保険会社で働くこと｜掲示板スレッド

うちの会社（老舗）には、社員の先生方はまだまだいらっしゃいます。
そのうち経費削減で、嘱託に移行するかもしれませんね。


お茶したり、飲み会とかでも「どうしてこの仕事をやっているんですか？」なんて失礼で聞けませんでした。
ただ、噂で　楽しくないと思う様　の同期の方と同じ理由を聞いたことがあります。
おひとりだけ、都心大学病院の救急救命センターにいらして「忙しくてやってらんない」とおっしゃった先生がいらっしゃいましたね。


子供のことは本気にしていませんが、小学校からの内進で、産婦人科を開業されている坊ちゃんは、小学生頃のから
ゴールデンウィーク等の連休に同級生が旅行へ行くのを聞き「いいな、オレん家なんか産婦人科だからどこも行けないよ」
耳鼻科の開業のお宅だと、休み毎にビジネスクラスで海外旅行をしていたり・・・
診療科目によって、休みが取り易い、難いは、医師家庭が多いので、小学生のときから織り込み済みの様です。

世の中には色々な お考えの方がいらっしゃるのですね。医者が治療や手術を嫌がり、 面倒臭さがってどうするー。
高給目的なら ほかのお仕事を目指されたほうが幸せなのでは。

将来的に保険屋さんで勤務するにせよ せめて１０年位は臨床やってよと思います。

我が子に楽な道に導くのは 私はいやです。

我が子に、、、。

ではなく我が子を楽な、、。です。

査定医をしている者です。タイトルのような仕事ですよね。
（日本に100人くらいしかいないので、
ちょっと書くとだれかわかってしまうので経歴は略）

時間で帰るとリストラされます。これは実例多数。
サラリーマンですから、当然定年はあります。
女性は少ないです。もっと割のいい仕事があるのかもしれません。

格付けは「なぜか19世紀からある超マイナー」といったところか。
（多くの診療科は戦後に分かれてきたものです）
私自身は「二周遅れのラストランナー」と位置づけています。
最先端はありえないけど、走っていないといけませんから。

給料はたいしたことないです。月12日出勤で
年俸1000万の1年契約で診査してるほうが得かもしれません。

患者さんではなく「お客様」相手の仕事ですが、
引受なら差別がらみの攻防もあるし、
支払は英語だとクレーム、ほんとにクレーマーを退治しなければならず、
ちょっと変わった感性が求められる場面もあります。

現場の経験がないと、診断書の向こう側にある医者の論理が見えてこないし、
統計を自在に使えないと、データにだまされてしまう。
深夜に呼び出しはありえませんが、求められているものは結構大きい。
医師免許があることの価値も示さないといけないし。
単に問い合わせの時に医者を名乗ると違うというだけでは…

保険契約はデータの塊ということは宝の山ということで、
フラミンガムでも久山町でもかかってきなさい、という研究成果を
企業秘密の名の下に出せないのが、
医者も学者ですから、一番つらいということにしておきましょう。

偏差値うんぬんでいうと、「鉄門だより」（東大医学部の同窓会報）の
近況報告で一昨年、昨年と査定医になった先生のがありました。
お二人の経歴とか志望動機とかは対照的で、読まれると面白いかもれません。