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【2018839】都内中堅男子校の志願状況

投稿者: 針井宝太   (ID:vaP19PP2aGQ) 投稿日時:2011年 02月 13日 11:15

 今年の受験は多くの学校で志願者減少が見られましたが、中堅男子校の状況を分析させていただきます。

 一次、二次、三次とも志願者を増やしたのは海城、攻玉社、世田谷くらいでしょうか。海城は御三家に次ぐ進学実績を保持していること、
攻玉社は昨年東大合格者を大きく増やしたことが評価されているようです。世田谷は飛びぬけたところはないのですが、着実に進学実績を向上
させていることや、教育方針が支持されたようです。

 芝は、一次試験志願者数は変わりませんので固定したファンがいることがうかがわれますが、二次が736人 → 664人と大幅に
減りました。併願校としての人気にはやや翳りが見えているかもしれません。

 巣鴨は一次380人 → 300人、二次673人 → 523人と二回とも大幅に志願者減となりました。校長の交代が今のところ人気回復
に結びついていないようです。

 成城はやや減少傾向ですがほとんど変わらず。高輪は大幅減少(一次393人 → 337人など)ですが、ここ2~3年がむしろ異常だった
のかもしれません。

 本郷は、三次までのトータル志願者数は変わらず(微減)ですが、一次の志願者が大幅減(963人 → 911人)というのは、決して良い
徴候とは言えないでしょう。この学校の「偏差値」については、このごろ議論が多いようです。

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  1. 【2043325】 投稿者: 参考になりました  (ID:Z.TgB/g40Lg) 投稿日時:2011年 03月 02日 23:55

    調べてびっくりさんの投稿は、最新のデータを元にして、いくつかの傾向を分析して見せてくれたという点
    で私には大変参考になりましたよ。
    具体的なことを何も書かないで、単に罵倒するだけの投稿はいかがなものかと思います。

  2. 【2043569】 投稿者: どうなの  (ID:JXm/gT5jQtA) 投稿日時:2011年 03月 03日 08:48

    サンデー毎日のマーチ合格者数のデータについて
    まあ、「合格している実数」は分かりますけどね、果たして合格者のうち、何%が進学するのかしらね。
     
    上記の中堅高校の中の一つで聞いてきたのですが。
    受験前の個別相談で、「第一志望に落ちたら、MARCHGに合格していても進学しない、浪人を選ぶ生徒が少なからずいる。進路指導は生徒の性格に合わせるよう努力はするが、浪人率はだいたい〇%くらいです。」と教えてくれた高校がありましたよ。
     
    合格しても進学する気はない、完全にお試し受験なのでしょう。
    初心を貫かせるか、手の届く範囲の受験を進めるか、進路指導の方針は各学校の校風にもよるところが大きいと思います。
     
    各高校に、お試し受験の割合がどの程度存在するのか分からない(マーチ第一志望の生徒の割合が分からない)以上、マーチ合格者数は「あんまり」参考にならないような気がします。
     

  3. 【2046132】 投稿者: 親子私立中学出身  (ID:9n8R2A4nJX2) 投稿日時:2011年 03月 05日 03:44

    >本人さえしっかりしていれば、どこの学校でも関係ないというのは一見
    >だれも反論できない正論ですけど、もしそれが本当なら中学受験もする
    >必要ないわけですし、よく考えると暴論じゃないですか?


    中高一貫校と高校受験を挟む場合では、明らかに教育効果は変わるだろう。高校受験の期間が無駄になるからだ。どこも学校もさして変わらないと言っているのは、中高一貫校の間の話。中高一貫校において、中学進学者偏差値と大学合格実績に相関があることは、有名なこと。すなわち、どこの学校も熱心に受験指導をするし、また生徒たちは学校だけでなく、特に高校に入ったら予備校を利用することがほとんどなので、学校の教育効果の差によって生ずる進学実績の差異はゼロとは言わずとも、相対的には小さい。では学校の進学実績とは何で決まるか?それは入り口の進学者偏差値で決まってしまう。すなわち優秀な生徒を集めた学校が、実績を残す。ご指摘の中堅校より、公立の川越高校や春日部高校の方がMARCHの良い実績はよいではないですか。それは学校の指導が私立校よりすばらしいわけではない。優秀な生徒を集めたまでのこと。


    以上は空くまでも、学校全体の平均の話。偏差値とは、学校の平均的な生徒の学力しか表さない。個人に着目すると、ばらつきがあるわけである。例えば、御三家に入った生徒でも、卒業時は、偏差値50以下の大学に行く人は沢山いる。私はそういう人を沢山知っている。入学時には、東大に行くような生徒と同じ学力であったとしてもである。反対に偏差値50の中高一貫校に入っても、東大に行く人もいるし、偏差値40以下の大学にしか入れない人もいる。そういうばらつきがあるわけで、良いほうに転ぶか悪いほうに転ぶかは、本人のその学校での過ごし方次第である。


    私が言いたいのは、中高一貫の各校が提供する価値の差異より、入ってからの個人のばらつきの方が出口に与える影響はずっと大きいと言いたい。中高時代は、思春期、色々なことがありつまずく子もいるし、何かを見つけて熱中してしまうこともある。中学受験の小学生のように制御可能じゃないんです。

    これでも暴論ですか?

