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【2121006】第一志望大学に合格したのに親との関係が改善せず、辛いです(娘の立場)

投稿者: 由実子   (ID:iud5Il/inYo) 投稿日時:2011年 05月 08日 10:09

私は都内の大学に通う大学三年生です。
私の父親は都内でサラリーマンをしておりましたが、地方で新規事業を立ち上げた友人に協力するため、私が小学校六年生の時に脱サラし友人と事業上のパートナーになり、一家で過疎地区に引越しました。
その事業は二年目で破綻しました。幸い父親は借金を背負いませんでしたが、事実上失業しました。その際に元勤めていた会社から「帰ってくれば」との誘いもありましたが、「東京でのサラリーマン生活はもう嫌になった」と拒否し、二年間の失業期間を経た後地方で職を転々とし、今に至ります。
父と母はいつもお金のことで喧嘩していました。真夜中に怒鳴る父。泣く母。常にお金がない恐怖があり、習い事も服も我慢しました。中学~高校の六年間で四回転校しました。
そういう環境でしたが、小学校に入るまで東京で同居していた母方の祖父母が民間企業の科学研究者と教師だったこともあり、小さいころから「勉強することは絶対にいいこと」という観念を祖父母から植え付けられていました。中学、高校と地方の公立に通い、志望校を国立大学に絞って勉強し受験し、奨学金を借り、都内の国立大学に進学しました。

大学に入学した後に、周りの友達との会話の中で、ショックを受けました。
この大学の子はみんな勉強をがんばっており、中学校頃から塾で勉強をがんばり、習い事も沢山経験し、豊富な経験を持っている子が多いです。
一方私の両親は授業参観に来てくれたことも、勉強のことで何か気にかけてくれたことも無いです。
父に英語の成績を上げるために塾に通いたいと言ったときには、「今住んでいるここは日本、英語なんて習っても無駄。俺は通わせない。」
スケートを習いたいと言ったときには「スケートなんて習っても将来食える足しにはならんし、学費の元を取れない。意味が無い。」
友達は塾に通っているから私も塾に行きたい、と言ったら、「俺らは所詮凡人。上を見ても意味はない。今の環境に満足しろ。地元の大学に進学して結婚しろ。」 
地元と言っても、たった六年間しか住んでいないのに・・。地元は職も希望もない土地です。転校先の中学校の友達はタバコを吸ったり、13歳だったのに男の子と付き合ったり、大学に進学しなかった子が大半、今は妊娠した子、結婚した子、さまざまです。
「絶対にここから抜け出したい、今のお金も希望も無い生活はもういやだ、大学に行きたい」という気持ちでがんばって勉強しました。

さらに、地元にいたときには意識していなかったのですが、親戚がみな東京に住んでおり、東京に来てから親戚付き合いを始めました。親戚のいとこが三人いるのですが、三人とも都内の私立中学校もしくは大学付属中学校に通っており、家庭教師や習い事を多く経験し、お母さんなどと勉強のことを相談したり、授業参観に来てもらってり、いろいろと手を掛けられて育っていることを目のあたりにし、自分との育った環境の落差があまりにも激しく、最近なんだか親戚宅に行っていとこたちを見るたびに辛いです。

先日父親と電話をした際、丁度志望先の上場企業のセミナーに参加する前だったので「この企業に応募しようと思ってるの、入れるかな」と言ったら、「正直言うと今不景気だし、俺はあんたがこの企業に入れるとは思わない。」と言われ、なんだか一気に虚しくなりました。
親はなぜこんなことを言うのか。
先日、母親に「なんで私には全然期待していないの。私はただ地元で結婚すればいいの。」と言い、泣いてしまいました。母は「そんなことを言っても意味無いでしょ。私だっていろいろ犠牲にしたのよ。」と言いました。
どうすれば平常心を保つことができるのでしょうか。親への不信感が募り、最近は連絡することも減りました。友達と比べることは悪いことだとは分かっているのですが、辛いです。
大人の方、アドバイスをください。

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  1. 【2121091】 投稿者: トゥイティー  (ID:fwknG8SUI5w) 投稿日時:2011年 05月 08日 11:41

    由実子さま

    とても感心しました。失礼ながら、恵まれているとは言えない環境で、よく曲がらずにまっすぐに成長なさいましたね。
    あなたはとても聡明な意思の強いお嬢さんだと御見受けしました。

