海城・攻玉社・芝・城北・巣鴨・世田谷・本郷（〜2015年5月）｜掲示板スレッド

＞＞東大などの難関に合格できるように進学指導をする「予備校」的な機能が
＞＞求められます。
＞＞その機能が十分な成果を出している学校のみ、それ以外の教養主義的
＞＞な要素も世間で評価されていくのでしょう。

＞これは一般的な考え方なのでしょうか？
＞もし多くの私立中学がそういう考えなら失望してしまいます。


そんなことはないですよ。
一般的ではないと思います。

芝は遵法自治という校訓があり、それに基づいた独自の教育、校風がありました。
芝では生徒がそれぞれ思い思いの学園生活を楽しみ、何でもいいから自分の好きなことに自由に取り組める環境がありました。
大学受験を意識するのは高２くらいからで、それまではみんな好きなことをやってのんびりした時間が流れています。
大学受験は生徒一人一人の個人的な問題であるべきで、学校が予備校的機能を中心的に担うのはおかしいです。
そもそも芝では共生（ともいき）といって他者との競争は行わないという校風があります。
これは大変希少価値があると思っています。
この競争社会の中、芝は時代遅れと思われるかもしれませんが、多感な青春時代を過ごすに当たり、芝では本当に良い時間が流れています。
まさに温泉ですね。
芝を卒業すると競争社会に出ることになり、少し戸惑うかもしれませんが、非常に良い思い出とともに豊かな心が育まれています。
多くの芝卒業生が自分の子供も芝へと考えていますが、この競争のないゆったりとした時間の中で、自分の好きなことに打ち込んでもらいたいと願うからです。

鬼のような競争社会の日本にも芝みたいな優しくのんきな学校が存続しているのだから、この世の中まだまだ捨てたものではないです。

芝アゲ系の投稿でも説得力がある内容でした。いろいろなタイプの学校がある中で、芝のような学校があってもよいと思わせる部分がありますね。

ガツガツして進学実績を上げても第一志望者の少ない学校はかわいそう。
お里が知られているからかな？

6年間、1000万円を巻き上げた挙句、有望で勤勉な男子の多くをスポイルするとは、、、、
もし行政監督対象の業態なら、早期是正措置発動されるわ。

鬼のような競争社会の中にあって、「優しくのんきな学校」というキャラが光るのです。

＞私立だからこそ、設立理念や独自の教育を大切にしてほしいと思います。

攻玉社も建学から続く理念がありますよ。
今は「時代が求める人材を世に送る」と表現されていますが、幕末の激動の時代にこれからの日本を背負って立つ人材を育てる為に開校された学校としての伝統と責任感を持って男子教育に当たって下さっています。

このスレにあるような伝統ある男子校はそれぞれ建学の理念があるでしょう。そういうところも男子校の魅力の一つです。

７校とも私立男子高だから建学の理念は大切。国策でできている国立大学の附属でもなければ、行政の施策として運営されている公立の学校でもない。私学には創設者の理念が生きているはず。それは芝も攻玉社も同じこと。

ちなみに、攻玉社は「大学受験のための予備校的機能」云々といった批判は気にする必要ないと思う。大学進学実績が伸びる学校は、どこもこういう言葉を浴びせられる。この言葉の裏側にあるものは単なる妬み。

攻玉社の本音と建前の矛盾は以下のようなところに現れていると思うのですが。
如何でしょうか？

・入試回数
　４回実施。第一回、第二回、特別選抜、国際学級。
　一般的に見て４回はあまりに多すぎる。
　第一志望の子供よりも落ち武者拾いに徹している感がある。

・特待生制度あり
　特待生を受け入れる一方で一般生からは寄付金を聴取。
　不公平感が大きすぎる。
　これでは一般生が特待生の学費を代わりに支払っているようなもの。

・中学入学時点からの能力別クラス編成
　塾や予備校と同じ形式ですね。
　義務教育である中学校段階から学校当局が率先して能力別クラスを敷くのは如何なものか？