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投稿者: 冬眠 (ID:sF9ZWJQSnhs) 投稿日時:2007年 12月 27日 22:38
本日、願書を投函してきました。
これから大学に入り直したり、大学院へ進もうと考えているお母様方、
またはすでに通っていらっしゃる方、よろしかったら雑談しませんか?
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【800539】 投稿者: M2 (ID:jUcEM2FpmOU) 投稿日時:2007年 12月 29日 10:39
冬眠さま
私は今、1か月後に修士論文提出を控えている者です。
臨床心理士のような資格取得を目指す課程ではないし
よく教職の方や看護系の方が進学なさる目的にあるような、現職での課題を論文にするものでもなく
昔から興味があったことを研究して論文にまとめたくて進学しました。
出身の学部は違いましたが ずっと興味を持って 自分なりに重ねてきたものがあったつもりだったので
いきなり院からでも大丈夫かな?と思って
たまたま、出身学部が大きな問題にならずに受験でき、受け入れてもらえそうな院があったので受験した次第です。
・出身学部でない院に入って 実感として予想以上に大変だったのは
研究手法についての知識や 基礎的な教養がどうしても未熟な点です。
今の研究室と同種の研究室に学部のときから出入りしている人たちが肌で感じて知っていることを私は知らなくて
そういうことを学びながら 必修の単位を取り 自分の研究計画を練り 修士論文にまで持っていくのは 修士の2年間では本当に厳しいです。
・当たり前かもしれませんが 同じ大学(院)でも
研究室(指導教授)によって、研究生活は大きく違いますね。 私は文系なんですが
修論でも 合宿やったり 中間発表なんかやって 批評しあって 手取り足取り指導型の研究室もあれば
放任型というか 見守り型というか 自立(自律)型というか 一人前の研究者として扱ってもらえるのは光栄だけれども たかが院生にここまで自己マネジメント能力を期待されると辛いなぁ・・というような研究室も(私の大学には)あったりします。
・入試の面接は 研究計画について ツッコマレまくりでした。
先日研究室の忘年会で 入試の面接の思い出話になったときに
先生が 入試の研究計画書というのは 「だれも彼もツッコミドコロ満載で、突っ込まずにはいられない」とおっしゃっていました。
自分で振り返っても 穴だらけだったなぁ〜と思います。
実際にやった研究、今書いている修論は 入試のときにひねり出した研究計画とは大きく違っていますし、ね。
(それでも、古いツテを頼って、大学の先生に見てもらって出願したんですけど、専門分野も違うし、入試向けの完璧な研究計画にはならなかったんでしょうね。)
・あと、大学院に通っている話というのは、色眼鏡で見られやすいみたいです。
自慢げに話したりなんかしませんし、身辺には気をつけていたつもりなんですけど
世の中には詮索好きな人がいたりして 不快な言われ方をしたりもしました。
修論を提出したあとは、
すこし野望はありますけど、それは少しずつ・・の話で、実績を重ねていくしかないだろうと、と思ってます。
お互い頑張りましょう。
入試の健闘を祈ってます!
