結論から述べますと、たとえ小学生でも中学受験をするであれば、模擬試験は必修です。また中学生の場合、高校受験を考えている以上は、模擬試験すら受けてないというのは、多くの場合危険であるといえましょう。(もっとも高校でも、例えば私立高校の場合、学力がひどくても実質的に無試験で入学可能な学校もありますので、そのような学校に関しましては、その限りではございません。)
 何年間かに渡り、継続して様々な種類の模擬試験を受ける効用は…
?模擬試験の分析結果などから、自己の学力面での長所・短所が把握、分析できる。
?試験会場の雰囲気になれることができ、入試本番に強い精神力、また制限時間内に要領よく読み解くという時間配分に対する意識や能力も、身についてくる。(特に近年の入試は、高校・大学入試ともに、短時間で多くの問題を処理できる速読速解力を重視する傾向にありますので、特に、中3・高3といった受験学年の場合、試験慣れをしておくことは、とても大切なことであるといえます。そうしないと、時間内に全ての問題を解くことができないという悲劇も、生じかねません。)
?自己の(相対的)学力レベルと、志望校側から求められる学力レベルや適正などを、把握していく上で、模擬試験は1つの重要な目安となります。
 受験での成功率の高い人というのは、決して単純に学力の高い人ではありません。むしろ自己の学力レベルと、受験する学校側の要求する学力レベルやその意図を、的確かつ客観的に把握できている人のことを言うのです。
 あと志望校の最新の過去問を、制限時間を守って解いてみて、その正答率や合格ライン等を把握することも、大切なことです。
 特に公立校の入試の場合、点数が足りなければすっぱりと切り落とされるという厳しさが、ございます。
 私立校でもある程度まともな学校では、事情はほぼ同じですので、入試や志望校選びにおいては、常にシビアな気持ちで慎重に対応していくことが、とても大切なことであるといえます。