教育理念

「生きる力を身につけ、自尊の心を育む」、これが東京家政学院の教育理念です。「生きる力」とは、確かな知識と技術、さらにコミュニケーション能力や協調性といった社会性です。そして、これらをバランス良く成長させることで育まれるのが「自尊の心(自分を好きでいられる、大切に思える、誇れる心)」なのです。そしてこの「自尊の心」こそが自らの「Identity」確立の中核となる大切なアイテムとなるのです。

グローバル化の進むこれからの時代において、最も重要視されるべきは「自立と共生」です。実生活において応用、活用できる知識や技術、そして社会性は自立心を育みます。

一方、日々の言動を振り返ることで育まれる自尊の心は、文化、歴史、伝統などの違いから生じる多様な価値観を持つ人たちが、互いを認め理解し合う中で共に生き共に成長しようと願う心、共生する心へと繋がってゆくのです。東京家政学院は、これからも全ての生徒の「確かな成長」を願い、子どもたちの将来を見据えた、きめ細やかな教育を実践しています。

建学の精神

「KVA」spirit(Knowledge・Virtue・Art)

1875年、長崎に生まれた創立者大江スミは、女子高等師範学校卒業後、文科省(当時の文部省)の命を受け4年間のイギリス留学に旅立ちました。その間、ヨーロッパ諸国から多くの刺激を受けたスミは、グローバルスタンダードと女子教育の重要性を痛感しました。そしてこの経験は、その後のスミの生涯を決定づけることとなるのです。

1923年、スミはついに自分の理想とする女子教育を実践するため、東京家政学院を設立しました。スミが理想とした女性像とは、良き家庭人であると共に良き社会人であること。そしてその理想を叶えるために掲げられたのが、東京家政学院の象徴とも言うべき建学の精神「広く社会の動きを捉えることのできる知識(knowledge)、その知識を実生活に活かすことのできる技術(Art)を身につけると共に、それらを周囲の人々の幸せのために活用したいと願う心、徳性(Virtue)を身につけ、社会に貢献できる自立した女性を育てる」KVA spiritなのです。