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【534244】子供のストレス

投稿者: 母もストレス   (ID:cpWpClJOpWg) 投稿日時:2007年 01月 09日 10:47

小5の男の子の母です。中学受験をめざしスパルタ塾に通っています。
本人は受かりたい気持ちはありますが、だらだら勉強です。
そこで、お決まりで私が「すぐにやれ!」など世話を焼きます。


少し前から妙な癖がでてきました。
それ変だからやめたら?
でも、それをしないと落ち着かない。
癖は、手に息を吹きかけてること。
まるでほこりでもとりのぞいているようです。


受験ストレスからでしょうか?


目指す私立中学には偏差値5は足りません。
このままの方法では受かりません。
私が仕事が忙しく、勉強をみてやれないのも困ります。


夫は、自分が行きたかったスパルタ塾に息子を入れたことに満足してます。
本当は塾でなく、合格できるかどうかなのですが。
私が働いているので、できればおまかせできる塾がいいのですが、
今通っている塾では、親のフォローがないと成績向上な望めません。


夫は、自分で、わからないところは塾の先生に聞けと言ってますが、
週に2日しかなく、わからないと勉強が止まっています。


宿題が多量なので、よくできる子は母が横について、○付けして
流れ作業的に宿題をこなしているそうです。
もちろん母は内容を理解していて、わからない問題も教えていると思います。


しかし、反抗期もあり、横について私が面倒をみたら、親子げんかにも発展しそうです。


皆さん、アドバイスをお願いします。

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  1. 【534879】 投稿者: 子はもっとストレス  (ID:fpD0fXMYMkE) 投稿日時:2007年 01月 10日 11:42

    ○付け さんへ:
    -------------------------------------------------------

    > 総じてまともな意見ですが、この波線部であなたの見識が疑われます。
    > 横について○つけ?そんな親いるわけないじゃない。
    > 小学1,2年じゃあるまいし。

    ★いますよ、たくさん。
    横についていても、後でまとめて見ても、同じ次元のはなしです。 
    ○付けさんも今まっただなかなんでしょうね。

    ○付けが子の弱点知る上でとても大事な作業。なのではなく
    どこを間違えやすい子なのか、どこがうろ覚えなのかを親が知る事。が大事な事。
    子供がチェックした後でテキストやノートを親が見たって良いのです。
    ただそのうち子供がこんな問題は自分で○付けしなくても重要じゃないから○付けしてくれと言ってくることもあるでしょう。


    理解できないところはどういう事をすればわかるようになるか、例えばここを復習してご覧、もう一度これをやってご覧と指導する。やらなくちゃいけないところを教えてやる。
    わからなければ親にも質問して来るでしょう。


    スレ主さんの文面から、親と子のストレスを和らげながらもどうやったら子供の勉強がうまく行くかのアドバイスが必要だと思いました。
    今、それやれ!頑張ってやれ!親もしっかりやれ!ばかりでは、親子でつぶれてしまいそうです。子供を解放してやりつつ伸ばしてやる。
    今は彼女にとって、がんがんに親子でやらなきゃ合格は勝ち取れないと言う助言は必要ないと思いました。
    親子の心に少しゆとりができてから、そのゆとりは必ず最後まで意味のあるものになると信じています。


    (蛇足)
    うちの子はいわゆる難関中高一貫校に行きました。
    ニ学期の保護者会での話、
    *この学校にいる子は受験でかなりの点を取ってきた子ばかりです。
    *誰もが中学に入って挫折を感じているはず、
    *成績を取るために親がついてやっている家庭がありますが
    *一貫校なので、中学では成績云々より自分で何でもやれる力を付けることが大事
    *子供が自分でやっていけるようになるために親が付いてやらないでください。
    *高校で自力で頑張らなくちゃ行けない時にできなくなる。
    *子供の将来を見て行きましょう。
    と言う内容でした。