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【800581】 投稿者: 挫折組 (ID:/g1WW7t8beY) 投稿日時:2007年 12月 29日 12:00
すみません、希望にあふれているお話の中で、暗い話になってしまいますが、お許しください。
私は理科系の修士卒で、博士課程進学をいろいろな事情であきらめたので、そのことがずっと心残りでした。
企業の研究所に入りましたが、別居結婚の末に退職して出産し、子どもが1歳になるのを待って出身大学の博士後期課程の試験を受けて入りました。
学費は、勤めていた間に貯めたお金を充てました。夫からは、3年間だけ、と期限を切られました。
3年間がんばりましたが、まだ小さかった子どもはひんぱんに病気をしたし、入院したこともありました。夫は出張三昧で子育てには全く協力してくれなかったので(何度もうったえましたがだめでした)、私は子育てに追われ、研究のほうはいっこうにはかどりませんでした。
結局、予備的な実験をしただけで3年すぎてしまい、博士論文をまとめるには程遠いところで終わりました。
今思うと、私に力がなかったのが最大の問題だったとは思うのですが、乳幼児をかかえながら大学院に入るのはやはり無理があったと思います。
大学院での研究生活は、やはり半端な覚悟ではできませんね。家族の協力も必須です。
これから入られる方、頑張っておられる方、応援します。 -
【800598】 投稿者: サイコロ (ID:ftvrB5WVTpg) 投稿日時:2007年 12月 29日 12:48
臨床心理士です。
同業者の中には、ここに書き込んでいらっしゃる方と同じように
お子さんを育てる中で心理学を勉強したいとい思われ、頑張って大学院に入られて
資格を取られた方が少なからずいらっしゃいます。
この仕事は、人生経験が間違いなく肥やしになります。
ただし。経済的には努力の量に比べて不遇だと思います。
資格を取っても、だから高収入というわけにはなかなかいきません。
また、非常勤やパートにも関わらず、特に初心者の場合は職を得るのも激戦です。
でも、本当にやりがいのある仕事だと思いますし、学びの中で自分が得る物も大きいですので、
どうか皆さん頑張って下さいね。
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【800660】 投稿者: よこよこ (ID:OlPoAxaJiC6) 投稿日時:2007年 12月 29日 15:28
臨床心理士を目指す方が多いですね。
私は他分野ですが、昨今大学院に進まれる方も多く、進学しようかどうか非常に迷っています。
今、子育ての傍ら非常勤をしていますが、収入は扶養の範囲に収まる程度。
大学院を修了しても、すぐに地位や収入が上がるなどということはないと思いますが、子どもの手が離れた時仕事の幅が広がるようにという思いがあります。
しかし、子どもの中学受験も考えているので、経済的な面や家族の負担を考えると、私の将来より子どもの将来か・・・と悩みます。
現場での経験から研究したいテーマがあるのですが、授業の時間帯や研究室での負担の多少を考えた大学院選びになってしまいます。
こんなことで、研究にどれだけ情熱を傾けられるのか・・・
主婦が大学院に進むことは非常に贅沢なことでもあります。
情熱がその他のことより勝り、環境が整った時に大学院への道は開かれるのでしょうね。
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【800706】 投稿者: M2 (ID:jUcEM2FpmOU) 投稿日時:2007年 12月 29日 17:35
> 現場での経験から研究したいテーマがあるのですが、授業の時間帯や研究室での負担の多少を考えた大学院選びになってしまいます。
> こんなことで、研究にどれだけ情熱を傾けられるのか・・・
> 主婦が大学院に進むことは非常に贅沢なことでもあります。
> 情熱がその他のことより勝り、環境が整った時に大学院への道は開かれるのでしょうね。
実際大学院に入って感じたのは
学部からストレートに進学した人を除いたら、
院に入る前にも、学会誌への投稿など、少しずつ「結果」を重ねてきている方も多かったです。
私も最初は、大学院の枠に入らなくても、学会誌に投稿するなどして 好きな勉強を続けていければ・・と考えていましたが、
やっぱり 自分ひとりでは自分のことを律しきれなくて、大学院という枠組みに入ってしまったほうが研究するということは楽になるかな?と思って 院に入学しました。
大学院に入ってみたら
院に入る前から(私から見たら)既にそれなりの実績を積んできている方々がたくさんいて
私には大学院という枠組みが必要だったけれど、
研究(勉強)するのは 環境じゃなくて 意思なんだなぁ、と改めて思ったりもしました。
(↑分野は限られるかもしれませんが)
その方たちも、実際大学院に入学したわけですから、より、大学院なり、修士号の必要性を感じたのかもしれませんが。
みんな、いろんな制約の中で できることから きっと 始めているんだろうな、と思います。
私も たくさんのことを いろいろ取捨選択しています。
捨てたもの、多いです。
文系でしたら 今は通信制大学院も幾つもあって、希望の分野によってはニーズに合うかもしれません。
放送大学も大学院ありますし、
臨床心理士を目指すにも、放送大学からでも、通信制大学院からでも道がありますしね。
皆さん、自分の人生ですもの、がんばりましょうね!
