“東京都立豊多摩高等学校” の生徒・保護者の学校評価

全体平均:5.00

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記載の内容は、生徒や卒業生徒、その保護者や親戚からのアンケート回答によるもので、情報の正確性への保障はいたしかねます。必ず学校ホームページ等で最新の公式情報をご確認ください。
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卒業生 女 (2007年度入学)

自由を実感しつつ充実した3年間が送れます

総合的評価:5

評価グラフ

この学校を選んだ最大のポイントは?

豊多摩の自由な校風は私が住んでいる地域でも昔から有名で以前からあこがれていました。また、最近は進学にも力を入れていることを聞き、ぜひ進学したいと思いました。学校の敷地が広く、スポーツも盛んであるという事もポイントになりました。

生徒同士の雰囲気は?

5点: 個性的な生徒が多く、それぞれ自立した学校生活を送っていたと思います。ただし、体育祭や記念祭などの行事では、みんな団結してひとつの目標に向かう雰囲気がありました。学校生活に余裕を持って過ごしていた生徒が多かったように思います。

学習環境は整っている?希望の進路がかなえられた?

4点: 考古学に興味があったので明治大学文学部を希望していました。推薦枠はなかったので、最初からピンポイント的に目標を絞り、先生にもそのようにお伝えしたところ、私の成績と過去の受験状況などから、頑張れば必ず合格する、と励まして下さいました。他の史学科の情報も教えていただいたり、とても参考になりました。現役で明治大学文学部史学科に合格することができました。

部活動の種類は豊富?大会などでの実績は?

4点: スポーツも文系も一般的な部活はそろっています。運営は、ほぼ生徒に任されていて、みな自主的な活動をしていました。部にもよるとは思いますが、極端な上下関係で悩んだり、困ったりしたというような話はほとんど聞いたことはありません。楽しい部活生活を送る人が多かったと思います。

先生の指導は?生徒との距離は?

5点: 先生方は、基本的に生徒の自主性を尊重してくれました。他校からみると、そっけない、と思われるかもしれませんが、それはあくまで生徒を信用してくれているからであり、細々とうるさいことで注意をされた記憶はありません。その代わり、生徒からの相談には、どの先生も丁寧に、親身になって対応してくださいました。そういう意味では、とても良い関係性だと思います。

校舎・施設は充実している?

3点: 古い学校なので、私立高校に比べれば、不便だったり、汚かったりしていることは確かです。ただ、グランドがとても広いので、開放感がありますし、緑も豊かでのびのびとした雰囲気に浸ることが出来ました。学食は充実しています。

制服のデザインは?

3点: 制服はありませんし、基準服もありません。完全な私服です。一般的に心配されるような華美な服装の生徒はいませんし、暗黙のうちに自分なりのルールを守って、高校生らしい服装で通学していました。私は結局3年間、ジーンズにTシャツ、寒ければトレーナー・・・で過ごしました。それでも、全然大丈夫でしたよ!

学校へのアクセスは?周囲環境の治安は?

2点: 井の頭線浜田山駅から徒歩10分という、決してアクセスは良くない場所にあります。浜田山は急行も停まらないので、電車通学者には便利ではありません。 かなり遠い場所からも、頑張って自転車通学をする生徒が多かったです。自転車置き場はたくさんあります。 浜田山駅周辺は、ファミリー世帯が多い地域なので、早朝・深夜でない限り、人通りは多く、危険な場所ではありません。

校則は?

5点: 豊多摩=自由、と言われるくらい、ほぼ校則に縛られた記憶はありません。その代わり、生徒会を筆頭に常に「自由をはき違えてはいけない」ということを生徒ひとりひとりに問いかけられていたように思います。「自由」を間違った解釈をしていた生徒がゼロだったとは言えませんが、私が知る限り、みんな自由を満喫しながらも、自分たちなりのルールをきちんと守り、高校生活を楽しく過ごしていました。

入学を検討している方へのアドバイス

何度も書きましたが豊多摩の自由な校風は本当に居心地よく、楽しい高校生活を送ることができました。ただ、そのためには一人一人の自主性と規律性が求められます。そして、豊多摩で高校生活を送っている中で、それが身についていることを実感できるのも確かです。制服がないことが心配という方もおられるかもしれませんが、豊多摩では、それが一番自然なルールである、ということはすぐにわかっていただけると思います。 どうぞ、迷わず豊多摩へ!