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【1888249】6年この時期に連続クラスダウン

投稿者: 迷える子羊親子   (ID:LEhBVFq1F9E) 投稿日時:2010年 10月 18日 17:17

6年生。
秋に入って、テストの度にクラスダウンで、モチベーションが下がっています。

志望校からは遠ざかるばかり・・・。

終了組みの方、何かアドバイスお願いします!!

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  1. 【1893968】 投稿者: ビオラ  (ID:EueRnGuhbf2) 投稿日時:2010年 10月 23日 12:21

    ずーと下位 様

    うちの子もスレ主様と同じくかなり疲れ気味でモチベーションが下がり
    最後まで何とかがんばってーーーと願うばかりの日々を送っています。

    ずーと下位様のお子様はスポーツに打ち込んでいらっしゃったので集中力もあり、
    最後まであきらめずにがんばれる精神力もお持ちなのでしょうね。

    そこでお聞きしたいのですが、お子様はSS特訓を受けていらっしゃいましたか?
    最後の2ヶ月は各教科どの教材を中心に勉強されていましたでしょうか?
    具体的にアドバイスをいただけたらありがたいです。

    うちの子はSS特訓に志望校がないため受けておらず、通常授業のみです。
    あとは過去問を少しずつ取り組んでいます。
    通常授業の教材のみをカリキュラムに沿って地道にこなしていて実力を伸ばして
    いけるでしょうか?お考えをお聞かせ下さい。

    よろしくお願いします。

  2. 【1894500】 投稿者: ずーと下位  (ID:ZKKbDCb0ix.) 投稿日時:2010年 10月 23日 23:38

    ビオラ様(素敵なHNですね)

     書き込み拝見しました。真摯な書き込みに どのように書き込めば、
    良い方向へ行くのか・・・
    (以下の様なケースもあるのかと・・・)参考程度に読んでください

    最初に質問に端的にお答えして その後 この時期に大事だと思うことを書きます

    >お子様はSS特訓を受けていらっしゃいましたか?
      
     受講していません そのかわり、平常授業と土特に出てきた単元の苦手な所は
    残さないようにして 次の単元に進みました
    私見ですが (具体的な校名は避けますが)トップ数校を除けば SS無しでも
    問題ないと思います
     ちなみに 土特への出席は苦労しました 練習もしくは試合が終わるや否や
    車を用意し 塾へ直行もしばしばで ユニフォームのまま授業を受けることも
    珍しくありませんでした

    >2ヶ月は各教科どの教材を中心に勉強されていましたでしょうか?

    ■数学 
    平常授業と土特の活用 
     平常授業と土特共に サピのテキストは同じような問題が何度も出てきます
    間違えた問題はテキストの中で 同じ問題が無いか探してみてください。
    あったらできるまで解き直します
    基本的には 宿題で指定されたところの解き直すをするだけで 十分です。
     (これがしっかり出来ることが大変ですが・・・)

    基礎計算について
     基礎トレを活用しました。
    基礎トレの ! マーク (週の始めの新しい問題)は 後ろに解説がついているので
    必ず解説を読んで解法を理解しました
    間違えた問題は 次のページ(翌日分)も先取りして解き 理解度を確認しました。
    出来なければさらに 翌々日分を解く これで数学の基本的な問題はできるようになりました

    ケアレスミスについて
     ミスは誰にでもあるので、発生率をどのようにして 低くするか でしょう
    基本は量を解かせるしかないでしょうけど
     わが子の場合は ミスをする過程を見ると 問題の次の段階 つまり 式の整理での間違いが
    多いことに気づき、式の整理段階での手抜きをしないようにすることで発生率は低下しました
    また 大きな変化はナンプレです
    簡単なナンプレをさせました(息抜きの意味もあり)
    列、行 の見直しをしないと 簡単なナンプレも間違っていましたので、
    見直しの重要性を理解したようで、以降はケアレスミスは大幅な改善が出来ましたよ
     お子様に合うかわかりませんので、一度 ビオラ様が体験されて お子様に合うようでしたら、
    お試しください