    子供のころから親に手をかけてもらった子供たち。
    それはそれで温室栽培の良さがあるとは思います。
    でも、温室から出たら、それなりに苦労すると思いますよ。
    あなたは、何よりも精神的に自立しています。
    まだその若さで、これから、アルバイトでも趣味でも、自分の好きなことが何でもできるではないですか。
    過保護すぎて、あれもダメ、これもダメ、という親よりも動きやすいと考えたらいかがでしょう?
    過去は取り戻せません。これからを有意義に過ごしましょうよ。
    応援しています。

  2. 【2121111】 投稿者: 由実子  (ID:iud5Il/inYo) 投稿日時:2011年 05月 08日 11:57

    お返事を下さりありがとうございます。
    確かに私の両親には、余裕がなかったのかもしれないと思います。
    母から「お祖父ちゃんとお祖母ちゃんには、お父さんの事業が失敗したことは話してはダメよ。」と言われていたので、中学生の三年間、祖父母に「お父さんのお仕事は最近どう?」と聞かれるたびに「上手くいってるよ~」と言い、ウソをついて父の失業のことを隠し通していました。ウソをつくのは本当に嫌でした。今となっては、祖父母は私のウソに気がついたみたいでしたが、何も言われません。

    私の母は、比較的裕福な両親のもと順調に育ち大学に進学し、卒業後は私の祖父が勤めていた研究所に就職し、さらに結婚後も実の親の家で同居し(私の父はマスオさん状態)、父と私といっしょに過疎地に引っ越すまでは良い環境の中で順調な人生を送ってきたと思います。
    母はおっとりとした性格で、読書が好きで教養もあります。
    でも社会経験に乏しく、父にどこまでもついて行きます。
    母は、自分が親から与えられた教育や勉強の環境を自分の娘に与えなくてもいいと思っているようです。
    母のことは好きなのですが、家族に関する話しをしても「なにをいまさら」「しょうがないでしょう」「みんな苦労してるのよ、ちょっと苦労したからって何、我慢しなさい、がんばりなさい」の言葉しかなく、母の考えが分からないです・・

  3. 【2121126】 投稿者: うちの場合は  (ID:5hMGBZWzkLw) 投稿日時:2011年 05月 08日 12:12

    うちの場合は、子供生まれる前から事業をしていて、子供が出来た時に本当にどうしようかと思うほど経済的にギリギリでした。
    ですから、うちの子供は小さい頃から貧乏しか知りません。
    他の子供には小さい頃のビデオ映像があっても、うちにはありませんし、写真ですらわずかしか残っていません。

    貧乏というのはつらいものです。親にとっても子供にとっても。
    小さい頃から我慢ばかりさせていたせいか、大きくなった今でも、子供は親に何かをねだることはしません。申し訳ないな、と思っています。
    今でも、子供のことよりも自分たちのことで精いっぱいで、子供の進路などはすべて子供任せです。
    でも、親がそんな状況のためか、子供は自分でなんとかしなければ行けないと思っているようで、受験塾などにも通わせたことがないのに、受験では常に超難関と言われるルート(もちろん国立ルート)で上がっていきました。

    何を言いたいのかというと、スレ主さんの環境は、決して珍しくないということです。
    うちでは、細々ながら事業を続けられていますが、周囲では不況になる度に同業の倒産が出ました。
    倒産のストレスから(?)親が倒れてしまって、一家を食べさせるために、国立大ですら諦めなければならなかったお子さんもいたのです。

    ものは考えようですが、どんな状況であっても国立大学に行くことが出来ていることを感謝してはいかがですか?
    もっと苦しい思いをしている子供はいます。
    貧乏な上に虐待まで受けていたような方もいて、結局不登校になって高校も行かずに働き始めたケースもありました。

