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投稿者: 「傍聴者を監視するような行為は民主主義を侵す最悪の行為だ」. (ID:oEUhAYe/8v.) 投稿日時:2014年 06月 11日 10:18
埼玉県議会: 埼玉県警 警官が警備 共産県議団が抗議 「傍聴者を監視」 /埼玉 - 毎日新聞 2013年12月21日
県議会の本会議と常任委員会の開催日に、議会側が浦和署に警備を要請し、派遣された同署員が議会棟内で警備していることが20日、分かった。
議会事務局や県警は「秩序維持や不測の事態に備えるため」と説明している。
しかし、共産党県議団は、警察官とみられる男性が傍聴者の情報を収集していた目撃談もあるとして、「傍聴者を監視するような行為は議会制民主主義を侵す最悪の行為だ」...
http://mainichi.jp/area/saitama/news/m20131221ddlk11010296000c.html
警察官が県議会傍聴者を監視 抗議の記者会見
記者会見する柳下団長(右2人目)と加藤・新日本婦人の会会長(左2人目)
12月17日に急きょ開かれた県議会文教委員会において、傍聴受付の場に警察官がおり、議会事務局が傍聴者の名前を読み上げたのに合わせてメモを取っていたことが明らかになりました。
12月20日、当日傍聴していた教育研究者の藤田昌士氏、新日本婦人の会埼玉県本部(加藤ユリ会長)と日本共産党埼玉県議団は連名で下記の声明を発表し、記者会見を開きました。
会見で柳下団長は「私服警官が監視するようなことがあっては、県民は安心して議会の傍聴などできない」、新婦人の加藤会長は「警官が秘密裏に傍聴者の名前を控えることは人権の侵害で許されません」と話しました。
記者発表
2013年12月20日
教育研究者 藤田 昌士
新日本婦人の会埼玉県本部 会長 加藤 ユリ
日本共産党埼玉県議会議員団 団長 柳下 礼子
埼玉県議会文教委員会傍聴者の埼玉県警による監視問題について
12月17日に開かれた埼玉県議会文教常任委員会の傍聴者が待機する4階ロビーにおいて、傍聴者の中に警察官がおり、議会事務局によって傍聴者の名前が読み上げられたと同時にメモを取り始めました。新日本婦人の会の会員を含む傍聴者の複数がこの警官と顔見知りであったため、偶然この事実は発覚しました。
本日の議会運営委員会で、日本共産党の村岡正嗣県議が警察官の配備等について確認したところ、議会事務局は、毎議会ごとに議長名で埼玉県警に警備要請をしてきたこと、定例会の直前に議会側と警察側の担当者で会議を開いていることを明らかにしました。
日本共産党による議会事務局の聞き取りによると、県警への要請は相当の年数行われてきたものであり、いつから始まったのかは議会事務局も把握しておりません。
議会中の本会議と常任委員会開催日には警察官が一名派遣されてきました。
17日には常任委員会が急遽開会となったため、議会事務局より連絡をして派遣要請をしたとのことです。
このような警備要請は地方自治法、議会規則などにも根拠はなく、京都、大阪、東京など主だった議会において、定例的に警察官が派遣されている例はありません。
しかも、この間議会運営委員会にも議員にもこのことが報告されていないことは重大です。
さらに重大なのは、議会事務局に対して埼玉県警が派遣された警察官の警備内容が明らかにしていないことです。
党県議団の県警に対する聞き取りの中では、県警は警察官の派遣は認めましたが、警備の人員の部署、警備場所や内容について全て公表を拒否しました。
議会の傍聴者を監視するような行為は、議会制民主主義を犯す最悪の行為です。
また、議員すら知らない間に警察官の警備が行われ、その実態が議員にも議会事務局にも明らかにされないなどということは断じて許されません。
私たちは、埼玉県警に対して、強く抗議するとともに、早急に17日に行われた警備の全容報告を求めます。
また、埼玉県議会議長におかれましては、以後埼玉県警への警備要請を廃止し、議会の守衛による警備体制強化を求めるものです。
以上
http://www.jcp-saitama-pref.jp/html/menu03/2013/20131220184545.html
12月定例県議会閉会にあたっての団長談話埼玉県議会12月定例会は12月20日に閉会しました。
党県議団は同日、閉会にあたっての柳下礼子県議団長の談話を発表しました。以下に紹介します。
2013年12月20日
日本共産党埼玉県議会議員団 団長 柳下礼子
12月定例会を振り返って
一、2日から20日まで開会された12月県議会において特筆すべきは、16日に行われた文教常任委員会(田村琢実委員長)で、県立朝霞高校の修学旅行の事前学習や、社会科教諭の研究会での研修内容について県教育委員会を執拗に追及し、修学旅行のしおりや感想文などを資料要求したなどの問題である。
常任委員会審議は17日にも再開され、委員会は「県立高校の社会科教育の指導徹底を求める決議」を自民・刷新の会などの賛成多数で可決したが、その内容は「『台湾を植民地にしていた』など我が国の歴史的事実と相反する若しくは未確定・ねつ造の記述が使用されている」などという特異な歴史観にたつとともに、修学旅行や教育研究活動への政治介入そのものである。