    頭の体操(遊び感覚)について
     子どもと同じ部屋で寝ていましたので 暗くしてから 
    計算問題を出しました 例えば 13割る3 (循環小数) とか
    10の段の九九 11×11、11×12・・・ いつの間にか寝ていましたが ww
    (九九と言わないかもしれませんが)
      
    ■国語
    平常授業と土特の活用について
     とにかくたくさんの問題を解く(読む)ことで、出題者の意図が読み取れるようになります
    (あまり良い表現ではないかもしれませんが)点が取れる書き方が分かってきます
    宿題に指定されたところをやり、まずは部分点が取れる書き方をしました
    記述で満点を狙うと時間内で終わらない場合もあり、空白は採点は0点ですから
    まずは部分点を狙いました
     
    ■理科
     「コアプラス720」の活用について
    (今年も同じかは分かりませんが、記憶の535的なもの)の苦手分野を何度もやりました。
    問題演習は平常授業と土特のテキストです
    テキストの単元をコアプラスで1度やってからテキストをやると解きやすかった様です
     理科につきましては 得意な科目でしたので、これだけで良いか分かりません

    ■社会
     テキストが基本です 単元も増えていきます。
    (重要な出来事、重要語句の)暗記に尽きますね。 
    歴史の年号は カードを使用しました(英単語で使うもの) 
     最初は 出来事 から 年号 を回答させました
    それから 年号 から 出来事 を回答させました
    ちょっと出かけた際にも 親子でやると ゲーム感覚で 楽しかったですよ
     1月は 学習の半分程度は 社会 に時間を割きました

    余談になりますが
    この時期に大事だと思うことを書きます
    【俯瞰】、【整理】、【準備】です 

    俯瞰について
     子どもの人生を考えてどのような進路とするのが幸せななのか 俯瞰することが大切な時期と
    思います
     その点は旦那様の真摯な意見が大切になります
    (社会で 矛盾や不条理な中で培われた 俯瞰力 戦略 対応力は想像以上だと思いますよ)
    子どもとの関連で言えば ご自身の人生の成功例と失敗例を真摯に こどもと正面を向いて
    話せることが大切だと思います
    つまり 子どもを一個の人格として 何の為に 中学受験なのか話すことが大切だと思います
    世の中には 中学受験をしたくても 家庭の事情で受験出来ない 子どもたくさんいます
    私自身もそうでした
     モチベーションが上がらない 根っこも この点が十分で無い ことに起因している
    ことが多いと思います

    整理について
     我が子は5年生からサピの通塾していましたので テキストが膨大にある一方
    整理されていなかったので 1日かけて テキストの整理をしました。
    探していた数学の単元も見つけ出しました。気持も良いですよ
    必要な時に 必要な単元 がすぐに出せるようにしました
     加えて 子どもの部屋も 整理・整頓し 学習に集中し易くしました
    気分転換にもなったと思います

    準備
     我が家の場合は 最終的な志望校の決定は12月となりましたが、
    準備はしていました
    この時期に 願書入手 提出時期 検定料の振込み期間 願書提出期間 提出方法
    受験日 合格発表日 合格手続 入学手続 受験日への交通手段 前泊する場合はその手配等
    最終2月の合格手続迄のスケジュールをまとめました
    特に願書は 書類不備となる可能性も考慮して 余裕のあるスケジュールを薦めます


     子どものモチベーションが上がらないのは 子供にも 感情 があるからです
    努力しても 他との比較の中で 成績が上がらなければ 誰でも へこみ ます
    そのような へこんだ気持の時に どのような 心 であるかで
    親の真価が問われるように思います
    言い換えれば 生みの親から 育ての親になる瞬間のように思います
     
    参考情報ですが、
    You Tubu で 「中学受験の家庭教師事情」は そのような意味で感動しました
    この時期 ご覧になっても 良いと思います

    「汝の立つところを深く掘れ、そこに泉あり」

    ビオラ様とお子様の 今後のご多幸を祈ります
     

  3. 【1894703】 投稿者: ビオラ  (ID:EueRnGuhbf2) 投稿日時:2010年 10月 24日 09:12

    ずーっと下位 様

    ご丁寧なお返事ありがとうございました。


    ずーっと下位様は大きな心でお子様の受験勉強をしっかりフォローされていたのですね。
    私は勉強の計画をたてることばかりに一生懸命でそれを押し付けるだけ、その通りにいかなければ
    ついイライラしてしまって頭ごなしに叱る、その繰り返しで子どもはどんどんやる気を無くす、
    という悪循環でした。これでは中学受験をする意味を親子ともに見失い、モチベーションが下がる
    一方ですよね。
    俯瞰することはとても大切ですね。難しいですが。


