大妻嵐山高等学校
中高と同じ校舎で過ごし、少人数クラスで豊かな人間性と確かな学力を育んでいます。生徒会で活躍する高校2年生の岸さんにお話をうかがいました。
岸 優希 さん
岸 優希 さんプロフィール
所属部活生徒会
好きな教科英語
通学時間1時間
通っている塾なし
選択した入試一般入試(中学)
明るく落ち着いた雰囲気が魅力
様々な関わりの中で育まれる愛校心
エデュ:中学受験で大妻嵐山に入学されたのですね。
岸さん英語が好きで、世界中の人とコミュニケーションができることに憧れていたので、まずはパンフレットを見て英語に力を入れていることに興味を持ちました。小学6年生の夏に学校見学会に参加し、ゆったりとして明るい校風に触れて、自分に合っていると思ったんです。特に落ち着いた雰囲気の図書室が気に入りました。
エデュ:高校に進学して、大妻嵐山での生活も5年目になりましたね。
岸さん明るく穏やかな雰囲気は想像通りでした。図書室もこじんまりしていますが、読みたい本がたくさんあって居心地がいいんです。頻繁に足を運んで、最近は原田マハさんの作品をよく読んでいます。他にも「大妻の森」や「ビオトープ」などの自然環境に恵まれていること、体育祭や大妻祭(文化祭)といった行事に全力で取り組むところなども、本校の魅力だと思います。さらに生徒の主体性を重んじてくれる中で、私自身も学習や活動を通じて関わり方が変わり、感じ方も変わってきました。たとえば、自然観察やオオムラサキの保護活動などを通じて、自然の大切さをより身近に感じるようになり、先輩のリードのもと行事を楽しんでいたのが、学年が上がって中心的な立場で練習や準備に携わるようになったことで、皆で作り上げることに喜びを感じるようになりました。
本に囲まれる図書室のソファが特等席。「おすすめの本」は必ずチェック。
吹き抜けが気持ちいい、通称「スペイン階段」は生徒たちのお気に入りの場。
女子校・少人数ゆえの結束力
やり遂げた記憶は一生の宝物に
エデュ:どのように行事や活動に取り組んでいるのですか。
岸さん企画から準備、実行までの大部分が生徒に任されており、皆で力を合わせて取り組みます。5月には体育祭があり、中学からの内部生と高校からの外部生が一気に仲良くなる機会でもあります。中でも応援合戦は3年生を中心に振り付けや歌、そして衣装まですべて自分たちで手がけるので大変ですが、毎年、驚くほど素晴らしい創造力が発揮されます。9月は大妻祭で、クラスや部活単位での模擬店や発表、展示、ステージなど盛りだくさんの内容です。今年は運営の中心となる2年生なので、今からすごく楽しみにしています。様々な行事や活動を通じて自分たちの学校生活をつくる手応えが感じられるのは、クラスや部が少人数で結束力が強いからかもしれません。また共学では男子が中心で女子がサポートというように、性別で役割分担することも多いと聞きますが、女子だけなので自然と得意な人が得意なことを引き受け、苦手なことも皆で協力してやる必要があります。そんなふうに自分たちで全てをやり遂げたという満足感はずっと心に残るものでしょう。行事には卒業生も多く来校しますが、思い出深い母校を大切にする気持ちが想像できるようになってきました。
エデュ:部活動など課外活動は何をされていますか。
岸さん生徒会本部役員として活動しています。行事の裏方や生徒総会の運営など地味な仕事も多いのですが、大妻祭では、不要品を集めてバザーを実施して売上をユニセフに募金したり、ペットボトルのキャップでキーホルダーをつくったりして楽しみました。学校生活の改善提案の活動として一番印象に残っているのは、これまで触れてこなかった校則改定に携わったことです。制服の着方について自由度を上げるものだったのですが、たとえ小さなことでも既存の規則を変えるには、計画を立てて論理的に筋道を通すことに加え、多様な価値観を持つ人同士の丁寧な対話が重要であることを学びました。様々な意見が飛び交う中で「目的を見失わないこと」を意識しつつ、ファシリテーターを務められたことは個人的にも得難い体験でした。
対話を通じて融和を図る
国際関係について学びたい
エデュ:来年は受験ですね。授業や学習状況はいかがですか。
岸さん入学時の期待通り、特に英語については様々な形で学べており、大変満足しています。ネイティブスピーカーの先生の授業やオンラインでの英会話では、着実に英語でのコミュニケーション力がアップしています。また高校1年で参加した2週間にわたるオーストラリア研修では、姉妹校で授業を受け、ホームステイ先で同世代の子と親しく話せたことが大きな自信になりました。目が合ったときに笑顔を返してくれるような、オープンでフレンドリーな姿勢は見習いたいと思います。同時にもっと話したい、英語力を身につけたいという気持ちが強くなり、授業では大学入試レベルの長文や実際のニュース記事など難しい課題に意欲的に取り組むことで、読解力や表現力も上がってきたと感じています。私がいる特別進学コースは1クラス10〜18人と少人数なので先生との距離が近く、強化したいところの教材を個別に選んでくださったり、わからないことをわかるまで教えてくださり、きめ細やかな指導が受けられます。おかげで苦手な科目も少しずつ成績が上がってきました。卒業生がチューターとして勉強や進路の相談に乗ってくれるのも心強いです。
エデュ:卒業後の進路や将来の夢などについて聞かせてください。
岸さん大学は国際関係学や政治経済学などの分野に進みたいと考えています。テレビやインターネットでニュースを見るたびに、民族間の紛争や国同士の対立が報じられており、ただごとではないと感じるようになったからです。社会が大きく変化し、リアルやバーチャルでの接点がさらに増える中で、人々の摩擦はもっと増えていくでしょう。どうしたら解決できるのか、国際関係や政治、経済などの面から考察できるようになりたいと考えるようになりました。まだ未熟な私ですが、生徒会や行事の運営などの経験から感じているのは、衝突が起きた時にこそ対話やコミュニケーションが重要だということです。そのための手段の一つとして英語を学びながら、視野を広げ、何らかの形で国際間の問題解決に貢献できる人になりたいと考えています。
オーストラリア語学研修では授業にも参加。日本語の授業では先生役も。
後輩へのメッセージ
PICK UP SCHOOL LIFE
大妻嵐山みつばちプロジェクト
恵まれた環境を生かして、2022年4月より「みつばちプロジェクト」をスタート。採取した蜜の販売や、地元企業とのコラボによる商品開発、みつばちに関する研究で権威ある科学研究コンクールでの入賞など、その活動は多岐にわたり、テレビ・新聞などのメディアからも注目されています。また、JAICAF(国際農林業協働協会)が実施している海外研修事業に、今年度も本校の生徒5名が選ばれました。
活躍する部活動
強化部として認定されているダンス部は、全国大会での入賞を目標に、日々練習に励んでいます。
部活動を通じて得られる表現力や集中力、そして仲間との協力は、学校生活だけでなく、将来にわたる宝物になると信じています。
学校 DATA
住所〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町菅谷558
TEL0493-62-2281(入試広報部)
アクセス東武東上線「武蔵嵐山」駅より徒歩約13分、東武東上線「森林公園」駅、高崎線「熊谷」駅などからスクールバス