  2. 【534911】 投稿者: ○付け  (ID:2mJF8dL0.Sk) 投稿日時:2007年 01月 10日 12:53

    子はもっとストレス さんへ:
    -------------------------------------------------------
     

    > ★いますよ、たくさん。
    > 横についていても、後でまとめて見ても、同じ次元のはなしです。 
    > ○付けさんも今まっただなかなんでしょうね。
     
    とんでもない。我が子(二人)は、といえばもうはるかかなたの出来事
    ですよ。
    こういう減らず口(☆)にはレスするほど暇じゃないんだが、一言。
     

    >
    > ○付けが子の弱点知る上でとても大事な作業。なのではなく
    > どこを間違えやすい子なのか、どこがうろ覚えなのかを親が知る事。が大事な事。
    > 子供がチェックした後でテキストやノートを親が見たって良いのです。
    > ただそのうち子供がこんな問題は自分で○付けしなくても重要じゃないから○付けしてくれと言ってくることもあるでしょう。
    >
    弱点を単なる答案(または子供のチェック)みて分かろうなんて
    ど素人のいうことです。
    私、先にも書きましたが、あくまで難関レベルの親子のあり方を
    (○付けを)一例にあげただけ。
    あまり些細なことで食って掛からないように。

    >
    > 理解できないところはどういう事をすればわかるようになるか、例えばここを復習してご覧、もう一度これをやってご覧と指導する。やらなくちゃいけないところを教えてやる。
    > わからなければ親にも質問して来るでしょう。
     
    そういう子もいるでしょうね。
    ですが、これは単なるそうありって欲しいという空言でしょうね。
    普通、子供はそんな発想、親にはしません。
    これをするなら、塾の先生に聞いたほうがよっぽどマシでしょう。

     
    >
    >
    > スレ主さんの文面から、親と子のストレスを和らげながらもどうやったら子供の勉強がうまく行くかのアドバイスが必要だと思いました。
     
    こんなこと、今、もう数十人も指導してきた私にはいらんコメントです。
     

     
    > 今、それやれ!頑張ってやれ!親もしっかりやれ!ばかりでは、親子でつぶれてしまいそうです。子供を解放してやりつつ伸ばしてやる。
    > 今は彼女にとって、がんがんに親子でやらなきゃ合格は勝ち取れないと言う助言は必要ないと思いました。
    > 親子の心に少しゆとりができてから、そのゆとりは必ず最後まで意味のあるものになると信じています。
    >
    >
    > (蛇足)
    > うちの子はいわゆる難関中高一貫校に行きました。
     
    だから?
    だれもこんなこと聞いたってそれこそ(これからがんばって
    なんとか難関を、という親子に)何の役にもたちません。
     
     
     
    > ニ学期の保護者会での話、
    > *この学校にいる子は受験でかなりの点を取ってきた子ばかりです。
    > *誰もが中学に入って挫折を感じているはず、
    > *成績を取るために親がついてやっている家庭がありますが
    > *一貫校なので、中学では成績云々より自分で何でもやれる力を付けることが大事
    > *子供が自分でやっていけるようになるために親が付いてやらないでください。
    > *高校で自力で頑張らなくちゃ行けない時にできなくなる。
    > *子供の将来を見て行きましょう。
    > と言う内容でした。
    >
    一体、何をいいたいんですか(意味不明)。

  3. 【535106】 投稿者: 息ふきかけ  (ID:GsZ8VENyKZw) 投稿日時:2007年 01月 10日 18:49

    これ、気をつけたほうがいいと思います。


    中3の息子は低学年のときにこれをやっていました。それから、見た目は違いますが、いろいろな手の癖のパターンが入れ替わり、4年で強迫性障害と診断されました。「儀式」だとは思いますが、根底に潜在意識にある「不安」が強迫性障害を招きます。一旦強迫性障害が出ると、それを無くすのは大変厄介です。どうしてそうするのかは自分なりに理由があって、納得ずくでやっているので、性質が悪いんです。やめるよう話しても絶対なくなりません。メンタル面の環境改善をはかることが優先。結果として癖は無くなっていくだろうというスタンスで。いちいち指摘するとさらに強まります。うつ病の薬を飲ませていた時期もありました。


