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【1009204】進路悩んでます

投稿者: さなぎ   (ID:EzA38QOB4MA) 投稿日時:2008年 08月 25日 10:50

中3の娘の進路のことで相談させてください。
小さい頃からお医者さんになりたいという夢を持っていました。
が、最近生死に向き合うことが自分には苦しいと思い始めたようです。
つまり自分が担当した患者さんが亡くなる時にたとえ最善を尽くしたとしても
力不足で無力感を感じてしまってそれに耐えられないのではないかと。
明るくてお友達も多く活動的ですがナイーブなところがあって、
お友達の悩み事の相談でも親身になりすぎるくらいです。
娘に言われてやっぱりその点で悩む時が来たかと正直思いました。
しかし、苦しんでいる人を支えたいという思いや病気の人を助けたいという思いはあり悩んでいます。
親としては人を支えるという仕事は娘に向いていると思う反面
精神面で重いものを背負いすぎて体を壊してしまわないかと憂慮しています。
例えば芸術家やスポーツ選手のようにその活躍で周りの人に夢や希望を与えられる、
そんな才能があればいいのですが残念ながら。。。
他に薬剤師やリハビリ関係の仕事もあるとは言ってみたのですが良いアドバイスがあればよろしくお願いいたします。

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  1. 【1009300】 投稿者: 雨  (ID:hymLo426zf2) 投稿日時:2008年 08月 25日 13:13

    外科とかを考えられているのでしょうか?
    たとえば、生死と向き合う事が少ない、歯科とか眼科とかは考えられていないのでしょうか?

  2. 【1010227】 投稿者: さなぎ  (ID:EzA38QOB4MA) 投稿日時:2008年 08月 26日 18:00

    おっしゃるように眼科などは生死に向き合うことは少ないかもしれませんが
    外科でなくてもやはり生死に向き合うことは多いですよね。
    解剖とか手術などには抵抗は無いようなのですが
    人との関わり方がいつも深く寄り添うタイプで
    ドライに割り切ることが苦手です。
    患者さんの生命を預かるとか生死が自分にかかっているという状況を想像してしまうのだと思います。
    一つの選択肢として心療内科も考えているようですが、
    それはそれで私は最近の傾向として自殺者が増えていることなどが引っ掛かります。
    娘自身が医師という道を選んでやりがいもあり幸せな人生を送れるのならいいのですが
    神経をすり減らしてしまうのなら他の道もあるのではないかと思ってしまいます。

  3. 【1010384】 投稿者: 開業医  (ID:z8T2di8sKr6) 投稿日時:2008年 08月 26日 22:06

    さなぎ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 娘自身が医師という道を選んでやりがいもあり幸せな人生を送れるのならいいのですが
    > 神経をすり減らしてしまうのなら他の道もあるのではないかと思ってしまいます。



    ・・・・世間で言うところの立派な職業、例えば一流企業のエリートサラリーマン、
    上級公務員、外交官、法曹・・・すべてやりがいはありましょうが神経をすり減らし
    てしまうような大変な勤務です。楽をしてやりがいがあるような仕事はないと思いますが
    いかがでしょうか。


    そもそも中学3年生の子供の夢ですからこれからいくらでも変化しますでしょうし、
    周囲が真剣に気をもむ問題ではないように思えます。
    そして「生死に向き合うのが苦しい」などと悩むのは医学部に入学してからで
    十分ですよ。

  4. 【1010440】 投稿者: そうですね。  (ID:c9fFTUl5Vgs) 投稿日時:2008年 08月 26日 22:55

    さなぎ さん へ


    開業医さんがおっしゃるとおりだと思います。

     エリートと言われるサラリーマン、多忙で複雑な現場にいる学校の教諭をはじめ、精神科医ですらストレスでうつ病を患う時代。
     病院であっても、医師不足による過重な勤務のため、不本意ながらリタイアする勤務医。
       
     やりがいとストレスは紙一重のような気がします。
      
     
    「生死に向き合う」ことについて 
     高齢化の中、在宅医療、看取りの医療がクローズアップされてきます。
     生死に向き合うのは医師のみならず、コ・メディカルスタッフを含め不可避です。
     
     さて、思春期のお子さんの死に対する見方・考え方は、曰く観念的、感覚的な部分も大きいと思われます。
     
     齢を重ね、近親者の看取りなどを体験して、大人の死生観が作られていくとすれば、大学生になってから、大いに悩んで結構だと思います。
     
     中3の今は、医師になりたいということはさることながら、生死とか、人間とはなんぞや、などという哲学的命題に悩む時期なのかもしれません。
     
     そこで、1冊の本をお薦めします。
     池田晶子さんが著した「14歳への君へ」です。平易な言葉で書かれていますが、含蓄があります。五十路前の大人が読んでも感じ入るものがあります。
     時間があれば、一読してみてください。
       
      
     あと蛇足ですが・・・
     生死に向き合わない診療科目に医師が集まることは、私たち受療者にとっては、少し不都合な事態かもしれませんね。
     救急や急性期医療にかかわる医師が増え、助かる人命が確実に助かり、その後回復期医療がバトンタッチして、その人のQOLが向上することが望ましいことです。
       
     医師が自分の意志で診療科目を決めるのは当然ですが、不足している診療科目を希望する学生、地域医療を支える気概を持つ学生が一人でもふえることを望むものです。

  5. 【1011653】 投稿者: さなぎ  (ID:EzA38QOB4MA) 投稿日時:2008年 08月 28日 10:49

    アドバイスありがとうございます。
    狭い視野でしか周りが見えていなかったことを反省しました。


    池田晶子さんの本は以前「14歳からの哲学」がとても良かったので上の子には薦めたのですが、
    さっき上の子の本棚を見てみましたら隅の方で埃をかぶっていました。
    早速娘の机の上の本棚にさりげなく立てておきました。
    大きなきっかけを与えてくれる本になるかもしれませんね。


    秋には中高一貫の高校での文理選択を決めなくてはいけないので娘も焦っていたのですが、
    悩んでいることをそのままにしては進めない子なので
    ここは少し落ち着いて哲学的な視点からもじっくり考えるのがいいですね。


    適切な温かいアドバイスをいただき感謝いたします。
    そのうち自分で考えて結論が出たら前に進んでいけると信じて見守りたいと思います。

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