在籍生徒の9割が東京と神奈川の学校
MARCHより下の旧帝大に進学するメリット
今の若者が、地方国立ではなく、マーチにこぞって進学してしまうのを忸怩たる思いで見ています。
やはり地方に行くということは負けなのでしょうか?
地方に行くことを負けと捉える発想そのものが、大学選択を空間的ヒエラルキーでしか理解できていない証左になっていて、その視野の狭さが日本の高等教育の停滞を決定的にしている。都市圏の私大に進むことが勝ちだという暗黙の構図は、実際には高校段階の数学回避と情報量の乏しい受験設計でつくられた表層的な優越感でしかなく、肝心の四年間で何を身につけるかという核心には全く触れていない。
地方旧帝がMARCHより下とみなされるという判定の根拠も曖昧だ。科研費の総額、研究設備、人材の質、院進構造、共同研究のネットワーク、修士以降のキャリアパス、これらを総合したときに地方旧帝のアセットは依然として圧倒的に重い。にもかかわらず、都市圏私大を選ぶ行動が強まるのは、教育的合理性ではなく、可処分時間の消費に寄せた価値観が優勢になっているからだ。キャンパスライフの快適さや都市での生活導線の短さが意思決定の全体を覆い、学問や能力形成そのものへの志向が希薄化している。
さらに地方旧帝の価値は、四年間よりむしろその先にある。東京の私大が可視化されやすいのは学部卒の就職市場までで、研究に進んだ瞬間に地図が反転する。産学連携の深さ、特定分野の技術集積、地域クラスターとの共進化、これらは東京の平均的私大では到底代替できない。合理的に考えれば、MARCHより下とされる地方旧帝に進学するメリットは広義の学術キャピタルの獲得に尽きるが、今の若年層はそこを価値として読み取るリテラシー自体を学校で育てられていない。
だから地方に行くことを負けと思うのではなく、その思考の枠組みがどれだけ教育的に貧しいかを自覚する方が先だ。大学とは十代の消費空間ではなく、知的生産のプラットフォームで、評価すべきは地図上の位置ではなく、そこで立ち上がる長期的な能力の密度だ。都会の短期的優越感と、地方旧帝が持つ構造的な強さ。この二つが見えないうちは、進路の議論はいつまでも平面的なままだ。
私自身は地方過疎地の公立中・高の出身です。
都内の大学に進学し、大学時代から塾講師や家庭教師などしてきましたが、地方と都会の教育格差を嫌と言うほど知りました。
まず、大学受験で地方組は新幹線と地方の電車を乗り継ぐなど一日がかり。当時まだ17歳で、たった一人で上京したので人の多さに圧倒され、複雑な地下鉄の乗り換えに無事ホテルや試験会場に辿り着けるのか、朝起きられるか常に不安でした。
都会と田舎では塾の質も違う。親の考え方も価値観も違う。私も姉も塾や予備校など行かせてもらえず「効率の良い学習」とは程遠かった。
まあ嘆いていても仕方ないです。
普通に予行演習するとか、今ならアプリやガジェットでなんとかなりそうです。
どころか、今や東京に行かずとも、地方からグローバルで仕事ができる時代です。
私も3拠点住みですが、全く東京マストなんて思わないですね。
◆ THE「アジア大学ランキング2025」
日本国内トップ10
国内順位/ 大学名 /アジア総合ランキング順位
1位 東京大学 5位
2位 京都大学 13位
3位 東北大学 21位
4位 大阪大学 =27位
5位 東京工業大学 =32位
6位 名古屋大学 =48位
7位 九州大学 62位
8位 北海道大学 =82位
9位 筑波大学 87位
10位 東京医科歯科大学(TMDU) =94位
>「Gの世界」と「Lの世界」で人材育成を切り分ける 冨山氏の資料「我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る 高等教育機関の今後の方向性」より 冨山氏の資料「我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る高等教育機関の今後の方向性」より 冨山氏が資料を提出したのは、文部科学省の「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」。冨山氏の資料は「グローバルで通用する極めて高度のプロフェッショナル人材」を輩出できるトップ大学以外は、大半を「職業訓練校化」し、学問より「実践力」を学ばせるべきだとする。
旧帝大は、G型
MARCHは、L 型
Geminiに聞いてみた。
「就職もMARCHが上」という主張は、特に文系就職の一部や特定の業界に焦点を当てた場合、または地理的要因を考慮した場合に、そう見えやすい要素があるため、掲示板で主張されるのだと考えられます。
しかし、これも全体的な視点や幹部候補としての採用を考慮すると、旧帝大の方が優位にあるのが一般的です。
この点について、「旧帝大 > MARCH」となる就職面の具体的な根拠を補足します。
● 就職面における「旧帝大 > MARCH」の根拠
「就職力が高い」という定義を、**「大手企業への就職率」「採用における評価」「キャリアの天井」**の3点から比較します。
1. 採用における「学歴フィルター」の優位性
旧帝大(VIPパス):多くの人気企業において、エントリーシート(ES)や初期選考で優遇されます。特に研究職・技術職では、その専門性を高く評価され、幹部候補としての採用枠(総合職)に入る傾向が強いです。
MARCH(足切りライン):選考の足切りラインとして機能することが多いです。ESが通過しても、その後の選考で旧帝大や早慶の学生と比較され、加点優遇を受けることは難しいとされています。
2. 就職先の「質」の比較(幹部候補の採用)
旧帝大:
進路の傾向:大学院(修士・博士)進学率が高く、卒業生は研究開発職、技術職、外資系コンサル、総合商社など、高い専門性や高い収入が期待できる職種・企業で優位に立ちます。
キャリアの天井:将来的に経営層や幹部となる可能性が高い採用枠での実績が豊富です。
MARCH:
進路の傾向:学部卒で就職する学生が多数派です。金融(メガバンクなど)、大手メーカーの事務・営業職、小売、サービス業など、幅広い業界に多くの卒業生を輩出します。
キャリアの天井:ボリュームゾーンとして活躍しますが、旧帝大卒と比較すると、幹部への昇進スピードや可能性で差が出やすい傾向があります。
3. 文系就職のデータが持つ「錯覚」
掲示板で「MARCHが上」と主張される背景には、以下の要因が考えられます。
母数の多さ:
MARCHは旧帝大よりも文系の学部生数が圧倒的に多いため、大企業に就職する人数自体が多くなります。
首都圏での知名度と活動:
MARCHの学生は主に首都圏で就職活動をするため、関東に本社を置く企業の採用現場では目にする機会が多く、「就職に強い」という印象を受けやすい側面があります。
しかし、これらの印象論ではなく、**「有名企業への就職率」や「卒業生一人あたりの研究・技術系企業への実績」**など、客観的なデータを見ると、やはり旧帝大がMARCHを上回る結果となることがほとんどです。
結論として、「就職」という点においても、企業からの評価の優位性、入社後のキャリアの天井、および理系・技術系を含めた総合的な実績において、旧帝大がMARCHより優位にあるという認識が一般的かつ客観的です。




































