近年のオープンキャンパス事情と親の関わり方

inter-edu’s eye
初夏に入り、大学を知る機会の一つ、夏のオープンキャンパスが各大学で行われ始めます。そこで今回は昨今のオープンキャンパス事情と、親はどう関わっていけばいいのかをご紹介します。

ただ大学を見せるだけではないイベント

オープンキャンパス1

学園祭、学校見学会など大学を知るイベントはいくつかありますが、その代表として挙がるのが6月~11月に開催される「オープンキャンパス」です。キャンパスツアーや個別相談会、学校説明会、入試説明会、体験授業などパンフレットやWebサイトだけでは分からない学校の特徴や雰囲気を感じることができます。

キャンパスツアーや個別相談会では実際に通っている学生が対応してくれるので、どんな学生が通っているのかを知ることができるだけでなく、どんな学生生活を送っているのかを直接聞くこともできます。

平日にふらっと気になる大学を見学することもできますが、通っている学生から直接話を聞くことは勇気がいるので、貴重な機会といえます。

親世代とは違う近年のオープンキャンパス事情

①事前申し込みが必要な大学が増えている
オープンキャンパスは大学を知る数少ないイベントのため、人気大学には参加者が殺到します。そのため、近年は「事前申し込み制」をとっている大学が増えています。申し込み方法は学校サイトのイベント情報などから必要な情報を入力するケースがほとんどですが、こまめにチェックして「行きたかった大学に行けなかった」ということのないようにしたいところです。

②凝ったイベント内容
事前申し込みが必要な大学が増えているとご紹介しましたが、そのひと手間分、大学でも「凝ったイベント」を準備しています。例えば、東大では学部、施設ごとの企画が行われます。教養学部では、PEAK※1紹介(英語)、PEAK模擬講義(英語)など、その特徴を活かして英語によるコース紹介や模擬講義が行われます。国際基督教大学(ICU)では、教員と学生によるセッション、在学生トークライブ、「学長・副学長と話そう」が行われるなど、より大学を詳しく知ることができるイベントが準備されています。(※2018年6月時点の情報です)
※1 前期課程の「国際教養コース」、後期課程の「国際日本研究コース」ならびに「国際環境学コース」から構成される教養学部の英語コース

③無料送迎バスや交通費補助のある大学も
やや地方の大学の話になりますが、大学最寄り駅からの無料送迎バスの運行があることも。さらには交通費の現金補助をしてくれる大学もあります。なるべく多くの大学を見たいけど、費用が…という場合にはぜひ利用しましょう。

見るべきポイントはあらかじめリストアップ

オープンキャンパスの代表的なイベントして「キャンパスツアー」があります。多くの大学では当日オープンキャンパスに参加した際に、イベントに申し込み、学生のツアーガイドが校舎、図書館、食堂、講堂などを案内してくれます。キャンパスツアー以外にも様々なイベントが用意されていますが、ここで気をつけておきたいのが「時間」です。

オープンキャンパスは多くの大学で10時~16時に行われますが、参加してみるとあっという間に時間が過ぎてしまい、学校の雰囲気はつかめたけど、肝心な部分が聞けなかった…ということになりかねません。

そうならないためにも、事前に重視して見ておきたいポイントをまとめておくことをおすすめします。例えば図書館をじっくり見たいとします。キャンパスツアーでも案内してくれるかもしれませんが、団体行動なので、じっくり見ることはなかなかできません。あえてキャンパスツアーに申し込まずに、自由に見学するのも一案といえます。

オープンキャンパスへの親の関わり方は?

オープンキャンパス2

数十年前だと、高校生にもなってオープンキャンパスに親がついていくのは、本人も恥ずかしいのでは?とイメージがありましたが、近年はオープンキャンパスに親が同伴することは決して珍しいことではありません。大学側もここを見越し、就職実績や奨学金などの親向けの説明を準備していたりします。

また、参加するにあたり気をつけておきたいことがあります。
それは「主観は抑えること」です。一緒に参加するとどうしても親御さんの主観が入りがちです。ですが、実際に通うのはお子さま自身です。参加した後、話す際には「私は○○だと感じたけど、あなたはどう思う?」などあくまでお子さまの意見を立てるような質問を心がけましょう。

そのためにはあらかじめ「役割分担」をしておくことも重要になってきます。例えば親御さんは就職実績や奨学金などを。お子さまは学校の雰囲気や授業の様子などを重点的に見る。こうすることで意見の食い違いを防いだり、時間の節約にもつながります。

貴重な時間を使って参加する「オープンキャンパス」。ポイントを押さえ有意義な時間にしましょう。

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