在校生インタビュー

白梅学園高等学校

建学の理想である「ヒューマニズム精神」のもと、他者を思いやる温かな校風を育む白梅学園高等学校(以下、白梅学園)。同校では、対話を重視する授業や、社会の課題に深く切り込む独自の探究活動を通じて、思考力と実践力を育成しています。今回は、特別選抜コースに在籍する、生徒会長で3年生の川島杏香さんにお話をうかがいました。
在校生インタビュー | 白梅学園高等学校

川島 杏香 さん

川島 杏香(かわしま きょうか)さんプロフィール

学年高校3年
所属部活バトン部
好きな教科生物
通学時間約1時間
通っている塾なし
選択した入試推薦

姉も白梅学園の卒業生
楽しそうな姿に惹かれ、単願推薦で受験

エデュ:お姉さまも白梅学園のご出身だそうですね。お姉さまの高校生活がとても楽しそうに見えたことが、こちらの学校を選ばれたきっかけだったとうかがいました。

川島さん私の7歳上の姉が白梅学園の卒業生で、家で楽しそうに学校生活の写真をよく見せてくれました。教室で談笑したり放課後を満喫したりする先輩方の姿に、「楽しそうな学校だな」と感じていたんです。当時、私はまだ小学生だったのですが、「白梅祭(文化祭)」にも足を運んでいて、女子校ならではのにぎやかで楽しそうな雰囲気を感じていたのを覚えています。

私が中学3年になって参加した学校説明会でも、先生方が丁寧に声をかけてくださり、高校選びのコツまで親身に教えてくださいました。「ここなら絶対楽しい高校生活になる、一人ひとりに深く寄り添ってくれる環境だ」と感動し、夏頃には単願推薦で受験しようと決めました。

エデュ:単願推薦の対策について、どのような準備をしましたか。

川島さん定期テストの勉強はもちろん、中学校生活の中で生徒会活動に携わったり、学校行事や部活動に全力で取り組んだりすることを重視しました。筆記試験に向けては、過去問や中学校の教科書、ワークを活用して基礎をしっかりと固めました。面接に向けては、想定される質問への回答練習を念入りに。試験当日は面接官の先生方が温かく対応してくださり、もちろん緊張はしましたが、その中でも自分の想いをしっかりと届けられたと思います。合格をいただいた後も高校の勉強で困らないよう、学習習慣は続けるようにしました。

生徒会長として学校のよさを伝えたい
社会の課題に切り込む「SFP」にも参加

エデュ:中学に続き、高校でも1年から生徒会に所属。現在は生徒会長を務められているそうですね。活動の中でどのような成長を感じていますか。

川島さん高校の生徒会は「今何をすべきか」を自分たちでゼロから企画して活動するため、先を見通す力が磨かれていると感じます。今年度からは、みんなに、生徒会の活動や白梅学園のことをもっと知ってもらいたいと考え、生徒会の発案でお昼の放送を始めました。校内アンケートを行い、その結果を発表する企画や、放送の最後にじゃんけんを入れるなどの工夫をしたところ、クラスで盛り上がってくれたり、周囲から「おもしろかったよ」と声をかけてもらえたのが嬉しかったです。

エデュ:川島さんは、白梅学園独自の探究活動である「SFP(白梅フロンティアプロジェクト)」にも積極的に参加されているそうですね。

川島さんSFPは「日常ではできない体験や、聞くことのできない話を生徒へ」がテーマで、白梅学園大学の学長による特別講義や、他大学の教授を招いた講演、国立ハンセン病資料館でのフィールドワークなどさまざまな学びの機会があります。

私は将来、看護師になりたいと考えているため、高校2年のときに国立ハンセン病資料館を見学した経験が特に印象に残っています。療養所の模型や当時の患者さんたちの実際の生活に触れたことで、深く考えさせられるとともに、視野が大きく広がるのを感じました。

エデュ:白梅学園ならではと思う授業や、川島さんの好きな教科も教えてください。

川島さん白梅学園の最大の特徴は「対話」を重んじる点にあります。ほぼすべての授業で隣の席の人やグループで話し合う時間が設けられています。周りの意見を聞くことで自分の視野が格段に広がりますし、自らの考えを相手に受け止めてもらえると、自信にも繋がっていくんです。