    それから通常授業だけでも実力は付くというお話はとても心強く感じました。
    SS特訓を受講しているお子様達とはどんどん差がついている気がして焦りを覚えましたが、
    その一方でSS特訓を受けているお友達のお母さん達から、拘束時間が長く教材も膨大なため、
    やりっ放しや手付かずの教材が山積みになっていくというお話も聞いており、SS特訓と通常授業の
    両立はうちの子にはとても無理だし無駄になったであろうから、SS特訓は受講しなくて
    正解だったかな?とか・・・心が揺れておりました。これからは迷わずに邁進したいと思います。
    ずーっと下位様の各教科の勉強方法も大いに参考にさせていただきたいと思います。


    ありがとうございました。

  4. 【1894772】 投稿者: prism  (ID:EMo2DXw6lMk) 投稿日時:2010年 10月 24日 10:19

    出来なかったところを徹底的に潰すこと
    苦手分野をなくすこと

    頑張ってください

  5. 【1897978】 投稿者: クラスよりも大切なことは?  (ID:hiiKbjYTAwU) 投稿日時:2010年 10月 27日 04:23

    確かにクラスダウンすると、特にこの時期、モチベーションへの影響や、「こんなことで志望校に合格するのだろうか」と気に悩むことが出てきますね。
           
    終了組です。
                
    こんな時はこういう視点で考えるのは如何?
           
    例えば、6年がスタートした頃の保護者会で、今年の進学者、クラス別に
    早口で先生からお話が合ったと思いますけど、開成とか桜蔭などは
    ガチンコαだったりしますけど、麻布や栄光、フェリスや慶應中等部などはαでなくてもアルファベットからも合格者が出てませんでしたか?
    勿論、入試に特徴があるからこそ、サピの試験傾向と違う入試問題を出す学校程、偏差値=クラスの分布が幅広く存在していること。
                    
    そりゃ、例え麻布志望でもサピのあらゆるテストで点が取れてれば安心するかも知れませんが、この時期志望校にあわせた対策を取れば取るほど、サピのテストの出来具合と一致しないケースもでては不思議ではありません。難易度が高いと言われる学校ですら、こういったことは多々ありますから、中堅どころを狙われている方もそうですけど、全ての受験生そしてその親御さんに伝えたいことは、クラスの立ち位置にあまりナーバスになるのはやめましょう、ということなのです。
                                  
    サピは確かに出来る子が多く、加えて努力を惜しまない子も多いと思います。ましてやこの時期、皆必至に取り組んでいるでしょうから、相対的にクラスの変動があっても、(合格に必要な)絶対的な実力は正しい努力さえ続けていれば、必ず備わってきていると思います。花開くのは、まだまだこの先、特に12月~1月にかけて”積み重ねてきたあらゆるシナプス”が有機結合する時期が訪れるはずです。だから、どれだけ今の時期でテストや模試でアップダウンがあっても諦めない、勝負は下駄を履くまではわからない、親として私が中学受験を通じて感じたことはこの”諦めない”に集約されるのです。
                                  
    ちなみに愚息は、6年後半は、あと一歩のところでαゾーンを逃し続け、一時期在籍クラスで個人的に嫌なことがあったらしく、モチベーションがどーんと下がったことがありました。こういうときこそ親の出番とばかり、思い切って作戦変更、通常授業は休み、SSは頑張り、土特は出れるときだけ、そして通常に代わる手当てを実施しました。
    (この”手当て”、はご想像にお任せしますが、かなりダイナミックなことをしたのは事実です。)ぐずぐずしている暇はありません。
    前を向いて走ること、その為にはどうしたらよいか、考え実行すること、気持ちの問題なら、気持ちよく勉強できる環境を作り出していければ、本人のモチベーションは徐々に復活していきます。
                                  
