子ども2人とも春から私立校進学!上手に乗り切る家計術とは?

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子どもがいるご家庭では、いったいどんな家計なのでしょうか。「みんなどんなふうにお金を使ったり、貯めたりしているの?」と気になるもの。読者の実際の家計をお伝えしながら、子育て中の夫婦へのお金の取材も多く重ねているファイナンシャルプランナー・コラムニストの西山美紀さんよりアドバイスをお届けしていく、マネー連載。今回は共働きの会社員夫婦で、お子さん2人が、この春から公立校から私立中と私立高に進学するご家庭です。ぜひ真似したいポイントもお伝えしていきます。

妻が家計をにぎり、年100万円の財形貯蓄でしっかり貯める

今回登場するMさんご一家は、神奈川県川崎市在住で、夫婦ともに会社員。公立小6年生と公立中3年生のお子さんは、この春に受験が終わり、4月から私立高1生と中高一貫校の中1生になります。2人分の学費と塾代が、これまで月14万円程度だったのが、春からは月20万円以上に上がりそうです。今の家計のチェックと、今後の対策を見ていきましょう。

<家族構成>

父・母(共働き)
高1男子、中1女子(兄は私立高校、妹は中高一貫校)

<収入・貯蓄>

手取り月収:夫50万円、妻45万円
手取り年間ボーナス:夫150万円、妻80万円
貯蓄:約1900万円
(普通預金約800万円、定期預金約500万円、投資信託約300万円、株約300万円)

<1か月あたりの出費>

住居費
180,000円
(住宅ローン返済)
学費
7,000円
習い事・塾代
130,000円
水道・ガス・電気代
25,000円
スマホ代(3人分)
23,000円
電話代
3,000円
ネット代
2,000円
食費
60,000円
外食費
5,000円
交際費
3,000円
洋服代
10,000円
日用品
10,000円
レジャー趣味費
10,000円
保険代
30,000円
車関連
30,000円
父小遣い
不明
(月30,000円ほどと予想)
母小遣い
20,000円
(化粧品代込み)
財形貯蓄(母)
50,000円

※財形貯蓄は、ボーナス2回で40万円。年間で計100万円貯めている。
※そのほか、固定資産税や自動車税(2台)等も年間でかかる。
※旅行代は別途。

Mさん一家の出費を見ていきましょう。3月まで2人とも公立校だったため、学費は給食費+αで、月7000円ほど。受験生だったため、塾代が別途、月13万円かかっていたそう。

春からは私立校で学費が年間100~140万円になるとのこと。2人で年間200~280万円なので、1か月あたり17万~24万円ほど。いっきに学費+塾代の総額が上がることに注目。「教育費がかなりかかるようになるので、様子を見ながら、貯蓄を崩すか、財形貯蓄を月5万円から減額する予定です」とMさん。

住宅ローンは月18万円と大きな出費ですが、「会社から少し手当が出ているのと、夫婦でローンを分けているので、それほど大きな負担ではありません」とのこと。共働きでしっかり稼ぎつつ、家計も把握できているからこそ、返済を続けていけていますね。

趣味は旅行。2月には、受験が終わったこともあり、家族4人でアメリカへの旅行で、90万円ほどの出費でした。

「今回の旅行はちょっと豪華にしました。旅行会社を通すと高くなるので、個人で価格をチェックしながらホテルと飛行機を手配しています。意外と公式サイトが一番安いことも多く、通勤時間にじっくり比較しています。国内旅行なら、日曜に宿泊すればホテル代も安くなることが多いですよ」。

中学受験をした下のお子さんのために、歴史や地理に興味が持てるように、京都や北アルプスなど、テーマを決めて国内旅行もしたといいます。

クレジットカードは楽天カードにして、生活費全般を支払い、ポイントを貯めて、外食や子どもの本や雑誌などの購入に使っているそう。クレジットカードは枚数を持ちすぎると、ポイントが分散してお得に使いにくくなりますが、上手に絞っていますね。

結婚したときに、「生活費は夫が支払う」「特別出費と子どもの出費は妻」とざっくりと決め、そのまま継続中とのこと。「夫からは現金で10万円をもらい、クレジットカード払いように8万円をカード引き落としの銀行へ。残りは現金で普段の細かな支払いに使っています」。

