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投稿者: 春よ来い (ID:OaS0kKvY9VQ) 投稿日時:2010年 02月 28日 01:58
大学1年生の娘がおります。
大学院について、教えて下さい。
その昔、私が大学生だったころは、大学院に進む学生はごく一部だったように思うのですが、今は事情が違うようですね。
理系では、ほぼ全員が大学院に行くと聞いて驚いています。
娘の学部は情報系で、理系でも文系でも受験できる学部です。
新設学部の為、現在その学部の院はまだありません。
疑問その1
理系なら、女子でも大学院へ進む方が大半なのですか?
疑問その2
希望すれば、誰でも大学院へ行くことが出来るのですか?
疑問その3
学費は、大学時代と変わらないのですか?
疑問その4
大学院へ進むのか、就職するのかはいつの時点で決定するものですか?
娘に聞いても、学部の先輩がいない為、良く分からないようです。
よろしくお願いいたします。
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【1638656】 投稿者: じょー (ID:CgV5qCdWrFo) 投稿日時:2010年 02月 28日 05:55
去年、大学院を卒業した者です。
大学院は希望すれば行けるわけじゃなく、入学には試験が一般的です。学科によって内部推薦で面接のみというのもありますが。
大学3年の後半~4年の前半で全く就職活動をしていなければ院に行かざるを得ない状況になると思いますよ。
理系の学科では院に行く流れが勝手にできているので、6、7割進むのではないでしょうか。研究職に進みたいなら院を出ている方がある程度志望どおり行けるようなので。
ただ、今年度卒業の後輩の状況を見ているとその前の年度と比べると明らかに間口が狭くなっていたようなので、かなり苦戦していた様子が伺えました。
個人的な感覚では情報系の人は結構就職に傾いているような気がします。
女性の院への進学は男に比べて減ります。
学科にもよると思いますが、男が7、8割に対して女が1~3割といったところじゃないでしょうか。(学科によりますけど。薬学、生物系以外の話と捉えてもらえればいいと思います。)
学費は私学ならたぶん学部の6、7割まで落ちると思います。
私は私学でしたが年間90万くらいでした。(私学にしては安い方です、たぶん。)
行く大学にもよるのでそこはご自身でお調べください。
国立に行けば、私学に比べたら明らかに安いですよ。
大学院で奨学金を借りて、ある程度いい研究成果を修めれば院で借りた奨学金の半額免除、全額免除なんてのも受けられます。
論文の投稿、学会発表の数と質で決まるようですけど。
もし行くなら奨学金を借りておいて損はないですよ。
使わないなら使わないで、すぐ返せばいい話ですし。
在学中は返済しなくていいし、卒業後に返済する金額に関しても下手な住宅ローンよりずっと金利は低いですしね。(学部時代の成績次第で金利は0になりますし、人によって返済義務のない奨学金も取れます。)
参考までにどうぞ。 -
【1638739】 投稿者: バラード (ID:DfdlPkpYsPk) 投稿日時:2010年 02月 28日 09:05
春よ来い様
普通はだいたい3年生のうちに、院進学か就職かは
決めませんと準備は間に合いません。
特に理系で、院に進むのは学部1-2年の教養課程終了。
3年生の1年では、専門性が足りず、その先、企業でも
公共機関でもなかなか理系の良さが活かせないからではと
思ってます。
文系では、広く浅く的なところあり、公務員試験他
でもなければ、専門性はさほど問われず。
ただ司法界なら当然 法科大学院。
文系でも理系でも、即企業でITなり、システム
開発、運用管理などやろうとするなら、どこの
学部卒でも十分で、どこの大学でやってきたというより
企業の実地で2-3か月で追いつく感じです。
もちろんその先、大きなプロジェクトとなると
何年もかかりますが。
院の試験は、大学、学科によって難易度が全然違います。
また、奨学金はじょー様の書かれたとおり、借りてて
損はないし、成績優秀とか、論文がよければ返さなくてよい
こともあり。うちもこの方法です。
学部とは違って、勉強好きで専門性を追求し、個人で
オリジナリティある修士論文書いていかないと、あまり
行く意味はないし、好きな大学で好きな勉強やって
専門性を高めたい のかどうかではないでしょうか。
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【1638939】 投稿者: みかん (ID:2CvPo1Q6w3g) 投稿日時:2010年 02月 28日 12:20
4月から工学部3年生の娘がいます。
大学院はどうするの?と聞いていますが、まさしくバラードさんのおっしゃる言葉が返ってきます。
>学部とは違って、勉強好きで専門性を追求し、個人で
オリジナリティある修士論文書いていかないと、あまり
行く意味はないし、好きな大学で好きな勉強やって
専門性を高めたい のかどうか
工学部でもありますし、主人も同じ大学の大学院を出ていますので、選択肢の中に入れていましたが、娘のなかではそんな感じです。
これからの一日一日は、友人たちと共に多くを学び成長する時期ですから、本人に任せ見守っていけば、やがて結論が出るのではないかと思っています。
親としては、本人が色々な道を選択できるよう準備したいですね。 -
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【1639345】 投稿者: 春よ来い (ID:uncvhJnps/U) 投稿日時:2010年 02月 28日 17:35
皆様、大変参考になるお話ありがとうございます。
娘は、まだ1年生ということもあり、授業もまだ教養課程がほとんどですので
大学院へ行くなどと言うことは全く考えていないようなのですが、親としては
先々の教育費の事も考えなければなりませんし、娘に聞かれたら良いアドバイス
もしてあげたいので、この掲示板で質問させて頂いた次第です。
女子の場合は男子に比べて院への進学は少ないのですね。学費は若干安くなるというのは嬉しい情報です。
入学金も必要なのでしょうか?
