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【5043090】併設型はいずれ廃止?

投稿者: 都立中保護者   (ID:9XHEPurpgww) 投稿日時:2018年 07月 01日 10:20

最近、東京都教育委員会から、「都立中高一貫校検証委員会報告書」なるものが発表されましたが、その中で併設型一貫校に関する記述がありました。
内容としては、
・高入生の進学実績や英検などの検定取得が内進生に比べて概して振るわない。
・内進生の先取り学習に支障がある。
・当初期待された高入による内進生との刺激を与えあうという教育効果が思うように働いていない。
・少数派の高入生にとって多数派の内進生の中に入っていってうまくいくか不安で人気が無い(応募倍率が低い)
・学校にとって高入者入学選抜に関する業務が大きな負担。
といったような趣旨で、かなりネガティブなことばかりが書き並べられています。
そのうえで、なんと「現在の併設型において高校募集を停止した上で、中学段階の入学枠を拡大することが望ましい。」とまで結論づけています。非常に衝撃的な内容ですね・・・

ttp://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/press_release/2018/release20180628_01.html

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  1. 【5046910】 投稿者: 併設校中入2人親  (ID:zAfHP2vXW8w) 投稿日時:2018年 07月 05日 06:21

    目指す側から見た価値、についておっしゃる通りと思います。
    定員割れを起こした時など、学校側の併設ゆえの多大な苦労にもかかわらずこの結果なら、併設の意味なくないか?と思ったものでした。

  2. 【5046935】 投稿者: 併設型の限界  (ID:hwG61hgEqJg) 投稿日時:2018年 07月 05日 07:16

    某都立中高一貫校を卒業した子供がいます。
    今から10年前に受検して、4年前に卒業しました。
    このように随分以前から都立中高一貫校を見てきましたので、肌感覚として、併設型の限界を感じていました。

    併設型というのは、子供にとっても、学校・先生にとっても、制約や負担というデメリットが大きいのに、メリットはほとんどないというのが実情なんでしょうね。

    子供にとってのデメリットは、やはり中入生と高入生との間に大きな壁があるようで、表面的に仲良くなれても、やはりお互いの距離はできてしまうように見えます。
    また、学習面では、先取り教育ができないことと、中入生と高入生の学力差を考慮した指導が難しいことが、大きいと思います。
    これが、中等教育学校との大学合格実績に大きく出ていると思います。
    露骨に言うのは気が引けますが、10年前は、小石川・武蔵・両国を都立中御三家なんて言われていましたが、今、その言い方に恥じない実績を出せているのは小石川だけと思います。
    武蔵はそこそこ数字を出せてはいますが、ここ数年は受検倍率も低迷し、この先に大きく飛躍するとは想像しがたいです。
    両国はどうもぱっとする数字を出したためしがなく、10年前はずいぶん格下だった桜修館に今では並ばれている状況です。
    (桜修館はこれから人気化した後に入学した子供が卒業し始めるので、両国は完全に逆転され、おそらく武蔵も逆転されることになると思います。)
    この状況を見ても、併設型の限界と中等教育学校の優位性を感じます。

    学校・先生のデメリットとしては、やはり中学受検と高校受験の2つの準備をしていくことは大変体力・負担のかかることだと思います。
    また、上にも書きましたが、学力差のある子供を一緒に指導するのは難しく、色々と悩みはつきないものと思います。
    中等教育学校だけでなく、普通高校でも、併設型ほど学力差がないので、やはり学校・先生の悩みは大きいはずです。
     

