先生から動画で熱いエール 受験生&保護者への応援メッセージ

教育家小川大介先生からのメッセージ

直前期の今から入試本番の過ごし方・気をつけたいポイント!

1月は、確実に点数が取れる安心材料を増やしていく

1月の時点で、どうしても解けない過去問の問題があったとしたら、それはやらなくても大丈夫です。取れている問題をもう一度振り返り、60点は確実に取れそうだったら、あと1、2問を正解させることで70点に伸ばしていく学習をしましょう。

具体的には、社会の知識を少し追加する、理科の特定分野で解ける問題を増やす、漢字1026字を改めて点検するなどです。思わぬところでの失点を防ぐことに注力しましょう。
苦手をつぶしていくというより、取れているところを確認して、手応えを感じられる材料を少しでも多く見つけていくことが大切です。

入試前日当日も「平常心」を大切に

親として目指したいのは「平常心」です。いつも通り特に変わりのない1日にすることが大事です。とはいっても落ち着かないと思います。しかし、親がそわそわするとお子さまも察して落ち着かなくなってしまうので、散歩に行く、漫才を見て笑うなど、受験のことを数分でも忘れられるような時間を作りましょう。
また、前日は緊張することを想定して、そわそわ・ドキドキしてきたらこれをするというメモを作っておくことをおすすめします。

親というのは自分が落ち着かなくなってくると、お子さまのネガティブな行動が目について、「前日なのに何してるのよ!」と、言いたくないことを言ってしまいます。先ほどのメモに、「ここまで来れてよかったね」など前日に伝えたい言葉を書いておき、それを見て話すのもよいでしょう。

入試当日は、昨日までの一日が、今日もまたあるだけです。試験会場で、「頑張ってくるんだよ!」と気負う必要もなく、「じゃあね。〇時にここで待ち合わせね」と、さらっと送り出す感じです。
「模試と一緒だよね」「家でやってきたことと一緒だよ」と肩の力を抜いて送り出してあげられると、受験生の親としては合格です!

入試結果は「一緒に見る」「伝える」が大前提

入試の日程が連続している中での合格発表というのは、親子で一緒に見た方がいいと思います。残念だった場合どうしたらよいか迷うかもしれませんが、お子さまは絶対に気になっているので、少なくとも「言わない」という選択肢はないと思います。お子さまも、言ってくれないということはダメだったのかなと思ってしまうかもしれません。

不合格となった場合は、そのショックと早めに直面して、いかに引きずらずに次に繋げて行くかが大事です。
引きずらないためには、これまで努力してきた事実は変わらないということにフォーカスすることです。1日目の不合格がそのあとに影響するというのは、親御さん自身が「実力が足りなかった」とお子さまを疑ってしまうことにも原因があります。
すると、お子さまはその気持ちを察して、自分自身を疑い迷ってしまいます。そこは親として気を強く持って、「あなたには必ず力がある!」と言い切ってあげることです。

「これまで努力してきたことは決して裏切らないし、努力して知識を身につけてきたからこそ問題も解けた。だから絶対にやれるはずだ」と親自身が自分に言い聞かせるつもりで、お子さまのこれまでの努力を振り返ってあげましょう。

教育家/中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員
小川 大介(おがわ だいすけ)

京大法を卒業後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。メディア取材も多く、「親も子も幸せになれる はじめての中学受験」(CCCメディアハウス)など著書も多数。

株式会社素材図書
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