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【648812】知的で人格者の母親の影響?

投稿者: 考え込む母   (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 01日 23:43

少し重い話題かもしれません。
 
親子版廃止に当たってというわけでもないのですが
常々考えてきたことを書いてみます。
 
私の周りの知的で人格者で子どもの教育にも関心が高く
それでいて勉強だけできればいいと思っているわけではないといった
極めて尊敬に値するお母様がお子さんのことでいろいろ悩みを抱えているという例が少なくありません。
 
思慮深いから悩むのかもしれませんが
たいていそういうお子さんもそれまでは本当に知的で分別もある頭のいいお子さんなのですが何かのきっかけで躓くケースがあるのです。
 
問題がおきてからの対処の仕方も
私から見てえらいなあというものがあり、何でそう言うことが起きてしまったのだろうか
と思うことばかりです。
 
親があまりに偉いと子どもにはその存在自体がかえってマイナスになるのでしょうか。
でもその場合、そういう偉い親が考えれば考えるほど自体が悪くなってしまうのでしょうか。
 
家庭のしつけの責任、などと声高に叫ばれることの多い昨今、
真面目でまともで熱心な母親がますます追い詰められて
その結果として子供にしわ寄せが行くような不安を抱えています。
 
私はこの問題には意外に夫(子どもにとっての父親)の価値観と影響がポイントのような気がしています。
そんなことを考えられたこと、ありませんか?

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  1. 【652570】 投稿者: 甘えんぼ  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 06日 23:59

    考え込む母 さんへ:
    -------------------------------------------------------


    考え込む母さまの真摯な姿勢に、敬服します。
    こちらもいろいろ考えながら、ずっと読ませていただいてました。


    > 思ったのですが
    > 子どもはもちろんの事、大人も
    > 今、みんな、誰かに甘えたいのを抑えて生きている状態なのではないでしょうか。


    これは自分自身も感じますので、よくわかりますー。その通りですよね。
    私も、甘えたいと思うし、子供の頃、甘えられなかったと感じています。
    ですが、甘えられる人がいない・・・
    みな、余裕がない・・・
    社会全体が、甘えを認めなくなっている、といいますか・・・
    そして子供にそのしわ寄せがきているのかな、と感じます。


    > お母さんのことが大好きで愛情は感じているでしょうが
    > 肝心な感情を出す練習が足りなかったのかもしれないなあと思うのです。他人に対しても、きっと。
    > 不登校という形になって思う存分甘えているのかなあ、そんなことを思うのです。
    > 存分に甘えて安心したらきっとエネルギーが充電されて出て行けるのかもしれないと。


    我が家の次男は、感情表現が下手で、いわゆるキレやすい子供です。
    こういった子供も、子供の性質が違うので表現の仕方が違うというだけで、
    不登校と根っこは同じじゃないかと思います。
    人は共感してもらって初めて感情が社会化する、と聞いたことがあります。
    例えば親に叱られても、誰かが共感してくれればそれでいいんですよね。
    しかし今の子供は逃げ場がないように思えます。
    逃げ場がない分、親が子を追いつめないようにしなければならないのですが、
    やはり親として毅然と指導しなくてはならない面もありますし、
    さらに親自身も余裕がなくて、甘えたいのに我慢しているのですから、
    子供の辛さをわかってあげることができない・・
    うーん、やはり子供にとっては辛い時代だという気がしてきました・・・

  2. 【653826】 投稿者: 考え込む母  (IP Logged) 投稿日時:2007年 06月 08日 00:50

    甘えんぼ さんへ:
    -------------------------------------------------------
    > 考え込む母 さんへ:
    > -------------------------------------------------------
    >
    >
    > 考え込む母さまの真摯な姿勢に、敬服します。
    > こちらもいろいろ考えながら、ずっと読ませていただいてました。
    >

    ありがとうございます・・。


    >
    > > 思ったのですが
    > > 子どもはもちろんの事、大人も
    > >
    > 今、みんな、誰かに甘えたいのを抑えて生きている状態なのではないでしょうか。
    >
    >
    > これは自分自身も感じますので、よくわかりますー。その通りですよね。
    > 私も、甘えたいと思うし、子供の頃、甘えられなかったと感じています。
    > ですが、甘えられる人がいない・・・
    > みな、余裕がない・・・
    > 社会全体が、甘えを認めなくなっている、といいますか・・・
    > そして子供にそのしわ寄せがきているのかな、と感じます。
    >
    > しかし今の子供は逃げ場がないように思えます。
    > 逃げ場がない分、親が子を追いつめないようにしなければならないのですが、
    > やはり親として毅然と指導しなくてはならない面もありますし、
    > さらに親自身も余裕がなくて、甘えたいのに我慢しているのですから、
    > 子供の辛さをわかってあげることができない・・
    > うーん、やはり子供にとっては辛い時代だという気がしてきました・・・
    >
     
    大人も子どもも辛いですよね。
    ひところ「癒し」という言葉が流行りましたが
    かたくなな心や緊張している体をほぐすということが心掛けないとできない時代になっているのかなと思います。
    何でも心掛けないといけないというのも疲れますね。

    たまたま読んだある本に、教育とかしつけというものは、そもそも善くないものなんだというようなことが書いてあってビックリしました。
    それはある意味での「強制」であるから。
     
    社会が複雑になり、一人で生きていない場では、好き勝手な生き方は許されません。
    でもどんどんと、完璧に世の中に期待される言動をこなすということは不可能になってきているのではないでしょうか。
    様々な人がいて様々な反応があるわけで。
     
    それぞれが甘えたいという気持ちを引きずったまま
    期待されている言動を行い、その結果
    その失敗が怖くて緊張する、あるいは本来の自分の価値観との間での葛藤が生じる、という真面目なひとがより壊れてしまうのかもしれません。
     
    だらしない、人目を気にしない、無責任な若者が増えているといわれますが
    これも今の時代、一種の防衛手段なのかもしれません。
     
    子どもも、そのまた親も、自分の居場所を求める存在です。
    居場所とは、自分が受け入れられ、甘えを許され、自信を回復出来る場所の事なのではないでしょうか。
    それを例えば母子がお互いの関係の中だけに留めてしまうと
    いつかゆがみがでてしまうのではないでしょうか。

    完璧でない自分をさらけ出せる場をどれだけ持っているかということも大切なような気がします。








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