第44回 東大、ハーバード大、MITもやってるあのこと?

inter-edu’s eye
今回の大学リサーチでは、あの東大が一般公開している、ウェブサイトをご紹介します。大学入学後の授業をイメージできるだけでなく、より東大に興味を持てるようになるでしょう。

東大の講座を無料で見られる「東大TV」って?

東大TV

「東大TV」とは、東大で開催された公開講座や講演会の動画を視聴できるウェブサイトです。会員登録も費用もかからず、分野も美術・芸術、心理学・社会科学、教育・学習、農学と幅が広く、高校生向けから大人まで学習することができます。

サイトを見てみると、五月祭公開講座、駒場祭公開講座などはもちろん、「だます」という一見何を意味しているのか分からないカテゴリーもあります。実際に見てみると、自然界におけるだましとして、「動物のだまし」「昆虫の擬態」など身近にあるけど、普段なかなか知ることができない講座の動画が用意されています。

東大のオープンキャンパスに参加したけど、公開講座までは見たことがないという人は、「東大に入るとこんな生活が待っているのか」とイメージすることができるでしょう。また東大を目指しているけど、進路が定まっていない人も、学部・学科ごとの講座があるので、興味のある分野を見つけることができます。

実は近年、東大だけでなく、世界中の大学でこのような無料オンライン講座を提供する動きが活発化しています。

あの世界大学ランキング1位の大学も参加

世界大学ランキング

東大もはじめている、オンライン学習ですが、世界では「MOOC」(モーク)というものがあります。MOOCとは、インターネットを使った「大規模公開オンライン授業」を意味しています。

これは大学などの高等教育機関が、インターネットを通じて公開している講義・履修コースのことで、大半を無料で視聴することができます。映像のほかに履修内容を確認するテストも用意されていて、条件を満たした際に「履修完了を認定する証書」の発行を受けることがでる場合もあります。

代表的なものとしては、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が合同で設立した「Edx」や、スタンフォード大学が中心の「Coursea」などがあり、世界の一流大学の授業をどこでも好きなときに受けることができます。

日本でも有名なサービスとして「iTunes U」があり、東大、京大、慶應大、早稲田大など日本を代表する大学がコンテンツを公開しています。

オンライン学習のメリットとは?

オンライン学習

メリット1 いつでもどこでも自分のペースで

これがオンライン学習の最大のメリットといえます。パソコンやスマートフォンがあれば、いつでもどこでも勉強することができます。気分のあまり乗らないときは、気分転換をしてから学習することができるのも魅力です。

メリット2 学べる内容が多彩で選びやすい

大学のオンライン授業だけでなく、日本では資格取得のための勉強、語学学習においても、学習アプリなど数多くのコンテンツが用意されています。興味をもったものは、たいていの場合、無料体験という形で気軽に試すことができる点も魅力です。

メリット3 お金がかからない

通学型の場合、入学金や教材費がかかりますが、オンラインの場合はそれも割安になります。実は先ほどご紹介した「MOOC」(モーク)も、このような理由から受ける人が多くなっています。


ここまでメリットをご紹介してきましたが、ひとつ、大きな注意点があります。通学型の場合、そこに行けば嫌でも勉強する必要が出てきますが、オンラインの場合は、さぼろうと思えばさぼれますし、やめるのも簡単です。自学自習の姿勢が身についていないと、なかなか難しいかもしれません。とはいえ、行動あってこそ。まずは興味のあるものから見てみては?