  4. 【2046135】 投稿者: 親子私立中学出身  (ID:9n8R2A4nJX2) 投稿日時:2011年 03月 05日 03:59

    ひとつだけ訂正。

    >ご指摘の中堅校より、公立の川越高校や春日部高校の方がMARCHの良い実績はよい
    >ではないですか。それは学校の指導が私立校よりすばらしいわけではない。優秀な生徒
    >を集めたまでのこと。

    と書いたが、ここでMARCHの合格者数を上げるのは不適切であった。MARCH自身中堅に当たるため、必ずしも合格数が多い=出口が高いとはいえない、すなわちそもそも受験を敬遠する学校においては、受験者数も少ない場合があり、合格率で比較しない限り、MARCHを例に出すのは不適切でした。訂正いたします。

  5. 【2046199】 投稿者: 要は  (ID:wqIiSrT8g1o) 投稿日時:2011年 03月 05日 08:20

    個人の能力と実力で決まるわけで、学校の名前は関係ないということですよね?
    そりゃそうですよね?

    大学合格者数のみで競う?ことや比較することに大きな意味ってありますかね?
    MARCHや早慶も要は私立ですから、科目を絞って2年くらい集中して勉強すれば合格取れるんじゃないでしょうか?そんなに大変なことなのかなあ??

    社会に出てからの方が、大変で理不尽なことばかりですけどね。

  6. 【2046227】 投稿者: 惜しい!  (ID:UqDr4AR/i1k) 投稿日時:2011年 03月 05日 08:51

    親子私立中学出身 さま。
        
    >中学進学者偏差値と大学合格実績に相関があることは、有名なこと。
    >すなわち、どこの学校も熱心に受験指導をするし、
     
    上段については100%同意しますが、下段については修正が必要かと。
    男女とも御三家と呼ばれる学校や(女子校についてはフェリスも)、
    筑駒・筑附・学芸大附属などの難関国立附属については、
    熱心な受験指導はほとんど見られません。お寒い限りです。
     
    難関大学合格へ向けた熱心な受験指導・受験体制が顕著なのは、
    上にあげた学校より下の2番手以下の私立一貫校全般です。

  7. 【2046259】 投稿者: 親子私立中学出身  (ID:9n8R2A4nJX2) 投稿日時:2011年 03月 05日 09:16

    正しくその通り。学校の名前や評判に過度にこだわり、「面倒見のよい学校のはずなのに」、「東大合格数がxxxxだから」と、自分の子供の成績と同一視してして、学校板にて学校への不満をぶちまける父母は沢山います。また、学校の進学実績が一時的に下がったことを棚に上げて、自分の子の大学受験に影響するような言動もあります。そういう人は、なにか勘違いしていると思うのです。


    ちなみに御三家卒業で、偏差値50の大学に入った人は、社会では成功しています。でも彼の資質は不本意であった中高大時代に培われていると思うのです。大学の名前に過度にこだわるのもやはり考え物。社会に出れば、年々あまり関係なくなってますよね。大事なのは人間としてどう自ら成長するか、どのように成長のためのモチベーションを持続するかです。

  8. 【2046404】 投稿者: 親子私立中学出身  (ID:9n8R2A4nJX2) 投稿日時:2011年 03月 05日 11:40

    失礼。書き込みが入れ子になり、前の方の発言を見ずに書いてしまいました。

    御三家レベルと二番手校の受験指導の差に関してはその通りかもしれない。学校に授業日数に差がない限り、受験指導をしない分、何かを指導しているのは間違いない。その結果生じる差はなにか? 私は3つ前の書き込みで書いたばらつきに差ができると考えている。自由放任の学校は、「自主性に任せる」=「自主性をもって自らを成長させる」という良い方向に働くこともあるし、「自主性に任せる」= 「自分に甘い方向に流れる」という悪い方向に働くこともある。ちなみにどっちに働いたとしても、父母としてはそれを補う予備校等が必要になり、経済的には大変になることには間違いないが。言いたいことは、自由放任校は「ばらつきは大きくなる」=「良いほうにも悪いほうにも振れる可能性が高くなる」ということで、決して一方的に悪いわけではない。

    一つ前の書き込みで指摘したように、大学入学だけでなく社会に出たことを見据えて中高時代に成すべきことを考えた場合、思い切り部活や生徒会活動・学校行事に打ち込みリーダーシップを発揮するなど、自分で自分の道を切り開く力を培うことが大事だと思う。御三家以上の生徒は、入試準備に関しては貯金(高いポテンシャル)がある訳で、その貯金を、社会に出た時の必要な能力開発に使えば、よりバランスのあるエリートになれる。自由放任が決して否定されるわけではないと考える。
    ただ、ばらつきが大きい分、より強い本人の自制心とそういった意味での先生や父母の関わりが必要だと思うが。

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