マルチリンガルを目指せる女子校
国公立大学医学部バブルが終焉?(国公立大学医学部が受かりやすい)
今年の共通テストが難化しました。
ところが、地方の国公立大学医学部を見ると、75から77%でボーダーラインになっています。これは大阪大学工学部と同じ水準です。
2年ぐらい前までは、なにかと東大理一と比較されてきた国公立大学医学部ですが、今年は東大理一よりも共通テストボーダーが高い大学は(東大は二次試験で挽回することが可能ですが)、東大京大阪大の医学部ぐらいになってます。
国公立大学医学部バブルが終焉した今年、それだけ医学部に合格出来る可能性が高くなったということですよ。
>国公立大学医学部バブルが終焉した今年
今年の話ではなく、一昨年まで6年連続で受験者が減少していたのですが。
去年増えた増えたと大騒ぎしていた医系予備校もありましたが、実際は微増(ほぼ維持)。
そして今年また減っています。
つまり8年連続で右肩下がりに近い状況なのです。
「医学部バブルが終焉」と書かれていますが、終焉したのは9年前。一昔前に近い話です。
共通テストが難化してボーダーが下がったのは事実だけど、当たり前ですが、医学部だけではないですよね。
ちなみに大阪大学工学部のボーダーは73〜75%ですが、医学部は84%。10%も差があります。大阪大学工学部は歯学部と同レベル。
ただ、全体の流れとしてトップ層が医学部に集中する時代は7〜8年前をピークに終わっているのは事実。
逆に女子の志願者は増え、いずれ、男女半々になるところも。
私大は男女逆転しているところもあるので。
仕事考えた時にもっと魅力的な選択肢が出てきた。
医者は一般人相手でとんでもない人にも対応しなければならない。収入は高いが外資銀行やコンサルに抜かれ、地位は高いがリモート出来ないし激務。
現在理一に行った子が高校生の時、知人が医学部推しで、普通に就職しても辞めることになってつまらないよ、と助言されたが、わかっていないなと思っていた。これからは企業の方が女性は働きやすいと思う。
お金儲けや社会的ステータスで医学部行くより遥かに健全でいいと思いますよ。でも人の命を扱う仕事、偏差値55くらいはキープして欲しいですけど…。将来の安定性なんか考えたらややこしいので好きな事したらよろしい。