教えてください｜掲示板スレッド

かいりさんはなぜ、総合的に考えたら私立のほうが良いと思われたのでしょうか？中学受験を考える何かきっかけがあったはずです。それが何であるかはそれぞれのご家庭で理由は違います。公立中が環境がよく公立高校も良い校区ならば、無理して私立を選ぶこともないと思いますが、これもそれぞれのお考えなのでよく考えてください。

一般的なことですが、公立と私立の学習内容ですがこれは明らかに違います。公立は国で決められた授業時間数のみです。内容も決められた教科書内容以外は教えません。私立は授業時間数も多く、内容も先取りで進みます。中学の間から高校範囲を教える学校がほとんどですし、６ヵ年のカリキュラムですから高２までに高校範囲もすべて終わって、高３は大学受験用の演習授業の学校が多いです。また補習や長期休暇に特別授業もあり大学進学にあわせた内容です。

学校生活の面では施設が充実していること、学校行事も特色があること、学校の建学の精神がはっきりしていること、クラブ数も多いことなどなど、公立と比較したら、毎月高い授業料を払っているのですから恵まれているのは当然です。

５月くらいになると、来年度版の私立中学校の学校案内の本が出版されます。各学校のこともよくわかると思うので、参考にしてください。

私の地区も田舎で公立中は多少荒れてはいるものの、トップの公立高校は進学率も割りと良い地区で、中学受験の子供は1割もいませんでした。
我が家の場合、大学進学率を重視して、私学中学受験を考えました。
まず、地区の公立中からトップの公立高校へはいるには、内申書、部活どれも3年間気を抜かず頑張らないといけない、となると、不器用な我が子は、美術、技術家庭等の内申書が不安でした。小学校ではある程度成績が良くても、中学校で力をだせるか、3年間維持できるかも不安でした。
そのことをふまえて、悪くてもトップの公立高校と同じぐらいの大学進学率（進学人数ではなく、進学率です）か、それ以上の大学進学実績のある私立中学だけを受験する、それがだめだったら公立へ行く、と親子で約束をし、目標を決めていました。
幸い合格できたから言えることかもしれないのですが、我が家はそうすることによって、学校選択の時期に迷うことなく、子供も決心がついて良かったように思います。
しだれ桜さんがおっしゃるように、何に重点をおくかをまず決められたら、公立と私立の違いがよくわかるのではないでしょうか？

まだ1週間ほどしか通っておりませんが、公立に比べて時間がかかる学校にも楽しそうに通っております。教科書も公立でもらう無償のは同じ物ですが、副教材の問題集等がはるかに多く内容も濃いようです。

上の子が公立、2番目の子が私立に通った経験からですが、

学習内容についてはかなり開きがあります。
下の子の私立は環境重視でそんなにレベルの高くないところを選びましたが、数学、英語に限れば公立の2倍以上の内容だと思います。
公立は、また指導要領が変わるらしいので今後どうなるのかわかりませんが、とにかく無駄が多いような気がしました。総合学習、○○大会の練習など、まあ「生きる力」を求めている方にはそれでいいのではないかと思いますけど。もう一人小学生がおりますが、公立に行かせるつもりはありません。

足りない分を塾で補うのか、どうしても私立に行かせたいのか、それぞれの家庭の考え方でしょうね。