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【1376134】剣岳 点の記 何故冬山?

投稿者: ライチョウ   (ID:Rw0XHz0JQ7U) 投稿日時:2009年 07月 23日 20:37

「剣岳 点の記」を見ました。
想像以上に素晴らしい映画で感動して帰ってきました。
ただ、腑に落ちない点があるのですが、なぜ彼らは「冬山」で登頂を目指すのですか?
私は晩夏に剣岳に登ったことがあります。
それでもわたしにとっては過酷な登山でしたが、当然冬山ほどではありませんでした。
わざわざ「冬山」でなければいけない理由があったのでしょうか。
原作を読んでいないので、原作には理由が書いてあるのかもしれませんが。
ご存じの方、教えてください。

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  1. 【1377256】 投稿者: 素人考え  (ID:f/paTipiSJw) 投稿日時:2009年 07月 24日 20:28

    山のことは全く分かりません。
    (映画は来週辺りに見に行く予定です。)
    切り立った岩の崖って、とりつきようがない、というか
    手をかけるところも足をかけるところもないじゃないですか。
    でも、氷の壁だったら、なんていうんですか、ハーケン?金具を打ち込んで登っていけるような感じがするんですよね。
    だからわざわざ「雪のある斜面」を登るんじゃないかなーと
    思います。
    間違っていたらごめんなさい。


    あと、陸軍と山岳会の「どっちが早く登頂するか」の競争になっていたから、とにかく「登れるなら早く登れ!」みたいな命令があったのではないかしら、と思います。
    もっといい時期に登りたいと思っても、陸軍の上層部の言うことですもんね…根性があれば登れる!みたいなことを言われて
    仕方なくだったのかも。
    または、
    素人ではワカラナイ「その時期に登った方がいい点」というのがあるのかもしれないと思います。

  2. 【1377532】 投稿者: 本当に!!  (ID:dADP/YMvoJY) 投稿日時:2009年 07月 25日 00:45

     素晴らしい映画でしたよねーー!!
    ただ、公開前の撮影のドキュメントを観たので、実際の撮影の過酷さがが予想外にさらっと淡々と仕上がっていたので、ゴメンナサイちょっと残念な気がしました(撮影スタッフ・俳優さん方は近年にみない様な過酷さでしたでしょうに)
     非難ではありませんが、監督はカメラマンとしては勿論一流でしょうが、映画の最終編集ちょっと・・・??すみません!!
     雪山の件ですが、修業僧の言い伝えの時「え?雪山??」と思いましたら、主人(山岳部)曰く「ガラ場は崩れ易く登り難いけれど、雪で被われれば起伏も緩やかになるから」とは申したおりました。
     実際の登頂や撮影は違うかもしれませんが・・・
    小学の娘と3人でしたが、振り返ると高齢の方の多さに驚きました。
     皆さん終わって慌てて帰る事無く、流れるスーパーを雑談しながら観ていらっしゃいました。優しい時の流れを感じました。

  3. 【1390772】 投稿者: 気圧計  (ID:BhpWcuiq/36) 投稿日時:2009年 08月 06日 19:55

    原作には
    梅雨の雨続きのときに
    気圧計の変化を見て、「よし、今からなら登れる」みたいな判断があって
    気圧計→気象の判断というのがとてもポイントになっていた覚えがあります。


    映画は見ていないのですが、映画にはなかったのでしょうか? 

  4. 【1394965】 投稿者: 北アルプス  (ID:ShLYpOMxjXk) 投稿日時:2009年 08月 11日 17:36

    原作を読み、映画も今日見てきました。
    全体の流れはこんな感じだと思います。


    前年の秋に調査のため一度訪れ、冬が来る前に下山
    この間に修験者と会い、修験者の間で言い伝わっている
    剣岳に登るなら「雪を抱いて登り、雪を抱いて降りよ」
    という謎めいた言葉を聞く。


    翌年春本格的測量登山開始。
    ふもとは春だが、立山剣岳は高山なため5月6月でも
    天候によっては猛吹雪の時あり。
    今回の目的は剣岳登頂だけではなく
    立山全体の測量と三角点埋設という一大プロジェクトであり
    早く始める必要があった。測量を続けながら、
    ルートを開発し、登頂アタックにベストなタイミングを
    探る必要があった。
    しかし、観測を続蹴る中、
    どのルートも想像以上に険しく、ことごとく無理とわかる。
    そんな中、篠崎と長次郎は、剣岳アタックには
    雪渓を通っていくルートにしか望みが無いことに気づく。
    (ここで前年の修験者の言葉が意味をなしてくる。)
    しかし、その雪渓ルートは極めて危険を伴うため、
    多くの天候・気象的条件がそろわないと無理であり
    剣岳アタックの条件が整うのは、雪渓の状態の良い
    一年のほんの数日しか無いことを感じる。
    (ここで気圧計の読みが重要になる)


    とこんな感じでしょうか。
    実際に登頂してみて、あの修験者の言葉は、
    実際の体験に基づいた言い伝えであったことが
    わかるという落ちがついています。


    映画も良かったですが、原作の方は、もっと良かったです。
    人物描写が細やかで、陸軍、山岳隊、地元住民との
    心理的葛藤がとても良く書かれていました。
    原作を読んだあとで映画を見ると、少々単純化しすぎていたり、
    ドラマ化しすぎていたかな、という感じです。
    山岳隊との心の絆も、映画では派手に手旗信号でしたが
    原作では小島からの手紙です。
    ずっと押さえの利いた、心打つシーンでした。


    それにしてもスレ主さん、剣岳に上ったことがあるなんて
    たいしたものですね。私は室堂、雄山までしか行ったことが無いので
    いつかチャレンジしてみたいと思います。

  5. 【2199171】 投稿者: 雪渓を登る  (ID:kayk1V05l3w) 投稿日時:2011年 07月 11日 09:22

    夏でも残る雪渓(谷)を利用して
    登ルートです。雪渓が、なければ上れない所でも 雪(氷)が、階段とか、梯子になり登山ルートになります。
    現在の一般のコースは、くさり、梯子の整備された岩場ですが、それでも危険一杯です。

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