inter-edu’s eye

創立以来、グローバルな視点で社会に貢献できる女性を育成してきた東京家政学院中学校・高等学校(以下、東京家政学院)。国際社会で活躍するために、同校ではコミュニケーションツールである「英語」に着目。さまざまな角度から実践的な英語力の習得を目指しています。そこで、今回は多彩な英語教育プログラムを紹介。生徒の声とともに英語教育の実態に迫ります。

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楽しく学ぶ!東京家政学院の英語

東京家政学院では、生徒のやる気を引き出すアクティビティを大切にした英語授業を展開。全員で楽しく取り組むプログラムの数々で、英語力の向上を目指します。

フォニックス学習法

フォニックス学習法
中学1年次から取り入れているフォニックス学習法では、アルファベットの文字と音との法則を学ぶことで、新しい単語へのつまづきを減らし、読む・聞く・話す・書くの4技能をバランス良く習得します。

英語検定 2次試験対策

英語検定 2次試験対策
年に3回、準会場として英語検定を校内で実施しています。自分の実力に応じて受験級が選べます。
3級以上の2次試験(面接試験)対策として、ネイティブの教師による模擬面接を行います。

レシテーションコンテスト

レシテーションコンテスト
年に一度、中学送別会で英語による発表を行います。1・2年次は課題文の暗唱、3年生次はプレゼンテーションに挑戦します。
英語を文章で暗唱することで、きれいな発音への意識が高まり、表現力も育まれます。

中学3年生に聞きました
「こうして英語力が身についた!」生徒たちの声

■私は部活動を頑張っているので、予習などは学校でやっています。暗記するものは、ノートにまとめて登下校中の電車の中で見るようにしています。家では主に復習をします。(K.Mさん)

■授業に集中して取り組み、できる限りその授業内でしっかり理解するように心がけています。分からないところは、その時に質問して、解決するようにしています。(R.Hさん)

■英検2級~1級を目指しているのですが、授業で英検対策をしてくれるのでしっかり勉強するようにしています。(N.Aさん)

■英検2級の合格に向けて頑張っています。ネイティブの先生が一緒に発音の練習をしてくれるので発音も身につきます。(A.Kさん)

■レシテーションコンテストでは、友だちと自分の発表を聞き合うなどして何度も練習しました。(A.Iさん)

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身につけた英語を海外でも実践!

ネイティブの先生から指導を受け、英語力を確実に身につけた生徒たちは、日本国内だけでなく海外でも、英語だけを使う生活を体験します。

イングリッシュキャンプ

イングリッシュキャンプ
中学2年次の7月に実施。1年次の時にネイティブの先生の授業で身につけた会話力を活かします。
実際に英語だけを使って生活することで、英語学習への意欲を高め、多くの人の前で英語を話す自信にもつながります。

オーストラリア ホームステイ

オーストラリア ホームステイ
夏休みに3週間、ゴールドコーストの一般家庭にホームステイしながら、Coombabah State中学高等学校に体験入学します。現地の生徒と一緒に授業に参加し、休み時間やお昼も共にします。海外の同世代との交流を通して、人々の暮らしぶりや文化を体験的に学びながら、生きた英語力を磨きます。
(※中1~高2の希望者)

さらに…シンガポール修学旅行
2020年(平成31年度)3月には、中学3年生(現在の中学1年生)を対象にしたシンガポールへの修学旅行が実施される予定です。対象学年の全生徒が参加する4泊6日の海外体験を通して、さまざまな文化や英語を勉強する意義などを学ぶ大切な機会となります。

ちゃんと話せたかな?
たくさんの気づきがあった校外・海外での体験

■ネイティブの先生から自己紹介のしかたを教えてもらったことが現地で役に立ちました。英語で話そうと思うと「文法をどうしよう」「上手な文になっているかな」と考えてしまいがちですが、上手な文になっていなくても伝わることが分かりました。(A.Kさん)

■イングリッシュキャンプでは、英語劇が大成功でした! 友だちと協力して英文を考えたり、衣装をどうするか決めたりしたので、メンバーのおかげで「こんな演出のアイデアもあるんだ!」という新しい発見がありました。(R.Hさん)

■ネイティブの先生が話す英語は、最初分からなかったのですが、だんだん聞き取ることができるようになりました。おかげでイングリッシュキャンプでも役立ったと思います。(Mさん)

■オーストラリアのホームステイに参加しました。事前にネイティブの先生に教えてもらったことが少し役に立ったと思います。現地では、みんな優しく、日本とは違う毎日を過ごし、満喫することができました。カンガルーに会ったことも良い思い出です。オーストラリアでの経験を生かし、今後は海外で生活できるように英語の勉強をしっかりと頑張っていきます!(K.Rさん)

■入学前から知っていて、行きたいと思っていたオーストラリアのホームステイ。旅立つ前には、空港や飛行機に搭乗する際の会話、ホストファミリーに自己紹介する時の練習をしたのですが、当日は緊張してしまいうまく伝えられないこともありました。家の中を土足で生活することや食べ物など、日本と全く違った生活に驚きながらも毎日を楽しく過ごすことができました。今後は、英語をもっと話せるようになって、多くの人たちと会話をしてみたいと思っています。(M.Dさん)

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編集者から見たポイント

多彩なプログラムが魅力の東京家政学院の英語ですが、一番の核となる授業そのもので、生徒が自主的に工夫をして勉強している点が印象的でした。また、プレゼンテーションや海外体験によって、授業で身につけた英語を実際に使う機会が用意されているのも魅力的です。英語で自在にコミュニケーションが図れるようになったことで、生徒にとっては自信につながり、学習意欲もさらに高まっているのではないでしょうか。

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