  3. 【5046986】 投稿者: 限界と言われても  (ID:ipr.6Xa6J/E) 投稿日時:2018年 07月 05日 08:31

    限界があっても全てを中等にするのは難しいかと。少子化での定員増はないだろうし、一貫校の中学の教師の数も確保しなければなりません。

  4. 【5047049】 投稿者: 成功例  (ID:kW1/KfZqIxc) 投稿日時:2018年 07月 05日 09:19

    でも、筑駒や開成は成功していますよね。中学、高校受験が両方あっても。

    それは生徒の質がいいから、というのは逃げ口上に過ぎず、システムとして学校がうまく回せているからです。

    国立も私立もうまく回せているのに、公立だけがダメ、というのは理に適いません。

  5. 【5047143】 投稿者: 都立中学の親  (ID:P3SWS8WZlZk) 投稿日時:2018年 07月 05日 10:31

    中等教育学校は先取りあり、検定外教科書使用で私立に近い学習環境です。
    私立の学費を負担に感じるご家庭にとっては有り難い存在だと思います。

    一方、併設型は検定教科書+先取り無しで普通の区立中と変わりません。
    高倍率の入試を勝ち抜いてきた優秀な生徒には物足りない授業ではないでしょうか。

    併設型も中学入試では7~8倍もの高倍率なのに高校入試は定員割れの全入の年もあります。
    これだけ人気に差があるのに高校募集を続ける意味が解りません。
    特に都内東側には中高一貫校は両国、白鴎の2校しかなく、どちらも併設型です。
    もっと中等教育学校を増やして欲しいですね。

  6. 【5047230】 投稿者: 冗談じゃない  (ID:OXB3DKnj2w.) 投稿日時:2018年 07月 05日 11:29

    むしろ中高一貫校は増えないでほしい。都立志願の高校受験生には迷惑な話です。中学受験なら国立や私立に行けばいい。

  7. 【5047266】 投稿者: よくわかります  (ID:WoDSGV5t4jY) 投稿日時:2018年 07月 05日 12:10

    併設型の限界さんのおしゃること、その通りと思います。

    確かに、小石川、武蔵、両国と桜修館の都立中上位4校を見れば、併設型の限界と中等教育学校の優位は、はっきりわかります。

    小石川が実績を出し続けているのも、桜修館が驚異の上昇を見せたのも、明らかに中等教育学校なので、存分に英才教育ができるからでしょう。

    この点、やはり併設型は厳しいです。
    先取り教育ができない上、生徒間の学力差が大きいとなると、先生方も打つ手なしです。
    例えば、東大志望の秀才と日東駒専がやっとの凡人が、同じクラスで机を並べている感じなんでしょうね。
    教える先生方は、どちらのレベルの生徒に授業内容を合わせるかなど、非常に困る状況なんでしょう。
    だから、教育委員会も、我慢の限界に達して、今回声を上げたんでしょう。

    あと、筑駒や開成と比較しても意味はありません。
    レベルがあまりにも違いすぎです。

  8. 【5048496】 投稿者: 中等派  (ID:BRu9FZGyCsE) 投稿日時:2018年 07月 06日 12:58

    国私立だって中入・高入の学力差があることは周知の事実。開成だって相当高いレベル同士での較差はある。

    そもそも中入と高入の学力差はあって当然で、学力差がつかないなら学習指導面においてはわざわざ中入させる意味ないし、むしろ私立なら「3年早く入学さて高い学費払ってきたのに学校はどういう指導していたんだ!」と批判されて当たり前なのでは?

    較差を少しでも是正するために高入ありの一貫校はそれぞれに努力されているとは思うが、それが成功かどうかは当事者が個々に評価すべきこと。

    今回の都立併設型の問題は、教育委員会(正確にいうと教育委員会が設置した検討委員会)が併設型の内部学力格差を公に認めると同時に高入停止の方針を打ち出したものだから、「これまで問題を看過し、何も対応をしてこなっかたのではないか!」というのがご批判の趣旨だと思われる。

    実態としては現場の教職員は学習指導要領の縛りの中で相当努力されてきていると思うので、これまでどういう対応をしてきたのか明らかにすべきだし、その努力に対しては正当な評価をしたうえで最終判断としての高入停止なら問題ないと思う。
    私学のように理事長の経営判断一つで唐突に高入停止宣言できないところが都立の辛いところでもある。

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