戦時中、天皇＝現人神　と信じて戦った？｜掲示板スレッド

あなたの親戚の言うとおりでしょう。他の宗教とは違います。

それと、人間宣言の内容がちょっと変ですよ。

亡くなる時、ほとんどの兵士はお母さん、と一声叫んで亡くなった、と聞きました。天皇陛下万歳と叫べと命じられていたにも関わらず、です。これでは不十分でしょうか。

徴兵された私の父は、（戦闘ではないのですが）海難事故で一命をとりとめたとき、
お母さんの顔が浮かんだと言い、「みんなで天皇陛下万歳と言ってたけど、本当は
お母さん万歳だったんだよ」と笑っておりました。

一方、女学校の学徒動員に駆りだされていた母は、「あの頃は先生の言うことを
素直に信じて、本気で竹やりで戦うつもりでいたよ。今思うと、バカだったわね～」
と言っていました。

なので、その当時の年齢も関係あるのではないでしょうか。
大人は本気で天皇陛下を神様とは思わないでしょうが、子供であれば本気で信じた
かも知れません。
教育って怖いと思います。

実際に無くなるとき、多くの兵士が天皇陛下万歳と叫び亡くなったとされています。
特に特攻隊のような、戦死した兵士の中でも覚悟の戦士を余儀なくされれた兵に多いと聞きます。

＞実際に無くなるとき、多くの兵士が天皇陛下万歳と叫び亡くなったとされています。
特に特攻隊のような、戦死した兵士の中でも覚悟の戦士を余儀なくされれた兵に多いと聞きます。

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どの本で出てました？
特攻隊の方々の遺書や日記の研究では保坂正康さんが熱心に研究をされていて
多くの著作を発表されていますが
特攻隊の方々については、注目を受け易いので、このような一方的な見方を流府するときの枕詞に使われることも多く
さらに「自称・特攻隊の生き残り」を商売にしている詐欺師も日本国内はもちろん、
海外でも活動しており、欧米の一流誌でも「自称・特攻隊の生き残り」のインタビューを載せたところ
後に詐欺師であることが分かったなんてこともあるんですよ。
ぜひ、その情報の元となった本を教えてください。
私が読んできた回天の方々も含めた特攻作戦の方々の遺書や日記の内容とはなかり趣を異にしていると思います。
特攻隊の方々は、非常に高い知性と教養をもつエリート学生が主体です。
彼らの持つ思いや諦めは一面や一言で表すことは出来ないと思いますが、いかがでしょう？

スレ主さま
同じような疑問を持った日系アメリカ人の女性監督が、撮ったドキュメンタリー映画「TOKKOU・特攻」という映画があります。
日系とはいえ、現代の３０代の女性が持つ疑問です。
外国の方にも理解しやすいかと思います。

正直、何のために戦ったかは、疑問を持って兵士の方々の遺書や日記を読むとさらに難しくなります。
職業軍人の方、東大をはじめ、エリートであった学徒兵の方、農民から招集された方、サラリーマンだった方、自営業だった方、年齢・それまでの経歴によっても違います。
多くの研究者の方々は一面で捉えず、その人が人間であったこと。
息子であり、恋人であり、夫であり、父親であったことを忘れてはいけないとも言います。
検閲のある時代です。
しかし烈火のような遺書にも、望郷の想い・家族への愛が溢れています。
そのお友達にお伝え下さい。
遺書は父親宛のものも多いですが、多くの兵は多くの手紙を母親・妻に向けて書き続けています。
農民兵も学徒兵も何故か、女性に宛てて手紙をよく書いたそうです。
素直になれる相手は母や妻という身近な女性であった人間らしい姿も浮かんで来ます。
彼らは人間です。
どんな教育を受けても人間であり続けたと思います。

追加で・・

アメリカの比較にならない物量に精神力で立ち向かったという論は今でもあります。
でも指導者が「精神」を無責任に振り回し
どこに決着の目標を置くこともなく、「大和魂」だけで戦争を続けて泥沼化したことが
全体の日本への「精神だけで先が見えない不気味さ」を未だに海外に持たせている原因かとおもいます。

私もあの戦争の目標がどこにあったのか、どの時点で決着するつもりで始めたのか
未だに分かりません。
「戦争を続ける」ために戦争している感じがあります。
これはなかなか、海外の人たちからは理解されません。

これは当時の指導者の責任であり、日本兵の方々の責任ではありません。

それでも日本兵は非常に有能で、優秀な兵であったんですよ。
アメリカのミニッツ将軍でさえ、
「アメリカの装備に、日本兵があれば、どんな戦場でも果敢に戦い勝利するだろう。」と称するぐらいです。

ヨーロッパ戦線で日系アメリカ兵の４４２部隊が活躍し
アメリカ陸軍の中で最多の褒章数を誇ることは、ご友人の方もご存知かと思います。
あの世代の日本人の精神力と、欧米の人々に負けじと集中するチカラは驚嘆すべきことです。
日系部隊には「あなたたちは、２つの敵に勝利した。１つはファシズム。１つは人種偏見だ。」という賛辞が与えられましたが
日本軍の日本兵も非常に優秀だったんです。

「日本軍の評価」と「日本兵の評価」は一致しないと思います。

首脳部の行き当たりバッタリを、勤勉な国民が全力で支えて、多くの命を失い山河を燃やした。
それがあの戦争だったのかなぁ、とも思います。

＞私もあの戦争の目標がどこにあったのか、どの時点で決着するつもりで始めたのか

連合国側が日本の飲めない条件を出し続けたんだから、止めようがないでしょう。やけのやんぱちですよ。喧嘩や戦争は、相手が吹っかけてきたらどうしようもありません。