日大の学部訪問で広がる将来の選択肢
【国立理系】共テ理科2科目が支える「分野融合型教育」
>投稿者: 私立系 (ID:dhTQBnzDKOI)
投稿日時:2026年 09月 06日 19:47
そんな低レベルの国立大学を増やすのではなく先端研究を行い国のためになることをしている私立理系大学が研究が円滑にできるように国が支援すべき。世界は資本主義で私立大学が基本なので税金頼みの国立大学では限界があります
「低レベルな国立大学を増やすより、先端研究を行う私立理系大学を支援すべき」という主張ですが、そもそも国立大学と私立大学では、教育の設計思想にも違いがあります。
例えば国立大学の理系では、共通テストで複数の理科科目を課す入試が珍しくありません。
高校段階で複数の自然科学を学んできた学生を前提にできれば、大学側も、
数学・物理・化学・生物・地学
↓
幅広い基礎教育
↓
その後に専門分野へ
という教育を組みやすくなります。
実際、福島大学の共生システム理工学類では、1年次に数学、物理学、化学、生物学、地球科学、プログラミングなどを幅広く学び、2年次から4つの専門コースに分かれるカリキュラムになっています。
これはまさに、最初から専門を狭くするのではなく、複数の学問分野を横断してから専門性を深める教育です。
もちろん、理科1科目型の入試を採用している私立大学でも、大学側が補完教育を行えば分野融合型の教育は可能でしょう。
ただ、入学時点での学習背景が異なる学生を集めて、全員に複数分野の基礎を履修させるより、複数科目を入試で課している大学のほうが、こうしたカリキュラムは設計しやすいはずです。
つまり、
「偏差値が低い国立大学=低レベル」
と決めつける前に、
「どのような学生を入学させ、どのような基礎教育を行い、どのように専門性を形成しているのか」
を見るべきでは?
大学を偏差値だけで評価してしまうと、こうした教育設計そのものが見えなくなります。
国立大学は、基本的に一般選抜を中心とした入試で学生を受け入れています。
それを「税金が投入されているのだから、学生一人ひとりが国にどれだけリターンを返すのか」という話にまで持っていくのは、違うのでは?
そもそも大学への公的支援は、学生個人への投資額を回収するためだけのものではありません。
教育、研究、人材育成、地域産業への人材供給、地域課題の解決など、大学そのものが果たす役割に対する公的支援です。
そして、国立大学に進学すること自体は誰にでも門戸が開かれている。
国立大学が羨ましいのであれば、受験して進学すればいい。
それを、自分が進学しなかった大学について「税金の無駄」「閉校しても問題ない」と言い出すのは、大学論というより、単なる僻みでしょう。






























