女子美の中高大連携授業
なんで早慶ばかり各界で活躍する人材が目立つのか?
カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した是枝裕和監督も、過去2回受賞した今村昌平監督も早稲田文学部出身と言う事を思い出しました。
文学の世界でも実業の世界でも政治の世界でもマスコミ業界も、
目立つのは早慶出身者ばかりじゃないですか。
こういうと「人数が多いから」とトンマな事を言い出す方が必ずおりますが、
早慶VS旧帝に置き換えても歴然とした差があります。
どうしてこういう事になるのでしょうか?
AO・推薦入試組が意欲的にスタートする一方で、一般入試組は気持ちの切り替えに時間がかかるのは、その背景には大学の第一志望かどうかという要素が大きく影響しています。
特に私立大学の一般入試合格者は、第一志望の国立大学に落ちた結果として入学するケースが多く、大学入試をゴールと考えていたのではなく、第一志望に進学できなかったことへの整理に時間を要す。
また、仮面浪人を考える学生もおり、彼らはむしろ進路について深く悩み続けての入学。
一方、国立大学の一般入試組は第一志望である場合が多く、私大の一般入試組とは状況が異なります。
したがって、一般入試組全体を「気持ちの切り替えに時間がかかる」と一括りにするのは適切ではありません。
早稲田大学は、今年より5〜6教科の共テ必須の共テ併用入試を導入していますが、これも国立大学落ちの方が優秀なことを踏まえての方針でしょう。
進学先の大学学部が第一志望でない場合、気持ちの整理に時間がかかり上手くスタートがきれない一方、第一志望の大学に進学した場合でも大学合格自体がゴールになっている状態から立ち上がるのに時間がかかるのでしょう。
これは東北大学の学長も自らおっしゃっている事です。
「多様化」が学力の担保をないがしろにする危険性がある点は無視できませんよね。
AO・推薦入試では人物評価が重視される一方で、学力基準が曖昧になりがちですし、大学は学問を探求する場であり、学力の基盤なくして高度な研究・専門教育を受けることは難しい。
高等教育のスタート地点として、私大の場合は中学校レベルまで遡る必要がある様です。
少子化で学力不要でも確実な人数確保と国立大学落ちである優秀者を集める2軸戦略を取らざるを得ない実態は、私大生き残り戦略なのでしょう。
このような状況が進めば、大学本来の役割が変質し、学問の質の低下を招く可能性があるため、入試の「多様化」が必ずしも良い傾向とは言えないのではありませんか?
東北大学と早稲田大学では、学生の心理的状況が大きく異なります。
仮面浪人の人数を考えれば、確実に早稲田大学の方が多いでしょう。この違いは、進学先が第一志望かどうかによる心理的影響の差に起因しています。
大学合格後の意欲の持続についても、一律に「立ち上がるのに時間がかかる」とは言えません。
第一志望に進学できなかった失望感を抱える場合と、受験勉強を走りきったことによる一時的な休息では、心理的プロセスが異なります。こうした個人の適応過程を無視し、一括りに論じるのは適切ではないのではないでしょうか。
東北大学の学長の所感は、あくまで東北大学の学生内の比較に基づいています。
両大学からの『一般入試の成績が振るわない』という結果も、意味合いが違います。
かつてと大きく変わってきたところは、学力の中でも学んだ力-いわゆる知識偏重のところから「学ぶ力がいかにあるか」の観点も重視され、合わせて学力というようになってきていることだと思います。
学んだ力は、共通テストが7割取れるか8割か9割越えるかでも判定可能だし、各高校の学内成績(付属なども含め、指定校推薦などで利用)である程度評価可能。
一方学ぶ力は、東大推薦に見られるよう、この大学の学部でどのようにこと学んでいきたいか、学ぶに値する学力(いわゆる学ぶ力)があるかの評価。
課題テーマに関してどんな関心、興味、考えがあるか、そりために高校時代にどんな活動してきたのかなど見ると思います。
学んだ力と学ぶ力合わせて学力ということだと思います。
「学ぶ力」の評価は主観的要素が強く、公平性の確保が難しいです。
志望動機や高校時代の活動は家庭環境や教育機会の影響を受けやすい一方、「学んだ力」は共通テストや成績といった客観的指標で評価しやすい。
また、「学ぶ力」を重視しすぎると基礎学力の軽視につながる恐れがあります。
意欲が高くても基礎がなければ大学の専門教育についていけず、十分な学びにはならないため、「学んだ力」が前提とされるべきと考えます。
したがって、「学ぶ力」を評価基準に含めること自体は否定しませんが、それが「学んだ力」より優先されるべきではありません。
大学教育の質を維持するためにも、入試制度は客観性と公平性を重視した形で運用されるべきではないでしょうか。




