    結局、
    最後の組分けに関係するテストでαゾーンに復活しましたが、αに戻ったからと言っても、最終的にそれが合格の秘訣となったというわけではなかったように思います。まして11月~12月では、早くに完成した子で無い限り、取り組んでいる事が成果として発揮されるには後一歩だったり、体調や疲労度、色んなことで実力以外の”ぶれ”が試験に表れることもあります。しかし最終的に2月本番を迎える頃には、それまでの本人の努力、積み重ね、苦しくても受験するんだ、という粘り、親や周りのアシストが本番での運を引き寄せ、今の姿に結びついたのかなぁ、と思います。愚息は巷ではαゾーンからが8割以上の合格者が出ると言われる学校に通っていますが、アルファベットの時も、淡々とやるべき努力はやってましたし、またやらせました。
                                   
    クラス落ちでくよくよするよりも、今やるべきことは何か?弱点補強なのか、得意を延ばして逃げ切るのか、やればそれなりに点に結びつく知識系の分野は穴がないのか、志望校合格最低点突破にあと何点
    届かない(あるいは届いているなら、さらに安全圏まで高められるか)、技術的にのばせる余地はこの時期からもまだまだありますよ。

    それでも気持ちが前向きにならないときは、・・・・・・

    「受験なんかしなくても生きていける、それにチャンスはこれからいくらだってあるんだ、でも今まで努力してきたことをドブに捨てるのは勿体なくないか?サピはサピ、志望校の門を叩き、その一員になれればステキじゃないか?或いは失敗してダメになっても、努力したんだから堂々としていればいい。(親は)努力した姿を一番知っているから、何があっても受け止めて上げる。何が起こっても大丈夫だよ。」

    「試験は時に残酷な姿を現すけど、その残酷さは誰にとってもフェアなもの、自分一人が悩みを抱える必要などない、今出来ることをしっかりやって、逃げないこと!本番はきっと力が出せるぞ!」なんていう
    エールを語るが如くかけてやっては如何でしょうか? これに近い内容の檄を、去年は幾度か飛ばした経験者より、皆さまの成功を祈ります。
                         
                                


                              


     

  6. 【1898150】 投稿者: 母  (ID:D2OYNWBiZfA) 投稿日時:2010年 10月 27日 09:43

    クラスより大切なことは?様

     大変参考になるご意見ありがとうございます。
    わが家は、志望校対策と平常授業のバランスで悩んでおります。

    そんな折に目にした、クラスより大切なことは?様のご意見がとても興味深く感じられました。

    もしよろしければ通常授業をお休みになってどのような”手当て”されたのか教えていただきたく存じます。(大まかな内容だけでもお願いいたします。)
    本来ならそれぞれの親が子供の様子を見ながら考えるべきことなのですが恐縮です。

  7. 【1898310】 投稿者: へな猪口  (ID:w7IfoDtH762) 投稿日時:2010年 10月 27日 12:36

    クラスより大切なことは?様
    心にしみる、深いご意見、私もしかと胸にとどめる所存です。

    現在、5年生の子どもがおります母です。初めてのα1からのクラス落ち。先生からもご心配いただき、私もこの先を不安に思っておりました。しかし、それと同時に6年生においての志望校別の勉強が始まると、どうしても毎週土曜日に最難関校向けの授業を受けている方々とサピのテストにおいて差がついてくるなっと感じておりました。だって、サピは筑駒や開成や桜蔭など最難関校に圧倒的な数で合格する塾であり、テストだってその人向けに難易度をあげるのは当然だと思うからです。ショックを受けていた子どもに、本当に今、何を自分はやるべきか。そして今回は自分の努力不足だということであるが、これから先、α1にこだわっていたら、本当に自分を見失うと諭しました。

    私は子どもの行きたい学校に合格してほしいです。今はテストの復習と弱点補強。そしてミスをなくす。なかなかうまくいきませんが二人三脚で頑張ってきたいと思います。

    この時期、クラスより大切なことは?様のご意見に・・救われました。私の心に浮かんだ考えと同じだ・・・自分はこのスタンスで、子どもとこれからを歩んでいきます。

  8. 【1900266】 投稿者: クラスより大切なことは? =その2=  (ID:7g6JefgLnr6) 投稿日時:2010年 10月 29日 04:20

    ”母”様へ

    通常授業を休んでの”手当”の件ですが、
    通常授業と志望校対策のバランスでお悩みなら、それはサピの先生に
    まずは相談されて下さい。色んなケースが考えられるので、私が想像を駆使してお答えしても、ピントがづれる可能性が大きいように思います。 もし単純にご興味があってお訊きになるのでしたら、答えは単純です。サピを休ませてとれる手段、それは

