校に上がった頃。友人のお子さんは成人してました。

結婚後はかなり諦める事が多かったけれど、それでも子育ては自分を成長させてくれたから優先順位は間違ってなかったかなぁ。今のお互いの仕事の話をしたのですが、まさに妥協点に落ち着いたよね、と苦笑いしました。

友人と話しながら今までの自分を振り返る事も出来て、とても良い時間を過ごせたのですが、あのバブルの女子高生だった私たちがあっという間に今の自分たちになっていたのが不思議に思えて。。。夢なんじゃないかとさえ。

これから先は、急流ではないでしょうから、穏やかに前向きに生きて行きたいです。「欲張らず」を付けようかどうしようか。もうちょっと頑張ってみたい気もします。体力気力と相談しながら攻めてみようか、どうしようか。

これから一歩をさんのように、家事と育児の人生、専業主婦を貫いた人生に
全くの疑問もなく、自己肯定感をもてる人には結局こういう悩みはわから
ないんじゃないかな。
なかなかそう思えないからこそ、この年になっても自分の人生について
モヤモヤする人は多いと思う。

「〇〇さん、生きてますか？生きてるなら、生きてることを自分で楽しくしたほうがいいと思う。」

もう20年近く前のドラマですが、最近になってこのセリフがじんわりしみてきます。
アラフィフ、いろいろありますよ。
劇中でも、何にモヤモヤしてるのか分からないけど悩んでる子の話もあった。
それは子供だったけど。

スレ主に見てもらいたいなあ。

何の疑問もない専業主婦、と思われてしいましたね。
会社員としての成功を目標にしていた人からは
そう見えるかもしれません。

私は専業主婦とはちょっと違って、
小さな仕事ですが、
一番下の子が幼稚園に入ったころから
かれこれ１７年、少しずつ作り上げてきたものがあります。
新しいビジネスモデルなのですが家ではこれ以上広げられず、
それを自宅を離れて立ち上げるのがこれからの目標です。

スレ主です。

皆さま、引き続きありがとうございます。
必ず個別にお返事を書かせていただきます。もう少しお待ちください。

しかしその前に誤解があるようなので。

私は今までの人生(家庭優先)を後悔は一切していません。
それなりにその時にできる努力をして今があると思っていますので。
元々性格的にも後ろを振り返りません。(故郷に未練のない人間ですし)
ですので、他の人生とも交換したくありませんし、交換しても同じ人生グラフな気がします。

ただ、むしろ、今、私のもとに押し寄せてきている若い頃の残り火というか、別の本能が、「子育て後どうするの？若さが無くなりで無理がきかなくなってる中、ここを間違えると本当に後悔するんじゃないの？」と言っているような気がするのです。

そうなのでしょうか？

ただ、反面、５０歳ともなると今までの人生グラフの延長のような気もいたしますので、引き続き現状維持に努めて周りを愛する良き家人であり隣人になれていれば良しなのでしょうか。。。

私は「５０にして天命を知る」事をしたいのです。

そして、皆様とのこのやり取りで思い当たりましたが、私の残り火の正体は野心ではなく「闘争本能」でした。

負けん気とも言いますね。

今までずっと私を支えてきてくれたものです。
少し平和になったと思っていたら…また顔を出してきたようです。

老いと平穏とを相手に、戦えるのでしょうか。