    うちの場合は自分が汚いと思ったところに触った後に息ふきかけていました。本当は手を洗いたいんだけど、この「儀式」で納得させていたようです。


    今でも水道の蛇口は直接触ることができず、家のドアノブは直接触れず、ティッシュごしに触ったりしています。


    一種のチック、とも考えられるかもしれません。見た目にはいい子だし、いうことは聞くし、塾も好きで受験に前向きのように見えても、親の顔色見て無意識のうちに振舞っていることもあります。スクールカウンセラーがいらっしゃれば、手っ取り早く相談できるかと。


  4. 【535268】 投稿者: スレ主です。  (ID:cpWpClJOpWg) 投稿日時:2007年 01月 10日 23:12

    みなさん、ありがとうございます。
    魔法の言葉↓をすっかり忘れてました。
    意識して使ってみます。

    >こんな難しいものができるなんてすごい!
    >こんなにたくさんやったの、すごい!
    >そんな事まで知っているの、すごい!
    >もうできちゃったの、すごい!
    >少しは休んだら。

    >こういう魔法の言葉を時々かけてあげられたら、ホッとしますよ。
    >ぼくだって頑張っているよということを、「わかっているよ」と言葉で言ってあげてみて。

    「もうできちゃったの」と「少しは休んだら」は今は全く使えない状態なのですが。


    自習室ですが、田舎で塾が遠く、近所に受験する友達がいない状態です。
    塾に週2日通うのみです。塾自体も小さいのでその学年のための自習室は週に一日しかありません。自習室があれば、勉強できる環境だと思いますが、一人ぼっちの自宅で自主的に勉強はしてくれません。一人だとTVを見たり本を読んだり新聞を読んだりごろごろしたりです。


    問題の息のふきかけは、指先だけでなく、うでや机上のノートにもします。
    一種のチック症状かと私は思ってます。


    幼稚園の頃、バイオリンの練習を無理やり、やらせたせいかドモリがひどかった時期がありました。バイオリンはやめさせませんでしたが、自然となおりました。


    リラックスして受験できれば、いいのですが、全く余裕がない状態で、私が四六時中顔をみれば、ついつい世話を焼いてしまってます。


    受験勉強はストレスで、リラックスして楽しんで勉強してらっしゃるお子さんっているのでしょうか?

    塾の上位者は、名前をトップで張り出されるのがうれしくて、楽しく自主的にやっているようにも見えます。
    結局は、お母様の魔法の言葉のかけかたが上手だからでしょうか?

  5. 【535337】 投稿者: 息ふきかけ  (ID:GsZ8VENyKZw) 投稿日時:2007年 01月 11日 01:05

    我が家も父親その日に帰ることはほとんど無く、日付が変わってからの帰宅、土日は家で寝てるか、外にでてるか、です。


    思うに、子どもの中に「父親の存在感」が希薄なのかもしれないと思います。子どもの中に「父親」がいるにはいるんですが、身近じゃない。


    「魔法の言葉」も効果あるとは思いますが、うちの場合は、子どもの年齢が上がって成長したこともあるけれど、父親との関係改善が結果的に有効だったかも?と思います。


    1.夫から本人へのほめ言葉(ただし、なかなか気持ちがこもらないので、子どもはそれを読みとってしまうのですが)
    2.夫の失敗談を子どもに聞かせる。できれば夫から直接。
    3.夫と本人の2人だけの時間を作る。勉強でないほうがよい。
    4.できれば、スパルタより本人のペースを大事にする。

    など、試してみてください。


    勉強の成果はテストの結果の数字であれこれより、「苦手部分がはっきりしたので、次への対策に役立てることができる」とあくまで前向きに。ものすごく低いスモールステップを設定すること。勉強した時間を書き込む表とか、課題の進捗表を作って、1ページ終わったら塗りつぶす、とかも我が家では有効だったかも?と思っています。


