学校長からのメッセージ

中学校に是非入学していただきたい生徒像

校長 小川義男 先生
校長 小川義男 先生

六年間、中高一貫教育を行う学校です。大きな志を持ち、苦労を恐れず入学して来てください。まだまだ伸びしろの大きな皆さんの年頃です。入試を突破しさえすれば、どのように大きな可能性も開けてきます。苦労ばかりさせたりしません。私たち教職員は、諸君に「楽しく学んでいただける中高六年間」を提供できるよう、全力を尽くして頑張ります。
せっかちな「先取り指導」ではなく、着実な基礎基本の上に、いかなる大学にも合格できる教養人、大志ある青年知識人を育てることが本校の狙いです。
入試は厳しいけれど、力を尽くして入学して来てください。

私たち教師は、力を尽くして皆さんを指導します。しかし、学問とは、もともと自ら学ぶということを前提にしてなり立つものです。人間に生まれついての能力差などはありません。どの人にも、やればやっただけの成果が獲得できます。その自発性、可能性を前提にして、来年度からの中学校生活に自らを燃焼させてください。

学校は、授業が中心の教育機関です。でも、もう少し教えて貰いたいこともあるし、もっと進んで、先まで学びたいと言うこともあります。そのため、「狭山ヶ丘」では、朝ゼミ、放課後ゼミ、夏期・春期・冬期の休みの間に行われる長期講習等、さまざまに自発学習を進めるチャンスがあります。教師が作成するプリント代を含めて、すべて無料です。
「しっかり教えるが、自らも学んで欲しい。」それが狭山ヶ丘です。そのため、狭山ヶ丘には、中央図書館、大自習室、小図書室等が完備されています。本校生徒なら、誰でも自由に参加できます。夜は九時まで(高等部の場合。中等部は下校時刻まで利用できます)。365日開室が原則です。
いずれにせよ、実力は自学自習の中で身についていきます。予備校に通わずとも、行き届いた指導の手に充たされている本校ですが、どうか「自ら進んで学ぶ」という姿勢を確立してください。さあ、入試を突破して、楽しい中学校生活を迎えましょう。