これら一連の文教委員会における教育への政治介入は、安倍内閣の「教育再生」や秘密保護法の採決強行など、反民主主義的な姿勢と期を一にしたものである。
一、同文教委員会の傍聴者より、顔見知りの埼玉県警浦和警察署員が傍聴者待機ロビーにいて、議会事務局によって傍聴者氏名が読み上げられると同時にメモを取り始めたという情報が、党県議団に寄せられた。
議会運営委員会の場での村岡正嗣県議の追及に対して、議会事務局は毎定例会ごとに議長名で県警に警備を要請し、事務局と県警の定例会議が開かれていたことを明らかにした。
このような警備要請は地方自治法、議会規則などにも根拠はなく、京都、大阪、東京など主だった議会において、定例的に警察官が派遣されている例はない。
しかも、この間、議会運営委員会にも議員にも、このことが報告されていないことは重大である。
県警は、警備の人員の部署、警備場所や内容について全て公表を拒否している。
議会の傍聴者を監視するような行為は、議会制民主主義を犯す最悪の行為である。
また、議員すら知らない間に、警察官の警備が行われ、その実態が議員にも議会事務局にも明らかにされないなどということは断じて許されない。私たちは、埼玉県警に対して、強く抗議するとともに、早急に、17日に行われた警備の全容報告を求める。
県警はこの党県議団の申し入れを「抗議であると受け止め受け取りを拒否」した。
埼玉県議会議長に対して、以後埼玉県警への警備要請を廃止し、議会の守衛による警備体制強化を求める申し入れを行った。
一、今定例会において、知事提出議案28件、議員提出議案8件が可決同意認定された。
党県議団は28件に賛成し8件の議案について反対した。
特に利根川右岸流域下水道の維持管理に要する経費の関係4市町の負担金については、本庄市などの下水道負担金を9円/立方㍍引き上げ72円にするものである。これを仮に全て利用者に転嫁すれば、5人家族で年間4200円もの負担増となることから反対した。
一、平成24年度一般会計及び特別会計決算と平成24年度公営企業会計決算については第1に県立小児医療センターの移転のための費用が支出されたこと、第2に職員の定数を削減した上に給与を減額し、その上突然の退職手当の減額によって教育現場に大きな混乱をもたらしたこと、第3に八ッ場ダムのように必要のない公共事業に支出されたことなどを理由に認定しなかった。
また決算特別委員会で採択された新たな森建設事業についての附帯決議案に党県議団は反対した。
決算委員会の場においてこの問題で一切質疑は行われなかったにもかかわらず、9月定例会での執行停止という重い決議を覆す、「事業の実施」を強く求める附帯決議は筋が通らない。
一、教育委員人事について、党県議団は不同意とした。今回推薦されている岩本育子氏は藤沢市教育委員在任時 、河野談話はじめ日本政府の見解とも異なる特異な記述が行われている育鵬社版の歴史・公民教科書の採択に賛成した人物であり同意できない。
一、閉会直前に自民党により「12月9日の一般質問と9月定例会の反対討論における社民党佐藤征治郎県議の『自民党の内部抗争を持ち込む』という発言は、懲罰に値するきわめて不穏当な発言であり看過できない」として、発言部分について削除を求める動議が提出された。
議長は直ちにこれらを採決し、賛成多数で発言の取り消しを求める動議が可決された。
このような動議が提出された場合、会議は休会し精査のための議会運営委員会を開くべきであった。議長の拙速な議事進行は遺憾である。自党の意に沿わない発言をむりやり削除させてしまう自民党のやり方は、議会制民主主義に照らして許されないことは言うまでもない。
一、秘密保護法について廃止を求める意見書案を、党県議団、民主党が議会運営委員会に提出した。自民党らの反対によって委員会提案は実現できなかった。
県民より「『特定秘密の保護に関する法律案』の廃案を求める意見書」の提出を求める請願が提出されたが付託委員会で不採択となった。
議会運営委員会の場で村岡県議は「秘密保護法の廃案求める請願は初めて県議会に提案されたものだ。
しかも同法は県民の大きな関心をもっている。賛否にかかわらず討論を認めるべきだ」と強く主張したが自民、刷新の会によって討論は認められなかった。
県議会中に、党県議団、民主党、社民党3会派による秘密保護法の廃案を求める共同声明を発表し、合同の街頭宣伝行動をおこなったことは重要な成果である。
以上
http://jcp-saitama-pref.jp/html/menu03/2013/20131224111209.html
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【3416415】 投稿者: 日本人 (ID:rz1xeSNnZ1s) 投稿日時:2014年 06月 11日 10:28
>このような警備要請は地方自治法、議会規則などにも根拠はなく、京都、大阪、東京など主だった議会において、定例的に警察官が派遣されている例はない。
そうなら、埼玉はとても危険な場所ということですね。
>議会の傍聴者を監視するような行為は、議会制民主主義を犯す最悪の行為です。
必要な場合、傍聴者の中に危険な者がいないかどうか確認するのは議会制民主主義を支える重要な役割ではないでしょうか?