    偏差値を目標にするのは正直、つらいかも?です。子どものタイプによりますが、スパルタが効くのは、打たれても、すぐ前向きに回復できる子、悔しい思いを次には晴らそう!と思える子には有効ですが、ナイーブな神経質な子には向かないかもしれません。


    神経質な子は、なにしろ自分に自信がない。不安で仕方が無い。それを「儀式」で解決てバランスをとろうとするので、現状を認識させることとか、目標を目指してまっしぐらは苦手だと思います。なので、息子の場合は個別の授業で本人のペースで、宿題もろくにしなかったのですが、それでも6年ではストレスが増加し、おねしょや夜驚などいろいろ出ました。
    ただし、受験が終わったら、もともとあった強迫症状以外はすっぱり無くなりました。


    たたいて鍛える子と持ち上げて育てる子といったようなタイプがあるんだと思います。


    偏差値5というけれど、本当にそのレベルの学校生活が本人に合うのかどうかももう一度お考えください。


    受験勉強中はそばについてやらせても、中学校に入ってみると「自分で出来る子」がやっぱり上位を占めます。小学校と違って、中学校では学校生活について家にはなかなか情報が入りません。本人が仕入れてきて、自分でこなしていくしかなくなります。受験勉強中にべったり親がついている状態では、中学校に行ってからかなり困ると思います。高い偏差値を目指せば目指すほどその傾向は強まります。


    結果的にうちの息子は偏差値では(?)と言われるような学校に行っていますが、そんなレベルの学校ですら、「自分でやる」ことを求められ、それができなければ落ちこぼれていきます。今現在の成績を上げることだけでなく、本人が自分で考えて実行していく力をつけていかないと苦労すると思います。


    膨大な塾の宿題、すべてこなす、を目標じゃなく、もっと低いところから始めてみては?「できない」「頑張れ」「君ならできるはず」の積み重ねじゃなく、「できる」の積み重ねを是非!

  6. 【535367】 投稿者: スレ主です。  (ID:WN/McJ82uDE) 投稿日時:2007年 01月 11日 04:15

    息ふきかけ さんへ:
    -------------------------------------------------------

    鋭いご指摘ありがとうございます。
    私と仕事人間の夫との関係はうまくいってません。
    いつも夫はいませんが、意見の食い違いや子育て家事仕事を一人で私がやってることへの不満から、時間があり話をするとけんかになります。


    私は、それを息子に話してしまいます。息子は中立の立場にいようとします。
    幼少のどもりのときには、心理学の先生に、夫婦喧嘩もよくないと言われました。


    > 我が家も父親その日に帰ることはほとんど無く、日付が変わってからの帰宅、土日は家で寝てるか、外にでてるか、です。

    >
    > 思うに、子どもの中に「父親の存在感」が希薄なのかもしれないと思います。子どもの中に「父親」がいるにはいるんですが、身近じゃない。


    同じです。
    夫は学業優秀、今のところは、厳しい出世コースにのってますが、家庭は不幸です。
    普通はそんなに稼げないの、とも言う人もいますが、公務員で定時に帰ってきて、子供と遊んでくれる夫だったら、どんなに良かったかと思います。


    下の子が入院したとき、私は病院につめ、息子の食事を夫に頼んだところ、一緒に外食でもして、息子の話相手になってくれるかと思ったら、コンビニ弁当を買い与えていました。
    心がないです。
    受験勉強の弊害のような人だと思います。(夫も中学受験経験者)


    息子が受験勉強をはじめたとき、全く分からない息子に腹をたて、怒鳴っていた夫です。
    できない人間の心理が分からないようです。そのときは、夫に教えるのをやめてもらいました。(今は、少しは息子が分かるようになり、夫も怒鳴らず穏やかに教えることができるようにはなりました。)


