先生から動画で熱いエール 受験生&保護者への応援メッセージ

中学受験カウンセラー 安浪京子先生からのメッセージ

直前期の今から入試本番の過ごし方・気をつけたいポイント!

冬期講習明けの「密度差」にご注意!

塾の冬期講習は拘束時間が長いですし、塾の先生たちもテンションが高く、内容も高密度です。それに対し、冬期講習明けの1月の授業はあまり受験生を追い込みません。
すると、勉強時間だけでなく、勉強内容とボリュームにも、ガクッと大きな差ができてしまい、ペースを崩す受験生がたくさんいます。
さらに学校も始まると、生活面でも日常に戻ります。ここでも「密度差」が生まれ、心の方も、ガクッとなってしまいます。

なるべく冬期講習でのテンションのまま、最後まで走り切れるように、1月もある程度の勉強量と時間はキープするようにしましょう。

心の安定のために。「1月休み」の考え方

教育に携わる立場として、まず学校へ行くことを前提としています。
その上で、学級崩壊している、いじめが横行しているなど、子どもが学校に行くことによってさまざまな理由で気力も体力も消耗してしまう場合は、鋭気を養うために休ませてもよいと考えます。
余計なストレスがなくなり、自宅で自分らしくいられ、子どもの気持ちもポジティブになって、勉強に集中できるようになります。

また、1月に第1志望校の過去問が2年分しか解けていない、あるいは第2第3志望の過去問に全く手をつけられていない場合も、過去問を解くための時間を確保するために学校を休むことを視野に入れます。この数回の過去問経験があるかないかが合否に大きな影響を与えるためです。

学校をあまりお休みしたくない場合は、早退にすれば出席日数に傷がつきません。また、休むと決めた場合は、子どもに負担のない休み方を考えましょう。たとえば週に2回休むと決めた場合は、塾のある火・木を休む、あるいは月・金曜日をお休みにして、学校に行く日を水・木・金と固めるなど。ベストな休み方を子どもと相談して探りましょう。

子どもが学校を休む日をうまく活かすコツは、親がべったり家にいないことです。無理やりにでも、30分~1時間でよいので外出をしてください。親がベッタリついてピリピリしている状態では、子どもの心もかえって疲れてしまいます。親がいない時間に、子どもは心から休息し、やる気を充電できます。そして、もし外から帰ってきて子どもが勉強していなくても、怒らないこと。小学生とはそういうものです。子どもも充足した心だけでなく、罪悪感も生じているため、その後の勉強はかえって集中できるようになります。

安心して入試当日を迎えるために、今からできること

おすすめは、カレンダーの入試日に、子どもの好きな夕食の献立を書き込んだ「入試献立カレンダー」の作成。
カレンダーにメニューを書いておくと、そちらに目がいって入試を頑張れるものです。

また、子どもが持っていて落ち着くものがあったら、入試会場にも持っていきましょう。もし、それが大きなぬいぐるみや毛布のように会場に持っていけないようなものであれば、今の時期から他にも「落ち着くもの」を一緒に探しておきましょう。よい香りのするもの、柔らかいものなど、嗅覚、触覚に訴えるものが効果的です。

安浪 京子先生

中学受験カウンセラー/算数教育家
安浪 京子(やすなみ きょうこ)

関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。
プロ家庭教師歴20年以上。
中学受験算数を専門としたプロ家庭教師集団、株式会社アートオブエデュケーション代表。きめ細かい指導とメンタルフォローをモットーに毎年多数の合格者を輩出している。

株式会社アートオブエデュケーション
URL:http://artofeducation.co.jp/
中学受験カフェ
URL:https://juken-chugaku.com/

受験最新情報2021