>この間、議会運営委員会にも議員にも、このことが報告されていないことは重大である。
このような報告により、議会が影響を受けるのはよくありません。
人権、人権って誰の人権?
何が問題なのかよくわかりません。 -
【3417051】 投稿者: 傍聴者 (ID:VVc.Fl8T08o) 投稿日時:2014年 06月 11日 19:13
傍聴者がすべて良い人だという性善説は成り立たないんじゃない?
中には騒いだり暴れたりする人もいたから
こういうことになったんでしょうよ。 -
【3422745】 投稿者: 二俣川 (ID:SdShwDV3W4w) 投稿日時:2014年 06月 16日 17:23
議会や議場内に警察官が常駐する事態は好ましくない。
即時、中止すべきである。
議員の議会活動の自由や表現の自由、傍聴者の議事傍聴の権利に委縮効果をもたらしかねない不当な行為である。
しかも、県警が活動の内容や員数を公開しないとは、議長からの要請の範囲を超えた警備公安活動上の情報収集を行っている虞さえ濃厚だ。
憲法の保障する自由や民主主義を尊重する意義を理解できる教養ある常識人なら異存はなかろう。
立憲主義とは、このような権力の不当な活動を抑制し、市民の自由を守るためにある。 -
-
【3422951】 投稿者: 日本人 (ID:SyrtFilT4Nk) 投稿日時:2014年 06月 16日 21:17
>憲法の保障する自由や民主主義を尊重する意義を理解できる教養ある常識人なら異存はなかろう。
問題があるから、いるんでしょ。
その問題をはっきりさせればいいんじゃないの? -
【3423018】 投稿者: 二俣川 (ID:SdShwDV3W4w) 投稿日時:2014年 06月 16日 22:04
>問題があるから、いるんでしょ。
その問題をはっきりさせればいいんじゃないの?
果たして、問題はあったのだろうか。
仮にあったとして、議会や議場に警官の常駐は不適切ではないか。
しかも、議会傍聴者名を警察が勝手にメモする意図は何か。
過去に校内暴力あったとて、教室に警官常駐するは妥当であろうか。 -
【3423162】 投稿者: 実例 (ID:DrIN1SVcxec) 投稿日時:2014年 06月 16日 23:47
>問題があるから、いるんでしょ。
外国人参政権が国民生活を壊す
2010年02月15日 PHPビズオンライン 山田宏(杉並区長)
・教科書採択への外国人の猛抗議
(前半略)
まず、私自身が経験したことをお話ししたいと思う。2005年、杉並区が扶桑社の歴史教科書を採択したときのことである。
いずれの国であれ、自国の国民の子弟の教育内容は、その国の国民が責任をもって決めるのが当然である。どの教科書を選ぶかも国民の重要なテーマで、小中学校の場合、それは市町村の教育委員会の権限になっている。その権限に基づいて、杉並区の教育委員会が扶桑社の歴史教科書を採択するのではないかとマスコミで報じられるや、全国の民団(在日本大韓民国民団)から抗議の手紙が殺到した。全国各地の民団の各支部から続々と舞い込んできたのである。どの歴史教科書を採択するかは民団が強く関心をもってきたテーマであり、彼らの主張する歴史認識に反する教科書を採択しないよう強く求めてきたのだ。
そればかりではなく、杉並区議会でこの教科書採択のことが質問に上ると、民団の関係者と思しき人びとが大挙して傍聴に訪れて傍聴席に陣取り、大きな声で野次を続けた。議会の傍聴席でそのような行為は禁じられており、議長も注意をするのだが、どんなに注意されようとも意に介さない。さらに、区長室の前にも多人数で押し掛け、シュプレヒコールを繰り返したのであった。
(以下略)
http://shuchi.php.co.jp/article/796 -
【3423225】 投稿者: 二俣川 (ID:SdShwDV3W4w) 投稿日時:2014年 06月 17日 01:16
>【3423162】 投稿者: 実例(ID:DrIN1SVcxec)投稿日時:14年 06月 16日 23:47
お門違いの「実例」だ。
それは反動・山田の自業自得だろう。
しかも、たとえ傍聴人が騒いだとて杉並区役所には警備員がいる。
議場規則に反するなら、警備員によって退場を促せば済む話だ。
ところが、本件には傍聴人にそのような行動はない。
しかも、埼玉県庁にも警備員がいる。
よって、不特定多数の警察官らが県議会の議場内外にわざわざ常駐する必要性など、100%存在しないのである。
逆に弊害のみ生じるだけだ。
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