    しかし、人間ですので、夫をうまく教育しおだてて操縦でもできればいいのかもしれません。私も未熟者なので、一枚上手の妻を演じれません。



    > 「魔法の言葉」も効果あるとは思いますが、うちの場合は、子どもの年齢が上がって成長したこともあるけれど、父親との関係改善が結果的に有効だったかも?と思います。
    >
    >
    > 1.夫から本人へのほめ言葉(ただし、なかなか気持ちがこもらないので、子どもはそれを読みとってしまうのですが)
    > 2.夫の失敗談を子どもに聞かせる。できれば夫から直接。
    > 3.夫と本人の2人だけの時間を作る。勉強でないほうがよい。
    > 4.できれば、スパルタより本人のペースを大事にする。
    >
    > など、試してみてください。


    他にもいろいろアドヴァイスありがとうございます。試してみます。
    息子にはあっていない、夫の憧れのスパルタ塾を転塾させ、母親の負担の少ない塾が面倒をみてくれるところへと言う話になると夫婦げんかになります。


    宿題の多い塾で有名です。
    でも、それを転塾させるのは無理です。
    若い先生の授業は、確かに面白く、最初はいやがっていた息子も今では、塾をやめたくないと言います。


    母親である私の子供への接し方を直すべきなのかもしれません。


    遅いかもしれませんが、夫の教育をし直すべきですね。
    鉄は熱いうちに打てといいますが、すっかり冷え切った夫に変わってもらういい方法があったら教えてください。



  7. 【535370】 投稿者: 鏡  (ID:Eu.lSMMUGOc) 投稿日時:2007年 01月 11日 05:37

    妻が夫に変わってほしいと思うように、夫も妻にこうあってほしかったのにと思っていると思います。どちらか気づいたほうが先に行動するしか前へ進めません。
    妻から夫への魔法の言葉は「感謝」ではないかと思います。家庭のために働いていると夫は思っているはずです。そうでなければ夫は稼いだ金を家に入れないと思いますし、他に好きな人でも作って、家を出て行ってしまうと思うのです。
     
    「いってらっしゃい」「おかえりなさい」(玄関で)、何かちょっとしたことでの「ありがとう」、それもはじめは今までの感情が邪魔して難しいでしょうから、新婚のときを思い出したり、子どもが生まれたときとか、とにかく関係がうまくいっていたときの夫に向かうつもりで声をかけましょう。自分が大事にされているとわかってうれしくない人はいないです。
     
    子どもを夫への不満のはけ口にするのはもうやめましょう。夫婦喧嘩は犬も食わぬ。子どもに食わせてもなりません。違う場所をさがしてください。息子さんが、モデルとすべき大人の男性、思春期になって乗り越えるべき父親の姿がゆがんでしまっていると思います。
     
    お坊ちゃんも小さいときからいろいろ我慢をする場面に遭遇してきたようですから、思春期になってたぶん大爆発するでしょう。そのときにおさえこまない。いろいろと思春期を乗り切る本も出ていますから、真正面から向き合い、上手に大人にしてあげてくださいね。

  8. 【535457】 投稿者: 息ふきかけ  (ID:GsZ8VENyKZw) 投稿日時:2007年 01月 11日 09:27

    スレ主さま


    我が家のことかと思うほど夫像が似ています。
    うちも夫がエリートで自分の歩んだ道を息子にも歩ませたいとずっと思ってきました。息子のメンタルの不調を「恥ずかしい」と言い、テストで点をとれないことが理解できませんでした。私は一般庶民なので、自分より出来ない人を見下す夫のことを「傲慢!」と思うことがありましたが、この「できないことが理解できない」はエリートが抱きやすい「常識」で、理解するのが難しい事なのだと思えるようになりました。


    夫は息子の入学した学校の偏差値の低さにかなり落胆したはずです。なので、入学後もトップにいなければ!と息子を追い立てました。


    それでも、もともと1を聞いて10を知るタイプ。このところの勉強させようと思う親、反発する息子の図式での事件がクローズアップされるのをみて、数年かかりましたが、「うちがこうならないようにしないと」とは思うようにはなったようです。


