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投稿者: 検討中 (ID:pVX41t4Gs5.) 投稿日時:2008年 12月 24日 14:34
家から近いサピ(中規模校)に通うか、その他の小規模な職人系塾(K舎やGeなど,,,)にしようか考えております。
小規模な有名塾は、100人以下でも御三家、四天王を何人も出す、ということで脚光を浴びているようですね。(eduで知った情報ですが)
それで、地元のサピの教室の合格率を3年分調べてみたら、男子四天王、女子御三家の割合が、約30%なんです。
これってやっぱり驚異的な数字ですよね。
サピ経験者にお伺いしたのですが、これだけの数字があるけど、サピで不満な点、良くない点、ってどんなところでしょうか?
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【1144583】 投稿者: 教えてください (ID:tF5.AudPocY) 投稿日時:2009年 01月 14日 13:43
中学入学後の「のびしろ」に話題が発展していたのですね。
皆様おっしゃっているように、結局個人によりますよね。
サピでも、スポーツやお稽古事を続けて、涼しい顔で御三家に合格するお子さんもいれば、
αクラス維持のために、個別や家庭教師までつけて、合格を勝ち取るお子さんもいるわけですし。
かといって、今まで必死で勉強してこなかったから、中学に入ってから「のびしろ」がいっぱいあるとは思えません。
ただ、親にやらされて中学受験したお子さんの中には、「もうこれで満足でしょ?」って気になる子がいても不思議ではありませんよね。
でも、サピ上位層は、「勉強が楽しい」と思っているお子さんが多いと思いなすよ。 -
【1144631】 投稿者: 乳児の父 (ID:3V5Vanyw9nE) 投稿日時:2009年 01月 14日 14:56
開成の先生が言ったという「伸び悩み」ですが、入学時の順位とその後の順位をひとりひとり見比べたというよりは、たぶん、入学後に成績が下から4分の1以下とか5分の1以下とかになっている状態を指してるんでしょうね。
で、そういう成績の子に、小学校時代の塾の名前を聞いてみたら、SAPIXという生徒が多かったとか、そんな程度の根拠と想像します。
SAPIX以外の出身の子は不十分なテキストと演習量で合格した割合が高いでしょうから、入学時より成績が上がっていく子が多そうですので、入学後に低位になる子にはSAPIXの子の割合が高まると予想されます。
ただ、どなたかもおっしゃっていましたが、他の合格者よりも多く努力して合格したとはいえ、開成に合格する能力は十分過ぎるものです。
僕から言わせれば、開成に合格した子がそのまま普通の熱心さで努力を続ければ、全員東大や京大やそれと同等以上のの偏差値の国立医学部等に進学できるはずだと思います。
しかし、開成の進学実績を見ると、そこまではいっていない。
上記のレベルに進学できない(あるいは、そのままいけばできないであろう)生徒のことを「伸び悩んでいる」生徒と呼ぶとすれば、その生徒は、普通の熱心さで勉強をしなくなった生徒です。
その理由はいくつかあるのでしょうが、大きな理由の1つとして、中学受験後の燃え尽き症候群(中学受験時の負荷過多)があるのでしょう。
私自身、東大入学後に軽く燃え尽き、国家資格受験後により深く燃え尽きましたので、覚えがあります。
燃え尽きますと、教科書などを読むのが苦痛になったり、その資格に関する単語を聞くだけでもいやな気分になります。
勉強等の作業に限定された、ある種のうつ状態かもしれません。
あれが中学入学後に起こったとすれば、どれだけ能力があっても、確実に落ちこぼれます。
ただ、時間を経れば回復しますので、それからしっかりとした意思で勉強を再開すれば、追いつけるでしょう。
しかし、成績が底辺となってしまったことで、勉強への意欲を失ってしまうと、復活が難しくなってしまいます。
負荷への耐性は個人差が大きいですし、子供さんによっては、自分で自分を追い詰めて負荷をかけ過ぎてしまう場合もあり、傍からみて判断するのは難しいかもしれませんが、親御さんができるだけ注意するほかないと思います。 -
【1144674】 投稿者: サピ姉 (ID:MVeB3z9TXF6) 投稿日時:2009年 01月 14日 15:48
単に開成にサピックス出身の子が多いだけでは?
逆に入学後成績の調子のいい子供に小学生時代の
通塾先聞いてもサピという子が多いと思いますが。
だって一応開成進学実績ナンバーワンの塾なんですよね。
石を投げればサピ出身者に当たる、状態なのではないですか?
開成は(^^; -
【1148624】 投稿者: サピの方針は確か… (ID:Nt06G9oUOB.) 投稿日時:2009年 01月 18日 13:29
算数について、難関校では初めて見る問題を解く思考力が求められている。サピではその対策として、新しい問題に出会った時は解き方を教えずに自分の頭で考えさせる。予習はしてこないように。このやり方は、全てのクラスの子どもに有効に作用する。というものだったと思います。
プリンさんの文章に述べられている開成の先生のお話について、一言述べさせてください。
サピの方針と、開成の先生の考えは、一致しているというのが私の意見です。
文章は、サピを批判しているようにも読めますが、解き方を覚えさせるやり方が良くないとおっしゃっているのですよね。サピの方針を軽視し、ひたすら覚えさせることに熱心になる親の側に問題を感じているのではないかと受け止めるほうが自然です。〈開成の先生が、サピの方針を知っていることが前提ですが…) -
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【1167182】 投稿者: 開成のセンター試験の平均点よりも高得点取得した者(公立トップ校卒) (ID:/iOvLHnHe4U) 投稿日時:2009年 02月 01日 00:04
開成の先生が言っている事を勘違いして捕らえてる人が多いようで。
特に主婦の方々。
考える修正がないという発言に込められている意味は
燃え尽き症候群になるということではないよ。
地頭というのかな?
