美大受験について｜掲示板スレッド

美大受験生の高2の娘を持つ保護者です。
中高一貫の進学校に通っていましたので、初めて娘から美大受験したいと言われた時には驚きました。

①まさに、娘に説得されました。元々絵を描く事が好きな娘でしたが、将来の仕事は絵に携わる仕事につきたいとか、美大受験予備校のサイトの保護者向けメッセージを見せてくれたり、美術の時間に描いた油絵を見せてくれたり。ご両親がデザイナーのお友達から、美大受験予備校の話を聞いてきたり。
最初、娘が美大に行きたいと言い出した時は、真剣に考えていませんでした。高一の間は、美大受験、普通の受験のどちらにも進めるようにして、高2になる時に、もう後戻りは出来ないと親子でもう一度話し合いました。
一度ではご両親を説得できないかとは思いますが、あなたが諦めないで説得を続けたら、ご両親もきっと応援してくれると思います。

②情報量が少ない今、そこまで決めなくても大丈夫です。美大予備校に入る時に、細かな志望まで決まってない人が多く、基礎科で学びながら、予備校の先生に面談して貰って決めていきます。

③美大も芸大も学科試験があるので、進学校は、学校の勉強を頑張るだけで、学科対策出来るのが強みですよ。

高2まで、理系と美大受験を併願するような生活は可能だと思います。どちらも、塾の日数が少ないですから。
高2の間に、どちらの道に進みたいか、覚悟が決まってくると思います。

高3では理系と美大受験は併願できません。高3だと、芸大コース、美大コースと分かれて、それぞれの受験課題に特化していきます。理系だとしても、国立か私大かでコースが違うでしょう。

中学生の今は、勉強を頑張って、好きな絵を好きなように描いているのが良いと思います。
美大予備校は、受験テクニックを学ぶ所なので、高2からでも間に合いますよ。頑張ってくださいね。

是非親御さんとじっくり話をして決めた方が良さそうです。
①就職や仕事が美大で大丈夫？と言う心配でしたらデザイン一択です。企業に入ってどのような作品が望まれるかを学ぶからです。日本画だと苦労するかもです。
②自分が美大向きかどうかを判断する一つとしては予備校に早い時点で体験されるか？学ぶべきだと思います。5-6時間でデッサンまたは色彩構成を完成させるためには大変な精神力と技術力が必要です。そればかりやることは自分に合っているかが問われます。
③高2～受験まで、週5日毎日3時間以上予備校に通って、夏期講習とか冬季講習も1日中予備校に行って批評されて頑張って、やっと芸大を受けるスタートラインがイメージです。武蔵美や多摩美の人気学部もそれに準じます。本当に行きたいなら、早く説得して早く予備校に通うのが良いと思いますよ。でも高1で週2-3回位の予備校に行って自分の才能とかやりたいこととか？確認するのがスタートかな？
参考になりましたらと思います。

　親も子供も中高一貫進学校→美大です。私（親）自身は中2から日本画の先生の私塾に週1通っていて、中高美術部（もっぱら油絵）、高2から美術予備校でした。日本画科受験でしたが、どこか合格したかったので受けたデザイン科しか受からずデザイン科に入ってデザイナーになりました。諦めちゃったんです。

　受験の難しさから言ったら日本画科は本当に難しいです。デザイン科は今は本当に科がいっぱいありますし、定員もものすごいいっぱいあります。藝大武蔵多摩にこだわらなければ、どこかには絶対に入学できます。

　日本画科はもちろん大学卒業してなくても絵描きにはなれるのですが、6年間絵だけに集中できる環境は貴重なものであり、プロフィールにも書けるので・・美大進学は親が許すならしたいところです。
　でも、デザイナーは何浪もするくらいならどこかに入ってしまって学校である程度頑張っていい作品を書けるようになれば就職できるので、皆何浪もしないんですよね。芸大にこだわっていた人も3浪ではさすがに武蔵多摩に入学します。