奨学金の情報、ありがとうございます。もし進学するなら必ず申し込み致します。
最近では3年生になるとすぐ就職活動とのことですので、自分が院へ進学したいかどうか考える前に就職活動が
始まってしまう感じですね・・・。
3年生でやっと本格的に専門について学び始めるところですのに、なんだかおかしな話です。
3年後半までには院へ進むならその準備を始めなければならないのですね。試験勉強ということでしょうか?
まだまだ、知っておいた方が良い情報などありましたら、教えて下さると助かります。 -
【1639477】 投稿者: 通りすがり (ID:UhoaRVysLrA) 投稿日時:2010年 02月 28日 19:39
他大学の大学院へ進むときは、入学金は必要です。
試験準備は志望大学院によって若干異なります。
試験概要と過去問は大学に問い合わせると手に入りますから、
その後、どのような準備をするか検討します。
頑張ってください。 -
【1639612】 投稿者: よしだやま (ID:tCRbekj2GYc) 投稿日時:2010年 02月 28日 21:45
春よこいさん
大学によって違うと思いますが、参考までに書いてみますね。
うちは娘が京大理系学部(生物系です)に在学しております。
そのまま京大大学院に進みますが、入学金は必要ですし、
学費も学部の学費と同じです。
娘の学部は、8割が大学院に進みます。
娘のまわりの女性の友人達もほとんどが院に進みます。院に進まないと、就職が一般職になるからだそうです。
院試は、英語が基準点(7割だったか、6割だったか・・・)
に達していないと、面接もなにも関係なく、問答無用で不合格です。
専門の分野の試験は、学部ではまだあまり勉強していないので、差がほとんど出ないようですね。口頭試問は、先輩に特訓してもらっていました。
外部からの院入学は、かなり不合格の学生がいます。
娘は、大学1回生のころから、絶対に院に進学すると決めていました。専門的な遺伝子の研究をしたいと思っていたからです。で、院試の為の勉強は4回生の春からですね。これ以上前から勉強を始める友人はいなかったそうです。基本的に、内部進学の場合、院試は落とすための試験ではないからです。しかし、娘の友人は2人内部進学にかかわらず、不合格で、あわてて、他の大学の院試申込みをしていたそうです。
就職の件ですが、贅沢を言わなければ困ることはないようですが、研究職はなかなか狭き門です。もともと募集自体が少ないことと、例えば理化学研究所のような研究職はD・ドクターをとっていないと募集がないそうなので。院にすすんでもポスドク問題がありますので、M・マスターまでで就職をするほうが圧倒的に多いです。娘の先輩はネイチャーに論文を載せましたが、今、研究職を探しているようです。
大学や学部によってだいぶ違っていると思います。それと娘から聞いたことですので、もしかしたら多少間違いがあるかもしれません。
後は、HPなどで調べてみてくださいね! -
【1640268】 投稿者: 春よ来い (ID:IY.Tv72otrI) 投稿日時:2010年 03月 01日 11:52
入学金は必要なのですね。
国立だと、同じ大学でも必要なのですか・・・。
皆様のおかげで大分いろいろな事が分かってきました。
理系で、研究職に就きたい場合は、大学院へ進む事が必須。
それ以外では専門性を高めたい、もっと勉強したいと思う場合に大学院へ進む。
女子は男子に比べて進む割合は少なく、試験の形態はそれぞれの院によって様々。
学費は私立では若干安くなり、奨学金を申し込むと返済が免除になるケースもある。
3年生終わりまでには、就職か院への進学かを決める必要がある。
ということですね。
大変参考になりました。
なかなか知るチャンスのない情報ですので大変助かりました。
ありがとうございました。
〆させて頂きます。