    (1)親が教えるか (2)家庭教師を雇うか (3)他塾に通うか
    (4)休む(休息に当てる)か
        
    です。
                         
    (1)は親の教える力がかなり求められます。結構危険です。
    (2)は言わずもがなでしょう。我が家では最後まで選択しませんでしたが・・・・・(4)は時々なら有効でしょうけど、継続しては力が抜けていきます(笑)さて、問題は(3)の選択肢。最初に戻り
    なぜこのような”手当”を施したか。。。前レスに書いたとおり、
    在籍クラスで問題があったのが契機でした。2つあったのですが、その内の1つに触れるのは、このスレでは適切ではないと思うため申し訳ありませんが割愛します。もう一つは、算数の”基礎力定着テストの扱い”を巡ってです。愚息はサピから離れた小学校に通っていたので、どうしてもテストが始まる16:30には間に合わず、いつも17時駆け込みでしたが、基礎力定着テストの成績をブロック移動にも
    ある時期から反映するようになったのです。これは当時の校舎の判断なので個人的に文句を言っても仕方がないこと、しかし、これによりテストが受けられない愚息の状況は物理的に不利になり、モチベーションがダウンしたのも事実です。ちなみに愚息の得意が算数でしたので、受けれない歯がゆさ抱え、尚更でした。

    さて、多少のいざこざが起きても、当人の気持ちが前向きならば問題なかったはずですが、追い込んでまとめていかなくてはいけないこの時期に当人の気持ちの”萎え”が起こった、これは一番避けたい事態でした。欠席教材をもらって家で自習する手もありますが、私は、切磋琢磨する仲間と刺激を受けあいながら、受験勉強をしていく方が愚息には向いていると思ったので、それならいっそ”サピ以外にその場を求めることができないか、と考えたのでした。そうは思っても普通なかなか見つからないですが、
    幸いにも、家の近くに小規模ながらも気になる塾があり(ゴメンナサイ、名前は勘弁して下さい)早速コンタクトを取り、体験授業を受け、
    先生方と面談し、こちらの事情を全て話し、その塾で出来ること、出来ないことを双方で確認した上で入室許可を頂き通うことに決めました。(この時期にこのような形で入ってくることはおそらくその塾にとってもイレギュラーだったと思います。なので入塾テストのようなものはありませんでしたが、それなりに資格要件というか、求められるレベルは
    あったと思います。愚息の場合はサピでの立ち位置や、9月の四谷合不合結果から許可の判断がなされたのだと思います)

    手続きや理屈っぽいことを書けば色々とありますけど、何より大切なのは、親の”直感”です。志望校選びでもそうですけど、この直感が働かない、或いは、いやな予感がするところ、避けますよね。君子危うきに近寄らず、みたいな。信用できるかどうか、は長い時間をかけて場合もありますけど、私は今まで良い意味での直感が働くかどうかを大切することが多いです。この小規模塾に活路を求めたのも、この直感がなせる技でした。
                               
    結局、受験直前まで、平日週2日平均でお世話になったのでした。少人数で2クラスしかなかったですが、愚息はうまくクラスに溶け込んでいきました。そして暫くして様子をうかがうと”皆いいヤツ(仲間)だよ””○◎君は凄くできるし、○△君の算数はスゴイ””先生もスゴイわかりやすい”と、その塾の持ち味でもあるat homeさ、レベルの程良さに愚息のモチベーションもupしていきました。もし他塾への掛け持ち作戦が”裏目”に出れば、そのリスクは全て親の責任になります。危険なかけでしたが幸い愚息の場合は吉とでました。ここまで話して思うのは、やはりこれはレアケースかつ個人的なケースであり、一般的にはあまりオススメできない例だと思います。

