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【2197983】今後の医学部について

投稿者: 鯛   (ID:udurj6B5Kek) 投稿日時:2011年 07月 09日 23:39

緊急医師確保対策について前日、県庁に質問したことがあります。
すると「義務の9年間務めるのは別に研修医になってすぐではなく、どの期間でもいいので9年間働いてもらいたいとのことでした」。つまり初めから研修先を自由に選択できるとのことです。かりているお金の利子はせいぜい500万円くらいとのことです。地域の枠で入ってきた人でも大学に入ってから僻地を嫌がりお金を返して地元に戻るんだといっている人が後輩にも多々います。医者になればある程度働いたら500万円はすぐ返せる、そんな考えで地域枠に入っている人はいったい今どれくらいいるのでしょうか?


地域枠は皆さん9割ぐらい必要と思われていますが実際地方では70%、80%で入学しています。センターが悪いからその人は医者に向いていない、決してそういうわけではないです。一生懸命勉強している後輩をみるととてもモチベーションがあがります。しかし推薦で入っている子が遊びすぎで留年しているのも事実です。
今後医者は都会にさらに集まり地域にはますます残らなくなる、そんな時代が来るのではないかと思っていますが、この緊急医師確保対策は一体政策として成功しているのでしょうか?皆さんの意見をお願いします。

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  1. 【2198074】 投稿者: 卒業後の9年間は貴重  (ID:UBldk9ScbRY) 投稿日時:2011年 07月 10日 03:07

     英国の医学校ではインドなどでの勤務を科せられていた時代もあると言われていますが、日本でも海外での医療勤務を義務つけるなどキャリアアップに裏打ちされた研修が好ましいと感じます。
     自治医大では教育レベルが高かったためか、へき地医療への対策としては成功しているように思いますが、それが既設の医大で可能かということになると、派遣義務のない同級生と机を並べて医学を学んでいく際に、医師のキャリアアップとしてのモチベーション低下につながる恐れはあります。
     良い研修病院で研修を受けたいとか、外国留学をしたいとか、大学院で研究を行いたいとか。
     それらも含めて9年間の研修機関として算定できるような取り組みがなされてほしいものです。
     

  2. 【2198892】 投稿者: 医師の集約  (ID:yB//ki4Jpsg) 投稿日時:2011年 07月 10日 23:19

    将来の日本の人口の分布をみると大都市地域に人が集まり、地方の人口は減少します。
    それに合わせて高齢化もあり、高齢患者層も大都市圏に多くが存在するそうです。
    地方は人口の減少にあわせて患者層も減少します。
    政府系の銀行の調査でも明らかになっています。
    したがって、地方よりも大都市圏のほうが医者を必要としています。
    その意味からも、政策的にも今後はより一層大都市圏に医師を集めなければなりません。


    さらに。
    医師資格を取った後、一人前の医師(専門医)として育つためトレーニングの教育条件や労働条件を見たとき、豊富な症例数、指導医がそろっていること、を考えれば、大都市部のきちんと整備された病院で働くのは、当然の流れではないでしょうか。
    地方では症例数も少なく、指導医もそろった病院は限られていますから、まともな医師になりたかったら地方勤務を敬遠するのは、当たり前です。


    また、専門医のトレーニングを修了し(専門医資格を取得する)一人前の医師になったとも、スキルを活かせる職場、症例(患者数の多さに相関)のそろった職場、無理のない勤務条件の職場、は大都市部にありますから、引き続いて大都市部に医師があつまる流れもあります。

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