好きな教科は生物です。授業自体が新鮮で面白いのはもちろん、看護師の仕事にも通じる、人間の体の中で起こっている仕組みを深く知ることに強い興味を持っています。

探究の時間では「小児がんの患者さんへの看護のあり方」というテーマを自分で選びました。インターネットでのデータ収集にとどまらず、専門的な文献を読み込んで背景を整理し、2年生の終わりには約3000字の論文に。これほど一つの物事を深く探究する経験は初めてで大変でしたが、その分、大きな達成感を得られました。

豊かな緑に囲まれた開放的な中庭。晴れた日の昼休みにはお弁当を広げる姿も。 豊かな緑に囲まれた開放的な中庭。晴れた日の昼休みにはお弁当を広げる姿も。
高校から始めたバトン。体育祭や文化祭では大勢のお客さまが笑顔で演技を見てくださって、私も嬉しくなりました! 高校から始めたバトン。体育祭や文化祭では大勢のお客さまが笑顔で演技を見てくださって、私も嬉しくなりました!
D棟の廊下に並ぶカウンター席。昼食や放課後の自習、外の景色を眺めての気分転換に最適な空間です。 D棟の廊下に並ぶカウンター席。昼食や放課後の自習、外の景色を眺めての気分転換に最適な空間です。

幼稚園のころからの夢、
患者に寄り添える看護師を目指して

エデュ:川島さんは看護師になるのが目標なのですね。

川島さん私が幼い頃に経験した病気の話を両親から詳しく聞いたのをきっかけに、幼稚園の頃から、患者さんの気持ちに寄り添える看護師をずっと志してきました。探究の時間で小児がんの看護に向き合い、高校と同じ敷地内にある白梅幼稚園での幼稚園ボランティアに申し込んだのも、自分が医療の現場に立った際、子どもたちに優しく寄り添える教養を今のうちから身につけておきたかったからです。

エデュ:白梅学園での学びは、将来の夢にもつながっていきそうですね。

川島さん現在は特別選抜コースの理系クラスに在籍しており、同じように医療系や看護の道を志す高い目標を持った仲間たちと、情報共有しながら刺激を受け合う毎日を送っています。塾には通っていませんが、白梅学園の先生方は職員室へ質問に行くといつでも理解できるまで丁寧に教えてくださいます。進路面談でも、自分の想いやオープンキャンパスの感想などをもとに相談にのってくださるので本当に心強いです。長期休み中の講習なども活用しながら、夢の実現に向けて、これからも一歩ずつ進んでいきたいです。

後輩へのメッセージ

白梅学園は、先生や友達が自分のありのままを優しく受け入れてくれる、とても居心地が良い学校です。受験生の皆さんも、誰かに言われたからではなく、「ここで頑張りたい」と思える学校をぜひ自分の目で見つけてください。自分で決めたという実感が、充実した高校生活を送るための大きな原動力になります。

PICK UP SCHOOL LIFE

対話のある授業

対話のある授業 白梅学園では「生徒間の対話のある授業」を行っています。生徒同士で意見を交わし合い豊かな表現力を育みます。

SFP〜22世紀しらうめフロンティアプロジェクト〜

SFP〜22世紀しらうめフロンティアプロジェクト〜 「日常ではできない体験・聞くことのできない話を生徒の皆さんへ」をコンセプトにさまざまなテーマでおこなわれる“Shiraume Frontier Project”。
文化祭では、プロジェクトをきっかけにフェアトレードについて興味を持った生徒たちが出店しました。

校舎イルミネーション

校舎イルミネーション 冬の風物詩。クリスマスが近づくと、中庭にイルミネーションが飾られます。生徒は思い思いの写真を撮っています。

学校 DATA

住所〒187-0032 東京都小平市小川町1-830
TEL042-346-5691(代表)
アクセス西武国分寺線「鷹の台」駅より徒歩13分、JR武蔵野線「新小平」駅より自転車10分、JR中央線「国分寺」駅より公共バス「白梅学園前」下車