英語教育に熱心な学校（女子）｜掲示板スレッド

薫英女学院が英語教育には力を入れてますよ。

チョコ様
お返事ありがとうございました。
薫英女学院ですね。恥ずかしながら存じ上げませんでした。
ＨＰを見てみましたが、海外留学や、英検取得など、英語教育にかなり力を注いでいるように
見受けられました。
娘も興味を持ったようです。
教えて下さり、ありがとうございました。

唐突ですが、私は小学生から学校で英語を16年間
必死で勉強して来ました。しかし、真の実力を得
たのはやはり社会人となり、仕事で英語を頻繁に
使う様になってからでした。今になって思う事で
すが、他の専門分野の勉強もしていたらよかった
と最近後悔しています。この歳になり英語を学問
として専攻する事の虚しさを感じます。所詮英語
は言葉であり、基本は何を伝達するかです。


確かに、英語嫌いな親御さんにとって、子供さん
が英語を不自由なく使いこなせる様になって欲し
いという希望をもたれる事は当然だと思います。
しかし、昨今英語しか出来ない人や英語の呪縛
に囚われて不本意にも不良外国人と付き合い、
挙句の果てには結婚し大変苦労する方も大勢おら
れます。


差し出がましい様ですが、私の経験から申しあげ
て、英語も大事だと思いますが、やはり他の専門
分野に関しても、視野を広げてくれる教育をされ
ている学校を選ばれる方が将来的に有利だと思い
ます。今日では英語が話せて当たり前という風潮
があり、英語プラスの能力が求められます。


弊社は外資系なので、外国語及び英文科専攻の方
が面接に多く来られます。難易度の高い大学の方
がほとんどですが、残念ながらそれだけではイン
パクトがありません。寧ろ、理系及び語学系以外
の学部出身でプラスアルファ英語という方が圧倒
的に有利です。又、それなりの大学を卒業されて
いる方は、基礎学力がしっかりされており、3年
程度で英語の能力は格段にアップされております。
やはり英語は言葉であり、実践を通してその能力
は格段に伸びるのだと痛感しております。


やはり、今後英語はある程度「出来て当然」という
風潮になって来るのではないかと思います。昨今、
日本国中が英語の呪縛に囚われている危険性を感じ
るのですが・・・。

英語の呪縛 さんへ:
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　同感です。こういう事を、実務経験をお持ちの方にもっと声を大にして言っていただきたいです！
　今日の新聞１面に「小学校から英語必修化の方向」と出ていましたが、まったく何を考えているのやら…　と思います。語学（英会話）だけできても何にもならないのに。「日本語あっての外国語」なのに。
　ちなみにもうずいぶん前の話ですが、私の友人で、難関大学の語学系の学部に浪人までして入学したのに、「みんな語学以外やりたくないって言う人ばかりで、そんなんやったら○○語会話スクールとかに行ったらいいのに、と思った。大学にいるのが無意味に思えてきた」と言って、総合大学に入り直した人がいました。再入学後は、いきいきと大学生活を送っていましたよ。
　「通訳」という仕事がありますが、これは分野ごとの知識をもった人で外国語ができる人を「通訳」に起用しているのであって、外国語が堪能なだけでは「通訳」はできないということを私達はもっと認識すべきだと思います。　

英語に力を入れているとうたっている学校のどれだけのお子様が、
社会に出て、どのように、その学校で身に付いたと言われる英語を駆使して、
活躍できるのでしょうか・・・。
大学などでも、英文科などの出身者のどれだけが、ビジネスとして使用できる英語を、
また、日常会話ができる方がいらっしゃるのでしょうか・・・。
難しいですね・・・。

このような議論は、多くの方々が危惧なさっているにもかかわらず、あまりなされることなく事態が流されているようで、心配になります。英語と他の科目の違いは、英語はツールであるということです。英文学にとっても同様だと思います。音声学、言語学に興味をお持ちであるのなら多少事情は異なると思いますが。

私には、弊害が多いことが認識されているのにこのような傾向が進んでいることは、ビジネスとしてそれ自体が捉えられていると思えてしまいます。それを消費者がうまく選択できれば問題ないのでしょうが、どうしても落ち着いて考えることがない場合が多いように感じます。英語教育が始まってからもそこそこの年月が経っています。何十年後にどうなったかという事例は結構身近にもあるはずです。スレ主様に限らず、英会話ビジネスの関係者の話と同時に、お子様などにいろんな英語教育をなさった諸先輩方の、勘定無しのお話もご参考になさってはいかがでしょうか。

関連図書も数々ありますので、ご検討ください。
（「小学校でなぜ英語？」岩波ブックレットＮＯ．５６２　大津由紀雄、鳥飼玖美子）
（「英語教育はなぜ間違うのか」ちくま新書　山田雄一郎）など

話が大げさになって申し訳ございませんでした。

沢山のご意見、ありがとうございました。
私も、英語はあくまで『道具』だと思っております。
私自身全く英語は出来ませんが、アメリカ、ヨーロッパに行ったときもけっこう楽しく
過ごすことが出来ました。
ようは『伝えよう、理解しようという熱意』だと、自分の体験からして思っています。

しかし、近日実施される塾のテストで、志望校を（一応）決めなければならず、
まだ何もわかっていない私達はとりあえず、娘が好きな分野から考えてみることに
しました。
６年間、楽しく有意義に過ごせる学校・・・。
娘は「音楽・数学・英語の勉強がしたい」と申しておりましたので、その中ではやはり、
『英語』が一番将来に直結するのではないか→『英語教育に熱心な学校』と考えた次第です。
（安直ですみません）

先にも書き込みしておりましたとおり、娘が習っているのは『英会話』ですので、中学の
文法重視の英語に素直に馴染めるか・・・も心配です。
もし、拒絶反応を示してしまったら、６年間英語漬けってかなり苦痛ですよね。
娘が学問として英語を勉強したいと言うのでしたらいいことですが。

でも、留学生が来たり、海外のことを勉強したりすることはとてもいい刺激になるとも思います。
私が海外に行ったのはもう大人になってからで、それはそれで良かったのですが、もっと
若いうちに経験しておけば良かったな・・・と思いました。
海外に行って、初めて自国の良さに目覚め、日本人の自国への無関心さも思い知りました。

皆さんのいろいろなご意見も拝見させていただき、「なるほど」と思うことがたくさんありました。
英語だけにこだわらず、学校では別の教養を身につけさせ、英語は今通っているスクールでも
十分かな？とも思えてきました。

ともあれ、決めるのは娘自身ですので、皆さんのアドバイスも参考にさせていただきながら、
いろんな選択があることを娘にも伝え、娘にとってベストな道をみつけたいと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。