分かりやすく言うと将棋や囲碁で強い人は地頭がよい。
こういう人は思考力がある。
思考力があると難しい問題に当たっても、
それを飲み込むことができるということ。
早慶あたりの私立文系丸暗記タイプの人は数学なんてまるで出来ない。
そういう人は上には行けません。 -
【1167183】 投稿者: 開成のセンター試験の平均点よりも高得点取得した者(公立トップ校卒) (ID:/iOvLHnHe4U) 投稿日時:2009年 02月 01日 00:04
開成の先生が言っている事を勘違いして捕らえてる人が多いようで。
特に主婦の方々。
考える修正がないという発言に込められている意味は
燃え尽き症候群になるということではないよ。
地頭というのかな?
分かりやすく言うと将棋や囲碁で強い人は地頭がよい。
こういう人は思考力がある。
思考力があると難しい問題に当たっても、
それを飲み込むことができるということ。
早慶あたりの私立文系丸暗記タイプの人は数学なんてまるで出来ない。
そういう人は上には行けません。 -
【1167311】 投稿者: センター試験? (ID:2d9kAL2GrLQ) 投稿日時:2009年 02月 01日 02:43
2次試験重視の大学を受ける人が多い開成生のセンター試験の得点と比べても、、、と思うのは私だけでしょうか。
2次試験の結果はどうでしたか?
開成は、他の御三家などと比べると、地頭だけでなく、地頭+努力を評価する学校だと思っています。
実際、開成などの難関中学に上位で入学しながら、入ってから伸び悩むのは、地頭があるのに勉強しないという人達です。あれだけ東大に送り出している学校なので、その辺はよく分かっているのでしょう。
ちなみに、プロ棋士やアマトップレベルを別にすれば、囲碁・将棋も定石を覚えたり詰碁・詰将棋を繰り返しやることで、かなり強くなれます。
どの世界でもトップクラスになるには、才能+努力(+運?)が必要なのは同じですね。 -
【1167897】 投稿者: 算数科 (ID:P0NxQd6PNdw) 投稿日時:2009年 02月 01日 17:06
SAPIXで実際に算数を教えている者です。
まず一般論として,「ゼロからの思考力」なんてものはありえません。
論理的に物事を考えるには,その前提として知識が必要です。
センター試験?様の出されている囲碁・将棋の定石はまさにその典型です。
もちろん,これは算数・数学にも当てはまります。
入試問題であればなおさら。
「思考力を試す」問題を予備知識ゼロで眺めていても,永久に解けません。
自分が今までに解いたことのある問題の中から,使えそうな知識を引っ張り出してきて試行錯誤する。
これこそが,入試で問われる「思考力」です。
そうすると,その準備段階ではその知識を身につけることが必要になります。
特に,5年生までの授業はこれがほぼ100%です。いわばインプットの訓練。
それに対する過去問での学習は,それらのアウトプットの訓練になります。
さて,このインプットですが,これがやり方が様々です。
スパイラルは,解法を暗記させるのではなく,
「なぜそう考えると答えが出るのか?」を身につけさせるためのものです。
方程式さえ立てればあとは機械的な処理で答えが出る数学とは違い,
算数は四則演算のみで問題をすべてこなしていく,論理の教科ですから,
この「式の意味」を常に意識しながら学習することが非常に重要です。
算数で応用が利かない生徒は,これができていない場合が大半です。
解法を,それこそ方程式の処理のように機械的に覚えているから,
数値変えのデイリーチェックはできても,マンスリーや組分けではできない。
「なぜそう考えると答えが出るのか?」ということを理解していないから,
それらの知識を応用して思考力が問われる問題に対処できない。
自分が知っている知識の中で使えそうなものを探し出す精度が落ちる。
こういうことだと思います。
アウトプットの段階においては,
この「なぜ答えが出るのか?」を一瞬で処理できる必要があります。
それらを組み合わせて初見の問題に取り組むのですから。
そうすると,インプットの段階においては,
初期段階ではじっくり考えさせ,「なぜそう考えると答えが出るのか?」理解してもらう。
その内容は何度も出てくるから,そのたびにこの「なぜ」を繰り返す。
それを繰り返しているうちに,その考え方を自分のものにしてしまう。
そうすすろ,じっくり考えるまでもなく,「知識」としてそれが引っ張り出せるようになる。
スパイラルの意義はここにあると思います。
また,いわゆる「地頭」ってのは,これをどれだけ効率よくできるかの話だと思います。
地頭だけで論理的な思考はできません。前提知識がないのですから。
長文失礼しました。
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