(もちろん 子供の人生も大切に考えなくちゃいけないけど、ね!) -
【800727】 投稿者: 冬眠 (ID:7GH1TimVLCo) 投稿日時:2007年 12月 29日 18:26
M2さま
1か月後に修士論文提出を控えている方の書き込み、大変参考になります。
同じ大学の院をお受けになったのですか? 1ヶ所に絞って志望されましたか?
また、一般枠で受験なさいましたか?
私は、違う大学を受けます。出身大学の院に、志望する分野がなかったものですから。
(ある程度重なる領域はありますが、その分野の先生の層の厚さが違います)
また、通える範囲との兼ね合いで、志望校は1つになりました。
研究計画を先生に見てもらったなんてご立派ですね。
私は、分野が全く異なるので、アテが全然なく、そもそも思いつきもしませんでした。
> 研究手法についての知識や 基礎的な教養がどうしても未熟な点です。
M2さんのように、昔から興味があったことをなさっている場合でもそうなのですね。
私は院進学を思いついて以来、この2ヶ月余りで200冊ほどの本を読みました。
おおよそ理解はできても、語句など正確に記憶できないので、筆記試験は
ぼろぼろじゃないかと危惧しています。暗記力・集中力の衰えが甚だしいです。
ただ、研究計画が面接で突っ込まれることや、実際書いている修論は大きく違う、
というお話は、むしろ、望ましいと感じます。
そのために進学するのだと思いますので。
自分で書いていてまだまだ不十分なのは実感しますし、
目的と研究方法の詰めが甘い(これでOKとはとても思えない)からです。
それが1人で完璧にできるなら、わざわざ院に行く必要はないですし。 -
【800738】 投稿者: 冬眠 (ID:7GH1TimVLCo) 投稿日時:2007年 12月 29日 19:06
挫折組さん
思い切って書いてくださって、本当にありがとうございます。
研究所に入られて後に後期課程に進学されたのは、よほど強い意志がおありだったんですね。
それなのに3年間であきらめざるを得なかった無念さは、察するに余りあります。
博論は修論よりもさらにハードルが高いでしょうし。
じつは私にも少し近い挫折体験があります。(他の挫折もいっぱいしています 笑)
院に進学しようかというときに妊娠がわかり、しかも切迫流産で入退院をくりかえし…
結局、進学はあきらめました。
サイコロさんもお書きになっている通り、
周囲を見まわしても、文系の院で、小さいお子さんを抱えて、という方はわりに
見かけますが(それでもとても大変なことには違いないでしょうが)
さすがに理系では心当たりがありません。祖母の協力などがないと難しいでしょうね。
私自身、かりにあのとき無理に薬学の院に進学していたとしても、実験実験の日々を
子育てと両立できたとはとても思えません。(両親の田舎は遠いので)
まあそういう次第で、今度受験するのは畑違いの文系分野です。 -
【800758】 投稿者: 冬眠 (ID:7GH1TimVLCo) 投稿日時:2007年 12月 29日 20:02
よこよこさん
お子さんの中学受験も考えて、ご自身の進学を迷っておられるとのこと、
うちの子もいま高学年で、中受を前提に通塾中です。
けれども、保護者が自分の勉強をするのはむしろプラスなのではないかと思っています。
(それ自体は進学の理由にはなりませんが)
夫は夫で、仕事の合間に勉強会を催したり、通訳の試験を受けたりしています。
塾の先生も、「お母さんはご自分の趣味を持ってください。子供にばかり
関心が集中するのはよくないから。」とおっしゃっていました。
お仕事をお持ちの方には、この助言は必要ないでしょうけれど。
あと、過去にあきらめて、思いが残っていると、かならず後々まで引きずります。
私はそれでずいぶん回り道と浪費と失敗をしました。
今回の挑戦も、その繰り返しにまた一つ加わるだけだとしても、納得がいきます。(笑)
M2さんも書かれていますが、
昨今は、大学院もお客さんに来て欲しくていろんなオプションを用意している所も
あるようですから、(修士2年間の費用で3年まで延長できるとか)
情報を集められて、じっくりご自分が続けられそうなプランを見つけられるといいですね。