    それでも思うのは・・・大切なのは、”諦めないこと”
    これは、精神論的な部分もありますけど(個人的には精神論は性に合いませんが・爆)ゴールの笛が鳴るまでは親は(大人は)子供(プレイヤー)の戦略を立て、軌道修正し、出来得る限りの環境を整える、ましてや中学受験を選択したのなら、親の役割や覚悟みたいなものがあるとすればそんなところに行きつくような気がします。高校や大学受験と違って、やはり12才の子供のすることです。完全自立で一人で起承転結など不可能だと思うのです。精神年齢が高いお子さん、時々エデュにも登場しますが、愚息は真逆でしたし(爆)、たとえ外からは落ち着いてるように見えても、やっぱり皆12才の子供ですから、試験で実力を出し切るのは本当に難しいものだな、と思います。だからこそ、程良い緊張感と、ノリノリのリズムを味方に付け、最後まで突っ走ることが出来た時は、120%の力を発揮できる事だって起きるかもしれないのです。                              
    ・・・とは言え、そんなに言うほど簡単ではないですよね。予想外の事態が発生したとき、これは何も中学受験に限った事ではないですけど、頭でわかっていてもなかなかムツカシく対処するのに悩ましい事の連続です。なので、このようにに書くとちょっと語弊があるかも知れませんが、誰にでも効く「受験の万能薬」のようなもの、私も含め、皆そんな魔法の薬を求めたがりますが(爆)そんな処方箋はやはり存在しません。都度悩みながら
    状況にあった対応を周りの大人があれこれしてくのが現実だと思います。

    サピの話しに戻せば、幸いSSのクラスには愚息はどちらかというと、進んで取り組んでました。クラスのまとまり、というか程良い緊張感もあり、皆、志望校目指して頑張っている様子が愚息の会話から伝わってきましたし、カリキュラムも(中には過剰かな?と思われるプリントもありましたけど・笑、そこは親が見切って)基本的にはこの流れに乗って大丈夫だろうな、と感じてました。なので、最後まで流れに乗っていけるよう親子で工夫して頑張りました。冬期講習や正月特訓は、平常授業のクラスではなく、このSS特訓のクラスで行われます。そしてちょうど講習が終わる頃、愚息の”バラバラだった脳内シナプス”が有機結合した!と実感できるくらい、いい感じに仕上がってきました。1月校から~2月本番まで全勝できた要因は、SS+10月からの柔軟な取り組みにあったと思っています。

                                  
    一方、サピにはこの平常授業を何故欠席するかについては、それとなく言うにとどめました。また、この時期の平常授業については、(ちょっと荒い寸評ですけど、あくまで愚息にとっては、と読み替えて下さいね)例えば算数はあまりフィットせず(簡単でもムツカシクもなく、ただ問題のセンスが志望校に合わないと判断、東京出版系から抜粋したりして解いていきました)国語は元から足を引っ張っていた科目だったので、あの長文(Bテキスト)は志望校傾向からも物語分を除きちょっと異なっていたので手をつけず、Aテキストの知識部分や読解を必要に応じて見直す程度、理科はほとんどパス?SSで手一杯だったので。社会も知識系の確認に時々使った程度で、こんな感じでしたので平常授業に出なくても大きな問題はないか、くらいに構えました。そうそう、社会は土特の知識の総完成が追い込み時の穴埋めに役立ったこと、付け加えておきます。
    なので思いっきり私見ですけど、6年夏までのサピの平常授業は”必修”カリキュラム、志望校によっては秋以降は”選択”しても、やっていけるのではないかと、今でも思っています。


    ”へな猪口様”

    私も”私は子供の行きたい学校に行って欲しいです”が、全てだと思います。クラスはその意味では関係ありません。
    α1keepのお子さまでも第1志望に合格する保証はありません。残念ながら、というケースは現実発生しています。逆にアルファベットゾーンでも難関校に合格するケースもいっぱいあります。そこがサピの層の厚いところなのですが・・・。

