中学から私服で登校! 服が自由に選べる私立中高一貫校
更新2021.9.8
高校から私服の学校は珍しくありませんが、中学から私服の学校は少数です。首都圏の私服の学校と特色について調べてみました。
私服可の首都圏私立中高一貫校
学校名 | 服装に関する決まりごと |
---|---|
麻布中学校 麻布高等学校 | 以前制服であった詰め襟・黒ボタンの「標準服」あり。 |
武蔵高等学校中学校 | 特になし。 |
女子学院 中学校・高等学校 | 特になし。 |
立教女学院中学校・高等学校 | 特になし。 |
恵泉女学園 中学・高等学校 | 華美でない清潔な服装に校章をつけて通学。 |
自由学園 女子部(中等科・高等科) | 日常の制服はなく、ブラウスとスカートを基本。 |
慶應義塾中等部 | 指定のスーツ、黒靴等の「基準服」あり。 |
和光中学校 | 特になし。 |
明星学園中学校 | 特になし。 |
国立音楽大学附属中学校 | 特になし。 |
成城学園中学校高等学校 | 男子は制服着用、女子は制服の定めなしだが、えり・そでがついた衣類を着用する決まりあり。 |
公文国際学園中等部・高等部 | 特になし。 |
自由の森学園中学校・高等学校 | 特になし。 |
インターエデュ調べ
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麻布には伝統の「標準服」がある
麻布では標準服を着る機会が少なくとも2回あります。一つは「入学式」です。必ず着用というわけではありませんが、ほぼ全員が標準服を着るようです。
もう一つは、中学1年生の行事、創設者の江原素六先生のお墓参りをする「江原先生墓前祭」です。詰襟の制服を着て参加することで、麻布の精神を肌で感じられそうです。
私服でも女子は制服スタイル?
自由学園女子部と成城学園の女子生徒は、ブラウス・スカート着用が学校の決まりのようです。
また、女子校の立教女学院や恵泉女学園は、服装に関して特に決まりはありませんが、制服スタイルが主流のようです。同じような服装をすることで女子の一体感が生まれているのかもしれません。
生徒の自由を尊重。だから「私服」
生徒が自由に意見したり、学校運営にも携わったりするなど、自律を目指す教育方針の学校は私服であることが多いようです。
たとえば、自由の森学園はその名のとおり、生徒が学校での活動を自由に決めることができる学校です。制服がないことはその象徴であると言えるでしょう。
なぜ私服なのか、どういった私服なのかを調べてみると、私服の在り方に校風を感じることもできます。ぜひ、学校選びの参考にしてみてください。