　一方、日本画などのファイン系は働くこと考えてませんから、何浪でもします。そして！！ブルーピリオド見ていらっしゃると思いますが・・才能ある子の前に努力はほとんど意味をなさないんです。デッサンなんていくらうまくても圧倒的な画才の前に吹き飛びます。
　また、我々一般人と違ってはちみつとクローバーの女の子みたいに常人じゃない人種（アスペルガーとかボーダーとかそういう人種）は、違う世界を持っていますから描く絵が特殊でその人だけの世界なんです。もう、逆立ちしたって太刀打ちできない個性ってものを持っているんです。
　作家になると、あの特殊な人たちと個性で戦わなきゃいけないんです。結構、苦痛ですよ。絵描きになるって、そういう事なんです。苦しいですよ、普通の人にとっては。それがあの人たちはお花畑でふわああ～～、って好きに描いてものすごいのし上げてくるんです。

　失礼しました。ファインの世界の厳しさ、知っておいた方がいいと思って。だから子供がデザインの世界に行きたいと言った時は賛成しました。デザインは努力したら世界一には慣れなくてもそこそこセンスのいいのデザイナーにはなれるんです。もちろん、切磋琢磨とかセンスとか色々葛藤はあると思いますが、そこそこ普通に稼いで生活もできます。

　理系特進科を生かすなら千葉大の工業デザイン科は建築科と一緒の科なので学科受験で、メーカーのデザイン部目指すなら就職もいいですよ。結構難しいですけど・・

　他の学校目指すなら高2から転科するのがいいと思います。うちの子は高1まで理系で千葉大目指していたんですが学校見学行ってＭかＴ行きたいと言い出し・・受験予備校に毎日行くようになって高2から私立文系クラスに変わりました。（普通の高校だと理系→文系は高2で簡単にできるので）
　上位の学校で、成績も良かったので学科で受験乗り切ったようなものですが、実技の成績はそこそこだったので本当、苦しんでいました。

　受験予備校に行くと浪人生と成績争うわけですから。その辺はブルーピリオドに良く描かれていますよね。ブルーピリオド、現役生が2人？3人でしたっけ？受かっていますが、あれ、新宿予備校かな？御茶ノ水予備校かな？その2校以外、複数受験予備校から藝大油絵科に現役が合格することないです。

　普通の少し大きな予備校じゃ数年に1人現役生は合格する程度です。その辺、誤解しない様に！！昔の私の行っていた予備校なんて私の年、日本画科浪人生含め8人いたけど4年ぶりに5浪が一人芸大に入学、3浪が一人ずつＭ入学でした。

　ファインじゃなくてデザイン科でも現役と思うと結構実技やらなくてはいけないので、国立理系目指すクラスでは試験の質も難しいと思うのでそれなりに勉強時間取らないとついていけなくなりクラスにいるのしんどくなると思います。千葉大以外数２数3物理必要な所などないし、この3科の勉強って途方もなく時間取ります。その時間を実技に割り振らないと・・

　まあ、進学先でも美術の先生はいらっしゃいますよね。進学して美術部にでも入って美術の先生とお話してください。結構、相談相手になってくださると思います。どんな進学校でも数年に1人は美大進学者いると思うので、その相談相手になってきたはずですし、美術の先生は他校の先生とも交流があり、美術予備校の事など色々知っていらっしゃるはずです。

　入った美術予備校で結構、将来決まっちゃいます。美術予備校って色があるんです。どっぷりはまる前に自分がどうしたいか考えて、ここじゃないと思ったら美術予備校変えてください。これ、結構重要です！！

　長々語っちゃいました。

　ブルーピリオド美大受験の事良く書かれています。主人公うまくいきましたが、普通はうまくいかないもんですよ。でも、才能ある人はいついかなる場合でもする~って行っちゃうんです。だからファインの世界は理不尽、恐ろしいです。

　

　

先日六本木でやっていた美大卒業制作展に行ってきました。
多摩美、武蔵美と女子美、日芸の卒業制作が一気に見れて興味深かったです。
プロに匹敵する素晴らしい作品もありました。
が、各大学ひとりくらいはなぜこの大学に入学できたんだろうと首をひねるレベルの人もいました。
あと、一般人には理解しがたい感性のものも多く美大に入る人は若干壊れているくらいの方が過ごしやすいのかもしれない。
それぞれの大学の個性も見れるので卒業制作展いってみるといいと思います。

メンタル弱い娘、小さい頃から絵を書くのだけが取り柄。
コミュ障。

高校まではどうにか卒業したが、

美大に進学したまではいいけど結局、中退。

やはりメンタル病んでいた。
今は引きこもり。
最悪！