    試験当日にモノを言うのは、本人の貯えてきた実力だけでなく、精神力的なことと、試験問題との相性、つまり運、そして当日の体調、コンディションです。

    さて、今、5年生で、ここまでα1をkeepされたのは、実力が相当おありなのだと思います。しかし、この先、脅すわけではありませんが、6年になると算数+国語、どちらも出来ないとα上位keepはしんどいことになると思います。特に男の子に多い、国語苦手、そして女子に多い算数苦手。この2科目は5年の時ならどちらか片方がパットしなくても片方が得意ならそれなりに(4科目総合で)そこそこ上位クラスで留まることが多いと思いますが6年のサピのテストでは、そのあたり容赦なく攻められますので、苦手を抱えていると「今までは・・・だったのに・・・・」ということ、頻繁に起きるようです。愚息も5年まではα1~アルファベット上位(14クラス中)と色々なクラスを行き来してましたが、6年になるとさらに拍車をかけてクラス変動が起きました。おかげで知りあいは一杯できたようですけど(爆) 

    愚息のクラス変動の理由は明らかでした。それは国語が大の苦手。いつ炸裂するかわからない時限爆弾=5年時、が6年になると、毎回破裂してまして(笑)、もう笑うしかない、くらいに開き直ることも多々ありました。。勿論なんとかしなきゃ、とやりましたけど、今から思えばやはりムラがありましたね(反省)あの時、もっとちゃんと国語に着手していれば、6年であんなに苦しまなくても済んだのに、とも思いました。が、仕方なし、です。最後(受験前)にようやく形になってきたかな?で終わりましたけど。

    でも、問題は、サピのクラスをkeepすることではないのです。2月本番までに、志望校の合格最低点を突破出来る実力を備えること、です。苦手を抱えている方には、ぜひ受験は4(3)科目合計できまる、どうして間に合わなければ、得意科目で合計点を上げていき勝負に持ち込もう、と言いたいです。クラスは目安にこそなれ、絶対的な意味を持つモノでは到底ありません。
                             
    例えばですが、アルファベットでも稀に筑駒に合格した例を、聴いたことないでしょうか?あれをまぐれだと思うか、たまたま最後の組分けで(風邪でも引いて)αから落ちた子が実力発揮して合格しただけととるか、はたまた一度もα経験の無い子が最後に間に合って一発逆転大ホームランをかましたのか・・・・・。だから、クラス落ちなど、今の内に経験して、あまり深刻に考えることなく、次々と襲ってくるカリキュラムを身につけていくかに心を砕かれる方が良いでしょう。理解の深度をどれだけ深められるか、上手に深堀していってあげればそれにこしたことはありません。特に算数、理科については6年になってから思い知らされます。またサピ独特とも言える長文読解理科・社会のテスト問題は、やはり国語力がないと正直ツライ結果が出がちです(関西難関校はもっと切り口がシンプルなので、もし灘や東大寺等をお考えの方はサピのテストとは違った対策が必要と思われますが・・余談でした)

    蛇足ながら、これから5年で気をつけた方がよいのは、歴史 です。11月下旬から1月までの範囲、江戸から明治維新、大正、そして昭和の第2次世界大戦まで、歴史の最重要頻出分野をあまりにもあっさりと・荒く・早く進みますよ。ここをどう手当するか、社会を苦手にしない剣が峰の1つがこれからの季節待ち受けてますので、ご用心下さい。理科は計算分野(物理)が入ってきますが、算数好きならば
    その延長で乗り切れるでしょう。私は国語についてはわからずじまいでしたが。
    最後に算数、5年の後半は難しい分野だと言われてますが、もしそうならば、それは”比”の理解と応用を見直して下さい。実は先生の力量がものをいうのですが。。。。
    サピでは手薄と思われる図形分野、平面図形の相似比や面積比は最重要課題です。そして、盲点なのが立体図形。例えば切断は6年後半で少しやりますが、志望校に切断が出されるのなら、6年から始めたのでは不安だと思います。立体図形はかつて様々な難問があり、最近はナリを潜んでいるかのようですけど、いつ何時入試本番で復活するかもしれません。結構奥が深いです。なので6年に比べれば時間がある5年の今だからこそ、サピのテキストを離れて、例えば実際の入試問題に当たったり、東京出版系の精選された問題にあたられるのも一つの方策だと思います。算数が得意な方は、です。。。

    これらは全て、クラスを落ちないための対策ではなく、”志望校に合格するための対処の例”だと思い、余談とは思いながらも書き記します。

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