    私たちの時代はエリートを目指した時代で、それを達成した夫を見ていると、確かに仕事は安定して高収入、でも、家庭生活は皆無に等しく、全然幸せそうに見えません。なので、私自身は息子を同じ道に進ませたいと思えないのです。夫のように、手放しでも地頭がよく、成績を上げるための努力は努力とも思わないような子であれば、エリートの道はいいと思います。が息子は違うのですから、進む道同じがいいはずがないんです。


    うちの場合、夫と息子はそれこそあさ10分顔を合わせるかどうか。食事を一緒に取れるのは1週間のうち多くて3回。会話は常に夫から「このままじゃいけない、もっと頑張れ」ばかり。息子にとっては「自分はいつも父親にしかられてばかり、愛されていないと感じる」だったようです。でも、息子が人間的に成長してきたのは夫がやいのやいの言わなくなってからです。最近は夫も気をつけて息子に話しかけ、息子が萎縮しているのを見て取ると「別に叱っているわけじゃないんだから」と前置きをしてから話しかけたりしています。で、父子の距離は縮まってきたと思います。


    息子に圧力かけても、思うようには動きません。むしろ本人に任せて、本人の意思を尊重して、何かさせようと思うときには真剣なことでも、冗談交じりに笑顔で進める、を心がけました。


    エリートの父親であるなら、地頭はきっとよいお子さんだと思います。なので塾の授業が面白いなら、せめて、塾の先生に宿題の量を特別に変えていただくことをお願いしてみてはどうでしょう。うちの息子もそうですが、プリントの量をこなす、より、ただ読むだけ、聞くだけの方が余程身につくようです。膨大な宿題、でも、こなせない自分、の蓄積はよくありません。塾の先生に是非相談してください。最終的には志望校に合格したい、という思いが最後の馬力になります。塾は「今頑張らないと」「6年の夏休みが天王山」「9月からが真剣勝負」などいろいろいいます。それが塾の仕事ですから。でも、親が一緒になって追い詰めると子どもの行き場がなくなってつらくなると思います。親は塾の姿勢を理解したうえで、家での過ごし方を調整してあげてください。頭が柔軟で、メンタル面が生活に大きく影響する年代です。居心地の言い場所を作ってあげてください。結果的に成績が伸びればいいんです。それまでの経過はそれぞれさまざまです。


    何回も繰り返す、書いて覚える、も一理ありますが、学習方法の得手不得手があり、不得手を強要してメンタル面に不調を起こすくらいなら、得手の方法でレベルは低くてもそこが本人の居場所と割り切るほうが本人にとって、いいのかも?です。ただし、今後ずっと、ということでなく、本人の様子を見ながら方法は選ぶ必要はありますが。


    子どもは成長します。かくいう息子も年々勉強方法変わってきています。中1では私がべったりくっついて、中2では私はそばにいるけれど、手芸など別のことをしている状態、中3では私はシャットアウトで部屋にこもって進めることができるようになっています。


    長々すみません、あと付け加えるとしたら、夫の不満を息子には言わないことです。別のところで発散させましょう。エリート夫は、できるだけに、さらに困難な仕事をする羽目に陥っています。正直、家族にかまっている余裕無い可能性があります。夫すら、「面倒見てほしい」状態。なので、夫に「〜し欲しい」は無理かと。感情的に忸怩たるものがあるかとは思いますが、子どもの前では夫を立てる、夫のよさを伝える、夫がいかに子どもを大事に思っているかを是非伝えてあげてください。子どもと夫が直接会わなくても、「パパが褒めてたよ」なんてことも是非子どもに伝えてあげてください。父親に認められていることが、ものすごく大事だと思います。


    うちは大きな不調が出てから6年でやっとかなり「普通」に近づいてきました。


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