実は2年ほど前に、夫婦ゲンカで離婚寸前までいったことがあったそう。「その際、財産分割のために、お互いの資産をすべて洗い出しました。じっくり話し合いの結果、離婚は回避でき、現在は夫婦円満です。資産を整理したことで、夫には預貯金があまりなく、私(妻)がしっかり貯蓄できていることを再確認できました。でも、これは夫には詳細を伝えずに『うちにはお金があまりない』と言い続けて、私がしっかり資産を築いていきたいと思う」とのこと。

夫婦のうち、貯蓄が得意な方がお財布をにぎって、しっかり資産管理をしている好例ですね。

我が家の「ルール」を決めれば、お金を上手に配分できる

Mさんの今回のポイントは、「我が家のお金のルールをしっかり決めている」というところです。

貯蓄が得意な妻のほうが家計管理や貯蓄に積極的になり、財形貯蓄で年100万円に設定して、確実に貯まる仕組みができています。自分でお金を移したりする方法では、面倒になり忘れてしまいがちですが、財形や自動積立定期預金などの仕組みを使えば、毎月自動的に貯まっていくのでおすすめです。

住宅ローンが月18万円と大きな出費ですが、夫婦でしっかり稼ぎ続けていることと、家計管理をしているためあまり負担感はないとのこと。教育費があまりかからない、子どもが小さいうちに住宅購入をするケースも多いので、Mさんのご家庭のように、教育費が大きくかかるようになってからもしっかり返済が続けられるように、みなさんも住宅購入の際は十分気を付けたいですね。

今春から、2人が私立校進学になり、いっきに学費が上がります。「貯蓄の取り崩しか、財形の積み立て減額を考えている」とのことで、対策を事前に考えているところは、ぜひ真似したいところです。

削りどころとしては、3人分で2万3000円ほどのスマホ代を要チェック。格安スマホにすれば、3人で1万5000円程度になる余地があります。毎月1万円ほど浮く可能性があるので、家族みんなで検討してみましょう。スマホ代は、家族全員が持つようになると、大きな出費になりますので、早いうちに抑えることを検討しておきたいところ。最近は自宅の固定電話をやめるご家庭も増えているので、必要に応じてこちらも検討してもよさそうです。

旅行代は大切にしながら、年間予算をある程度決めておくのもいいでしょう。月々数千円や数万円を削るよりも、大きな出費を少し減らすことの方が、減額効果が高い場合もあるからです。

また、Mさんの場合は離婚に向けた話し合いのためではありましたが(現在は夫婦円満とのことで、大変よかったです)、お互いの資産額把握はとても大切なこと。具体的な貯蓄額について、特に共働きの場合は相手にいわないケースも多いですが、できれば年に1回ほど、どれくらい貯まっているかを確認できると、夫婦で歩調をあわせて順調な資産形成ができます。「相手が資産を言いたがらない」という話も聞きますが、「家族のやりたいことを実現させるため、しっかり貯蓄していきたい。(そのため、ファイナンシャルプランナーに相談したい)」などの理由を伝えて、資産額共有を提案してみてもいいでしょう。

西山美紀さん

西山美紀さん

コラムニスト・ファイナンシャルプランナー。
出版社で編集・マーケティングを経験後、2005年に独立。ファイナンシャルプランナーの資格を取得。『with』『LEE』『日経ウーマン』『日経DUAL』等で取材・執筆を行うほか、『Oggi』『ミモレ(mi-molllet)』『クルール』等でマネー連載、All Aboutで貯蓄ガイドをつとめる。著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。自身も横浜の私立中高一貫校出身。小学生男女2児の母。

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※単位:万円(働かれていない場合は0円とご記入ください)
夫:手取り月収 万円
妻:手取り月収 万円
夫:年間ボーナス(手取り) 万円
妻:年間ボーナス(手取り) 万円
■下記の支出項目について、ひと月あたりの金額(概算)をお答えください。
※単位:円
・住宅関連費(住宅ローン、または家賃等)
・教育費-学費
・教育費-習い事・塾等
・水道・ガス・電気代
・通信料-携帯・スマホ代(家族全員分)
・通信料-電話代・インターネット代
・食費
・外食費
・日用品
・レジャー・趣味等娯楽費
・保険
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