    あなたが悲しい思いをした分、今度はあなたのお子さんに優しくなれるかもしれません。
    前向きに考えて下さったらうれしいです。

  4. 【2121166】 投稿者: 由実子  (ID:iud5Il/inYo) 投稿日時:2011年 05月 08日 13:19

    みなさま、お返事ありがとうございます。
    みなさまのお返事の中で 勉強をがんばったね!と言って下さって、すごく嬉しかったです。
    今の大学では、地元の高校にいたときよりも多くのゼミ、サークル、インターンシップなどさまざまな場でがんばっている友達と多く知り合うことが出来て、高校にいたときよりもとても楽しいです。
    中学校と高校では、周りのクラスメイトから少し浮いているような感じがあり、友達も多くはできませんでした。大学に入ってからは前よりも多くの話しや気が合う友達ができて、嬉しかったです。

    また、精神的に自立していることが長所だと言ってくださってありがとうございます。
    大学に入ってから、私はどうしても周りの女の子たちと自分を比べていました。
    その子たちと比べて、自分は女の子の「明るさ、天真爛漫さ、余裕」が足りないなぁと思っていました。
    私はどちらかと言うと他人に頼ったりすることが苦手で、すべてを一人でこなそうとし、逆境で燃えるタイプです。
    そんな私には女の子らしさが足りないかなぁと思っていました。
    男性はもっと天真爛漫に頼ってくれる女の子が好きなのかなと思っていました。
    そんな性格を長所と言って下さってありがとうございます。この様な性格が今後何かの役に立てばいいのですが。

    後は友達と接するときに、出来るだけ経済的な格差などを気にせずに遊ぶことができればいいのですが、なかなか難しいです。
    当座は親のことから気持ちをそらし、就職活動に専念し、自分の経済的環境を改善させることに集中するべきかもと思いました。
    今は、私も就職活動中で 生活の中で両親と話しをするときにも気持ちに余裕がないのかもと思いました。

    母方の祖父母は健在で、二人とも元気ですが、今年八十歳と高齢なので、私の両親の経済状況の話をして祖父母を怒らせたり興奮させてはいけないと思い、いまだに話を切り出すことができていません。正直、この先も祖父母とはこの話題には触れずに通すことになるのかなと思います。また、実生活の中でこのような話が出来る人はいません。ここで相談してみなさまの意見とアドバイスを頂くことができ、非常に参考になります。

  5. 【2121271】 投稿者: 大学生の母  (ID:YRjY7Eof0DU) 投稿日時:2011年 05月 08日 15:25

    私の学生時代はちょうどバブル期でしたが
    まだ新聞奨学生というものがありました。
    住み込みで新聞配達や集金をしながら大学に通っている同級生がいました。
    「うちはとっても貧乏でさ、」なんて明るく話していました。
    「お金を使う暇もないから給料を郷里の家に送金しているんだ、」って。
    そういうことも愉快そうに話すすてきな人でした、誰よりも尊敬していました。

    人はそれぞれに与えられた環境というものがあって
    そういうもの(経済的な格差)に引け目を感じることはないと思います。


    もうひとつ、私は娘を持つ親として
    スレ主さんのご両親の地元の大学に進学して結婚という主張もわからなくはありません。
    きっといろいろなことを想定してのことでしょう。
    それもひとつの親心なのだと思います。
    ご両親が就職の邪魔をしてくるというわけでもないのですから
    あなたの心の持ちようひとつではないでしょうか。

    どうぞ頑張りやさんのあなたの就職がうまくいきますように。

  6. 【2121302】 投稿者: 私も  (ID:pEfTglvWBBg) 投稿日時:2011年 05月 08日 15:59

    スレ主様、恵まれない環境の中よくここまで頑張り国立大学まで進まれましたね。

    実は私も似たような経験を持ちます。
    両親は習い事・塾 一切させてくれませんでした。
    ほどほどの公立校に進みましたが、大学受験など「女の子は大学に行くと婚期がおそくなる。技術を身に付けさっさと働いてさっさと結婚しろ。」と言う考えだったので、受験さえさせてもらえませんでした。

    私は40代半ばですが、それでも大学を出ていないと就職には不利でしたね。
    働き出してから独学で勉強し小さな貿易会社に転職して商社との付き合いもあり、その中から親しくさせてもらった人もいたのですが、いざ結婚となると相手の友人はみな大卒ばかり。
    しかも国立や早慶やMARCHなど・・・

