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【1843998】2010年 就職氷河期、MARCH未満は悲惨な状況

投稿者: すみません   (ID:tKa0w9iyYHs) 投稿日時:2010年 09月 07日 18:10

【話題】東大、早慶大苦戦 「日東駒専」「大東亜帝国」は悲惨  秋なのに大学生の5人に1人「就職が決まらない」悲鳴!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1136


この時期に内定がなければ、就職はかなり厳しい。就職浪人をするか、卒業してフリーターになるか、決断しなければならない。人生のスタートでつまずけば、その先はとても厳しいものになる。
「東大生の場合、それなりに名の通った大手企業以外は、親や周囲の手前、またプライドのせいで受けにくいという暗黙の縛りがある。『大手病』というヤツです。僕も昨年はそれで失敗した。留年した今年は初めて名前を聞いたような企業も受けましたが、全部ダメでした。今は大学院への進学を考えています」(東大文学部4年男子)

もう秋がそこまできているというのに、就職が決まらず頭を抱えている学生がちまたに溢れている。
読売新聞社が国の調査と独自調査を合わせて推算した'09年度新卒の就職浪人数は約11万人。内訳は、就職が決まらないまま卒業する学生が3万1000人、就職が決まらないため留年を選ぶ学生が7万9000人だ。卒業予定者56万8000人のうちの11万人だから、ほぼ5人に1人が就職浪人ということになる。これに前年度以前の就職浪人を加えたら、浪人の数は数十万人単位になる。いつ暴動が起きてもおかしくないほどの数字なのだ。

「今年は昨年に比べて、より厳しい。ウチで取っているデータでも、去年の同時期よりひどい数字が出ています」(就職情報サイト担当者)
こうした状況だけに、学生から聞こえてくるのは悲鳴ばかりだ。慶応大学経済学部の4年男子が言う。
「不動産デベロッパーを中心に20社強受けましたが、内定はゼロです。最終面接まではいったんですが、落とされました。コミュニケーション能力をうまくアピールできなかったのが敗因だと思っています。知り合いの中には80社受けても内定がもらず、大学院進学を選んだ人もいます。
慶応経済の場合、ゼミに入れた人はほぼ内定をもらえるんです。ただ、ゼミの数が圧倒的に足りなくて、学生の4割はゼミに入れずあぶれている。そうした学生のうちのさらに3~4割が今も未内定で、僕もその一人です」

一橋大学社会学部の4年男子は、30社前後を落ちたあと、就活そのものをやめたという。
「就活ではどうも『世の中をナメている』と思われたようで、ことごとく面接で蹴られました。受けているうちに自分はサラリーマンには向いていない気がしてきたので、大学院に進むことにしました。その後はライターを目指すか、最悪、教員免許をとって教師になるつもりです。危機感は両親のほうが抱いていて、今、ノイローゼ気味なんです。僕は兄弟では一番できがよかったのに就職が決まらないものだから、自分たちの育て方が悪かったのかと悩んで、僕に内緒でカウンセリングに通っているみたいです」

立教大学でも、校舎の前には、「4年次生」向けの面接対策講座の立て看板があった。キャリアセンターには学生が途絶えることがない。センターの張り紙には、「就職が決まらないまま卒業された方へ」とある。未内定者のための職業訓練とその間の生活費補助の案内だ。センターの担当者は語る。「去年から各大学とも一気に4年生向けの就職対策を始めました。立教では以前から『4年生担当』を置いて力を入れています」

関西大学法学部の4年男子は、60社にエントリーし、30社ほどを受けた。「面接まで行ったのはそのうちの十数社。結局、全部ダメでした。僕の周囲でも、内定をもらったのは半分くらいです。もう単位はすべてとってしまっているので、留年は考えていません。卒業後も就活を続けるか、派遣社員になって働くかの二択です」

現在1社結果待ちだという獨協大学外国語学部の4年女子は、もしダメだったら実家にもどるという。「50社くらい説明会に行き、書類が通ったのが30社ほど。最終まで行ったのは、現在進行形のものも含めて金融3社と不動産1社です。メインはアパレルでしたが全部ダメで、商社や鉄鋼などもダメでした。某大手通信社の関連会社では、役員から2時間ほど延々と説教されて、しまいには泣いてしまいました。それで最後に、『ウチでは採用しないけど、どこかで内定もらったら私に連絡して』って。意味がわからない。
もし全部落ちたら、両親が自営業をしているので地元にもどって手伝いをしようと思っています。就職課で聞いたところでは、大学全体で5割くらいしか決まっていないみたいです」

"東大ブランド"もきわめて厳しい。冒頭にも登場した、昨年留年して、就活に再挑戦した東京大学文学部の4年男子が実情を語る。「教養学部時代のクラスメートは25人ほどでしたが、去年ストレートで卒業できたのは11人で、残りのほとんどは就職浪人。これが東大生の就活の現実だと思います。僕もその一人で、今年は30社ほど受けて全て撃沈しました。エントリーシートや筆記は通るのですが、面接になるとほとんど1次で落ちてしまう。
同大教養学部の4年女子も、東大ブランドが通用しなかった。「マスコミを中心に5~6社受けて全部落ちました。正直言って、就活をナメていたところがあったと思います。私の第一志望は国家公務員・種をとって外務省に入ることだったので、就活は滑り止め気分でした。それだけに、全滅したときは世界が暗転しました」

早稲田大学政治経済学部4年の男子も、「僕のゼミの学生18人のうち内定がでているのは9人だけ。他のゼミに聞いても、内定率は良くて7割くらいだと思います」という。

「日東駒専」(日本、東洋、駒澤、専修)や「大東亜帝国」(大東文化、東海、亜細亜、帝京、国士舘)などの就職状況も悲惨だ。前出の就職情報サイト担当者は言う。
「今年は例年より差が顕著。東大、一橋や、早慶上智と、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)未満の学校とでは内定率で大きな差がある。日東駒専クラスだと面接に進むのも苦労します」

