自由学園の幼児生活団の通信｜掲示板スレッド

別のスレッドは〆られましたか？
生活習慣の根幹は、なんといっても親御さんです。
そこがしっかりしていないと、どこに行っても何をしても砂上の楼閣ではないでしょうか。

幼児生活団の通信グループについては雑誌「婦人之友」で紹介されている内容しか知らないのですが
（通信ではなく実際に集まる幼児生活団のことならもう少し知っています。でも、励み表の内容などはだいたい同じだと思います）
スレ主さんが求めている「家庭では教えづらい生活習慣やマナーなどを教えてくれるところ」というのとはだいぶ違う気がします。
通信グループでは2週間に1度、音楽や美術や体操などの教材と生活の励み表が来るらしいのですが、励み表で励む内容は「ぶくぶくうがい」とか「顔洗い」とかいったようなもので（もちろん年齢と時期にあったものが選ばれています）、「家庭で教えるべき生活習慣」そのものですので。

はじめまして
通信グループ、今年で二年目です。（年少、年中とあります）。


我が家の娘は新年長、ミッション系女子校の受験を考えておりますが、
受験云々、そんなことは関係なく、それ以前の段階で、
日常生活を丁寧に送りたいと考え、年少時に通信グループに入会しました。
あえて申しますと、当然、どれも家庭で身につけられることです。
しかしながら、楽しみながら、また、子供との暮らし、そして時間を
「意識的に」大切にしたいという私の願いからはじめました。
下の子もおり、日々の慌しい生活を、ちょっとでも何とかしたいという
気持ちもありました。



月に二回ほど手書きで印刷されたお手紙をいただきます。
年少（４歳組）の最初は、手を洗うこと、お手洗いに一人で行く、など
本当に基本的な「励み表」に取り組みました。
ただ、励み表は、ただ、丸をつけるというのではなく、
昔ながらの温かみのある手作りの教材を、
切ったり貼ったり、輪をつなげたりという、楽しみながらのものでした。

やらせる、というよりは、自分でやってみよう、という心を育ててゆきます。


たまに工作や歌の楽譜、おはなし、球根、種などが送られてきて、
植物を育てて観察をする機会もあります。
今までの一年半に、二十日大根、クロッカス、いんげん、ひまわり、なども
育てました。良い観察の機会でした。
親は色々と大変ですが、私の感覚には合っていました。


ほかにも、一人で寝ましょう、翌日の服の準備、脱いだ服はきちんとたたむ、
食事の時のマナー、食器を下げる、髪をとかす、手ぬぐいをしぼるなど、
楽しみながら習慣になりました。
「冷水摩擦」もずっと続く励み表です。
冷水摩擦は、うちの子は最初の半年だけしかやりませんでしたが。。。


夏の集まりが夏休み中に一日だけあり、希望者はひばりが丘の自由学園に
行く機会もあります。夏の午前中、数時間だけでしたが、
初めて出会うお友達に自己紹介をしたり、
普段家庭ではしないような製作をしたり、手作りのおやつをいただきました。



羽仁もと子先生の「おさなごを発見せよ」の一部が初回の通信で送られてきました。
読まれてみるのもいいかもしれません。
基本的には自由学園の精神の下にあるものだと思います。

生活団のＨＰには黒田清子様、紀子妃殿下もご幼少のころに
なさったとありましたね。



手作りの、心の伝わってくる暖かい教材です。
うちは、やってよかったです。
ご参考になりましたでしょうか。

通信グループ二年目様
とても分かりやすく、また生の生きたご経験談。
本当にありがとうございました。

また何かわからないことがあったらいろいろお教え下さい。