小学校高学年からの大学受験準備｜掲示板スレッド

色々　様

書き込みありがとうございます。
そうなのです、獣医の場合、数学の科目が違ってくるので、私としては私大でもよいと思っています。本人は「動物のお医者さん」の影響で北大に憧れていますが、そのうち現実に気付くのではと思ったり。。
確かにリスニングは長期の対策が必要ですね。本人も英語をやってみたいと申しておりますので、まずはオンラインから調べてみようと思います。
ありがとうございました。

元塾・予備校講師です。
小学校高学年でなりたい職業があることはすばらしいことです。またそれをサポートされる親御さんにも敬意を表します。

さて、本題ですが、その夢を叶える為に本人や親御さんが努力されることは素晴らしいですが、夢は変わることも多いです。その際に、親御さんのサポートを理由にお子さんが新しい夢を話せず、ずるずると大学受験に向かって失敗してしまう方も多いです。お子さんも自分が言い出したことなのでやめることを言いにくいこともあります。そうした夢の変化に対して寛容な態度を日頃から表現してあげてください。

先の内容に関連することでもありますが、獣医の夢に関する展示会などに一緒に行くとともに、他の分野のことにも触れた方が良いです。試験問題は(当たり前ですが)獣医に関する試験だけではありません。その為、自身が関心あることしか勉強できない脳みそになってしまった場合、獣医になれない可能性も高くなります。日本の大学入試はいまだに汎用性を求める試験が多く、科目も多めです。

勉強そのものに関して書くとすると、やはり「先取り学習」です。日本の大学入試は、高3までの内容をいかに理解しているかを試すもので、練度が大事になります。そのため、試験範囲を早めにマスターし、過去問演習を多くこなすための時間確保が大事です。願わくば、配点の高い英数を中学時点である程度完成、現実的な目標として高1終了時点で高校範囲を終わらせるくらいです。他の科目はそこまでではありませんがやはり早めの学習は大事です。
注意して欲しいのは、お子さんの興味だけに任せると生物などの理科だけをやる、漢字に時間を使いすぎるという傾向が出ます。自主的に勉強するとその科目の勉強の効率や得点は伸びますが、他の科目の勉強が疎かになります。そうして部分のフォローはしてあげてください。