中学受験2023

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先生から動画で熱いエール 受験生&保護者への応援メッセージ

早友学院 学院長 髙久富司夫先生からのメッセージ

直前期の今から入試本番の過ごし方・気をつけたいポイント!

「問題文が早く読めない…」今からでもできる対策は「音読」

音読の早さは黙読の早さです。毎朝、早口言葉をやって滑舌を良くしながら、音読をしてみましょう。音読では端折らずに読みますので、助詞、接続詞、文章最後の大事な述語などを見間違いしないようになります。
その習慣が本番での黙読に生きてきます。2、3日やっただけでも効果はあります。

また、横読みの文章となると、読むのが遅くなってしまう、苦手意識が出てしまうお子さまもいます。横読みの文章問題に取りかかるときに、2、3分でもよいので、同様に音読をしてみましょう。すると、横読みをする頭に切り替わり早く読めるようになります。

受験生が「安心感」を持てる家庭環境づくりを

お子さまが今までリビングで学習してきたのであれば、受験間近だからといって、別室で勉強させる必要はありません。後ろを向いたら親御さんがいる、その距離感は受験生にとって安心材料となり、実は勉強にも集中できます。

ご兄弟がいて、下のお子さまが騒いで邪魔するという場合も、どうするのがよいかを家族全員で話し合いましょう。家族みんなで受験に向かっていくということが、よりお子さまに安心感を与えます。

お父さまも、受験前2、3週間は早めに帰ってきて、お子さまの隣に座り話を聞くというのもよいでしょう。お子さまは、「お父さんも受験を応援してくれている」と力がわいてきます。

直前期は、親御さんの声掛けを必要最小限に

受験生にとって、11月、12月はやっと火がついて勉強し始めているころです。それまではいわばトレーニング。夏にどんなに勉強しても、入試を迎える半年後には覚えていないことも多いものです。しかし、トレーニングを積んで下地ができているからこそ、この時期からの最後の詰めでものすごい勢いでやるから、受験生は受験直前まで伸びるのです。

受験生が覚悟してやっている今、親御さんは「それで大丈夫?」や「こうやって勉強した方がいいんじゃない?」など、小言を言うのは控えて、普通の生活を送って、そのまま入試当日に送り出してあげることを大事にしてください。

また、「ほめる」「叱る」も短めにしましょう。
普通の生活を心がける上で、やってはいけないことは叱ってよいですし、できたらほめるはいつも通りで構いませんが、言われて振り返ったら親がいないぐらい、短い方がよいです。

受験生もまだ小学生です。叱られれば叱られるほど、人のせいにしたり、言い訳を作ったりしてしまいます。この時期、言い訳を頭に巡らせている時間はありませんし、過剰にほめられて気が緩んでしまってもよくありません。
「言い過ぎない」ことに、親御さんの気を使ってほしいと思います。

髙久 富司夫先生

早友学院 学院長
髙久 富司夫(たかく ふじお)

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