    なんとなく負い目を感じてしまい、自分から逃げ出してしまったお付き合いが1-2度ありました。

    その点、スレ主様は国立まで進まれ良い就職先を得る機会には恵まれるはずですし、良い友人と出会う機会もたくさんあるでしょう。

    これからはあなた自身の人生です。
    親は関係ありません。
    時が経ち、ご両親に心の余裕が出来たときにきっとあなたのことを認めてくれる日が来るでしょう。

    今は距離を置く時期なのかもしれません。

    私は結局、三流大学出のしがないサラリーマンと結婚しましたが、わが子には自分が苦労しても多くの習い事をさせてきました。
    ピアノ・バイオリン・スキー・英会話・スイミング。
    しかし私は楽譜も読めず、スキーも出来ず、水泳も得意ではありません。

    中学からは中堅上位の私立中にも行かせました。
    大学に行きたくても行けなかった私ですが、勉強は好きなほうだったので、6年生まで算数・理科も教えることができました。

    才女であるスレ主様も、そこまでの学歴をお持ちなら、キャリアウーマンとして生きるもよし、結婚後 私のように子供に多くの経験をさせるもよし。
    家族と自分の人生をここできっちり分け、目の前に広がる多くの可能性にワクワクして欲しいですね。

    私は大学に行かせてもらえなかったことで人生の選択がかなり狭くなりました。
    スレ主様にはそれがありません。
    ご自分の努力に見合った素晴らしい未来に目を向け、前向きに生きてください。
    良い友人は人生に宝ですよ。

  7. 【2121808】 投稿者: 五月晴れ  (ID:ev79IWZa8xo) 投稿日時:2011年 05月 09日 00:56

    ご両親は、経済的に大変なんですよ。本当は何かしてあげたいけど無理だとわかっているから、厳しい言葉になってしまうんだと思うのです。心にゆとりがないいだと思う。生活するだけでいっぱいなんですよ。他人と比べても仕方のないこと。それよりも、自分が親になった時豊かな生活をすることを考えましょうよ。

    ご両親をどう思うかはあなた自身のことですが、あなたは一人で頑張って希望の大学に進学した努力家です。
    ぜひその頑張る気持を捨てないで、自分が将来どのようになりたいか夢を持って突き進んでください。
    親は親の世界があると思って。あなたの人生はあなた自身が切り開くのです。

    あなたなら、素敵な人生を切り開けます。そして素敵な家庭を築いてください。応援してます!あなたみたいな娘がほしいわ。

  8. 【2121846】 投稿者: 無一物中無尽蔵  (ID:mZKCs.C/nUE) 投稿日時:2011年 05月 09日 02:25

    二度目の投稿となります。

    皆様の称賛のお言葉、
    良かったですね由実子さま。
    胸のつかえが少しは、小さくなりましたか。


    お祖父様、お祖母様とも御健在との事、
    何よりですね。
    お二方とも、貴女の御両親の事はきっと既に
    御察ししておいでの事でしょう。
    例え、貴女が語らずにいても
    お祖父様お祖母様にとっては、我娘の事ですから
    いきさつはお察ししていらっしゃいます。
    貴女はお二人の所へ
    「遠くで親孝行が出来ないから、ここでその代わりをしたいな。」
    と足を運び、
    苦しい事が胸につかえている時だけ
    「苦しいの」と言えたらどんなにか貴女の負担の軽減になるでしょう。
    御両親の事を全て語らずとも、
    お祖父様お祖母様はきっと貴女の苦しさを分かってくださいますよ。
    人は、理解者が一人でも居れば
    更に強く、そして優しくなれるものと私は信じております。


    貴女の投稿を見て、
    「無一物中無尽蔵」と云う言葉が浮かんで来ました。
    お勉強熱心な由実子さまには、
    調べればすぐお分かりになる事ですが。
    これは禅語です。禅の言葉で、
    大体の意味が
      全く一物も無いとは、裏を返せば無尽蔵にあると云う事。
      何も無いが故に、逆に尽きない物がある。
    貴女の投稿を見て、
    「嗚呼このお嬢様は空しく思い、ない事に苦しんでいらっしゃるけど、
    でも、ない事は即ち、尽きない物があるはず。」
    そんなふうに思って、無一物中無尽蔵とHN を打ち込んでいました。


    何度でも申し上げます、
    貴女には、尽きない可能性と輝く未来があります。
    怯まず、臆さず、前進して行ってください。
    応援しております。

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