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帰国生入試の基礎知識

帰国生入試の基礎知識

どんな人が受けられるの?

帰国枠で受験する場合には、各中学校で定められた受験資格を満たす必要があります。
その資格は「海外滞在年数が継続して2年以上」「帰国後1年以内」というのが帰国生入試を受験できる基本的な条件です。ただし、資格を満たしていなくても、柔軟に対応してくれる学校もありますので、直接学校にお問い合わせしてみるとよいでしょう。

どんな勉強をすればいいの?

帰国生入試は学校によっても、入試日によっても内容が異なります。例えば、英語だけで受験できる学校もあれば、一般入試の中に帰国生枠がある学校もあります。勉強したことが無駄にならないよう、入学したい学校の試験内容はしっかり確認しておきましょう。

学校が求める生徒像は?

多くの私立中学校では、異文化交流や体験を通して自然と身についた積極性、言語スキル、広い視野などを求めています。特に近年は、グローバル教育に力を入れる学校が増えているので、海外を舞台に活躍できる素地や、海外で過ごした経験をもつ生徒を学校は欲しています。

学校によって異なりますので、詳細は学校サイトなどで必ずご確認ください。

押さえておきたい学校選びのポイントとは…?

事前の情報収集と学校訪問が必須!

教育内容を知る外国語をさらに深く学べるよう一般生よりも進んだカリキュラムに比重を置いていたり、国語の特別授業を行うなど、学校によって力を入れている教育内容は異なります。ある程度はウェブサイトやパンフレットで分かりますが、気になる学校には直接聞いてみましょう。

学校の個性を感じる私立中高には建学の精神があり、それぞれ違う「校風」があります。校風とは、人に例えると個性のようなものです。先生・生徒の雰囲気、校舎や設備、カリキュラムなどいろいろなところに表れてきます。長期休暇や一時帰国の際に学校を訪問したり、学校が配信する動画をチェックしてみましょう。

教育環境を検討する学校探しでは、「アクセスの良さ」「通いやすさ」も重要なポイントです。毎日通うからこそ登下校の時間はしっかりチェックしましょう。海外滞在期間が長いお子さまは、日本の満員電車に驚くケースも少なくありません。乗り換え回数や電車の混み具合だけでなく、駅からの所要時間や道路の交通量なども安心面から注目したい点です。

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