国内だけでなくアジアの学生もライバルとなる。
「日本人を採るより、中国やインドなどのアジア圏の優秀な学生を採りたいという大手企業が増えてきているんです。大東亜帝国"に属する某大学のキャリアセンター担当者は、『日本の企業が海外にばかり目をやって、ウチの学生なんかは見てくれない』と嘆いていました。
   
実際、ある大手電機メーカーは、既に海外の採用が日本国内の倍近くになっています」(同・担当者)

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  1. 【1896324】 投稿者: 大留年時代  (ID:igmD.dP/Zbk) 投稿日時:2010年 10月 25日 19:59

    リーマンショック後の景気悪化で大学生の就職難は厳しさを増すばかりだ。すでに今春時点で大学卒業生の3割が実質的に就職できない状況になっており、現在の厳しい就職活動の状況を見れば、来年はさらに就職留年が増えるのも確実だ。かつての就職氷河期が再来した。

     9月下旬。東京・青山の高層ビルでは、合同会社説明会が開催されていた。

    「イオンさん、セブン&アイさんなど流通各社を50社以上回りましたが全滅でした」

     地場の中堅スーパーの採用担当者にこれまでの就職活動実績を問われた都内中堅大学の女子学生が伏し目がちに答えている。

     斜め後ろのブースは、一般には不人気な、生・損保の電話セールス会社が陣取っていたが、時間指定の整理券をもらわないと説明会に参加できないほど、希望者が殺到していた。

     雨にもかかわらず、会場には、就職の決まらない大学生が600人以上も押し寄せた。会場に入り切れない入場待ちの学生の行列がエレベーターホールにまで溢れている。開場からわずか1時間で、会場はすれ違うのさえ困難なほどの混雑ぶりだ。

     無理もないことだ。この合同説明会が開催されたのは、企業が学生に内定を出すのが解禁される10月1日まで残りわずか3日の時点でのことである。

     この時期に、20社近くの企業が集まって開催される合同説明会自体が首都圏でもほとんどないとあって、就職が決まらない学生が大挙して押しかけたというわけだ。はたしてこのうち何人が内定を獲得できたのだろうか。

     この合同説明会を開催したアクセスヒューマンネクスト社は、「去年の1.5倍、一昨年の2倍相当の学生が来たし、一流大の学生もいる。今年の就職状況の厳しさは、尋常ではない」と指摘する。

     酷な話だが、10月1日で、日本の大学4年生の就職活動(就活)は名実共にほぼ終わった。

     この日は、大学の申し合わせや日本経済団体連合会の倫理憲章で定めた「内定解禁日」だ。実際には、夏休み前までに「内々定」が出されているが、多くの企業がこの日に、内定通知書を渡したり、入社ガイダンスを行い、就活は終了する。

  2. 【1897533】 投稿者: では  (ID:44cviqXYHn2) 投稿日時:2010年 10月 26日 19:34

    どんな学生が、この就職大氷河期を乗り越える事が出来るのでしょうか?
    企業は、どのような学生を求めているのでしょうか?



    東海大学体育学部4年の知り合いの子は、未だに内定を貰っていません。
    体育教師にもなれそうもないらしい・・・・

    国公立・早慶・上智ICU・MARCHの学生も、内定を貰えない人がかなりいる様ですから、大東亜帝国は玉砕なんでしょうか?

  3. 【1897662】 投稿者: こんな人ならOK  (ID:CLD3yzWJAvk) 投稿日時:2010年 10月 26日 21:25

    志の高さ、仲間を大切にする情の厚さ、失敗を恐れず飛び込んでいく勇気、柔軟な発想力、
    藩のため国のため自らを殺す潔さ。
    まさに坂本龍馬のような人物ならどこでも企業が欲しがるかも。
    そんな奴いるわけないか。

  4. 【1897726】 投稿者: ↑↑  (ID:CLD3yzWJAvk) 投稿日時:2010年 10月 26日 22:20

    日本の学生はおとなしすぎるぜよ。
    パリなら間違いなく学生デモか暴動がおこるな。
    政府や経団連に対する抗議デモが。
    今の学生は有名大企業ばかり狙いすぎかもしれないな。有名大企業でもリスクはある。
    むしろ大企業ほど一度つまづけば凋落しやすいリスクがあるだろう。
    沢山の社員を抱え、多くの在庫を抱え、小回りが全くきかない。挙句の果てはリストラだ。
    また債務超過で銀行から資金調達ができなくなればハイそれまでだ。
    かつての拓銀、長銀、山一、安宅産業、日商岩井、トーメン、ニチメン、そごう、そして日航などがいい例。磨けばダイヤモンドになる中小零細企業は山ほどある。いかにそうした企業を探し出すか。またそうした企業は人材を欲しがっている。最初から名前だけで大企業への就活をするのではなく、まず未来のソニーのような中小零細企業を探す方が正解だろう。
    かといって学生の分際で四季報や決算報告書をみてかつ財務分析をし将来性を読める奴なんてめったにいない。この辺りは商学部の学生が結構強いかも知れないが。
    後、面接で失敗するケースが多いようだが、面接官は学生が目を見てものを言っているかを最も重視する。うつむいたり、目をそらしたりしては駄目だ。堂々と相手の目を見て落ち着いて話すことが大切。これは俺が昔採用担当での面接をした際のポイントの一つ。
    大学当局も就職課を強化し学生への支援体制をもっと強化する必要があると思う。
    実際企業の人事採用担当をしたOBなんかをもっと活用すべきだろう。

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