学校特集　【エリア密着】多摩地区から通える学校　共立女子第二中学校・高等学校

共立女子第二中学校・高等学校は、共立女子大学の系列校としての伝統を重んじつつ、さらにその立地を生かした自由闊達な校風を持つ中高一貫の女子校です。八王子の丘陵地に広がるキャンパスには、しだれ桜が風に揺れ薔薇が鮮やかに咲き誇る美しい庭園を中心に、カレッジ水準のゆったりした校舎が並び立ちます。生徒たちはのびのびと学園生活を楽しみ、そして勉学に励んでいます。卒業生のほとんどは大学に進学しており（四年制大学には約９割）、ここ数年の共立女子大・短大への進学者と外部大学への進学者の割合は、ほぼ半々となっています。外部大学では、国公立、早慶上理、MARCHの合格者約40名（昨年度）をはじめ、芸術系なども含め様々な大学へ進学しています。豊かな自然と充実した施設、そして安心の大学受験制度を柱に、10年、20年後に本当に必要となる力の育成を念頭とした、未来を見据えた教育を実践しています。

■豊かな自然

四季折々の自然美を今に残す八王子の郊外で、自然の息遣いを感じながら学園生活を送っています。理科の授業ではたびたび野外観察に出かけ、家庭科では校地で摘んだヨモギで草もちを作り、冬は澄みきった夜空に輝く星々の観測を行います。まさに自然に寄り添った学習教材の宝庫です。思春期における環境の大切さを実感できるキャンパスです。

■充実の施設

大学系列校としての充実した施設の数々も大きな特長です。1,500名を収容可能な八王子講堂（大講堂）、３室からなる広々とした図書館、400ｍトラックを持つ総合グラウンド、９面のテニスコート、ゴルフ練習場など、生徒一人一人が充実した学校生活を送れるたくさんの「場」が設けられています。

■安心の大学受験制度

共立女子大学の系列校として、併願校特別推薦制度が設けられています。これは推薦入試により共立女子大学や短期大学の合格を得た後でも、外部大学受験を許可する制度です。外部大学に合格した場合は、そちらへの進学が可能です。外部大学を第一志望とする生徒のリスクを避けるための、安心の大学受験システムです。

本校は八王子の丘陵地に立地しているためＪＲや私鉄の駅からはやや離れていますが、スクールバスが運行されているので、アクセスは比較的良好です。スクールバスは、ＪＲ中央線・横浜線・八高線「八王子駅」と、ＪＲ中央線・京王線「高尾駅」の二つの駅に発着しています。学校までの所要時間は、「八王子駅」南口ロータリーの乗り場から約20分、ＪＲ中央線・京王線「高尾駅」徒歩5分の学園バスターミナルからは約10分となっています。登校時などは10台のバスがフル回転するので、長時間待たされるということもありません。

また、日中も運行しているので遅刻・早退などの場合でも利用できます。さらに、突発的に一斉下校をしなくてはならない時（天候上の理由などによる）でも、スクールバスなら対処することができます。路線バスとは異なり、緊急時に学校の都合ですぐに対処できることは最大の特長と言えます。なお、スクールバスはすべて無料で乗車できます。在校生保護者、また受験生など、本校に登校目的のある方ならどなたでも無料となっています。

平成23年1月、中学校・高等学校はキャンパスの中心にリニューアルされた新校舎へ移転しました。広く開放的な校舎です。既存の充実したスポーツ施設などとともに快適なキャンパスが完成しました。また23年度から「ELLE」デザインの新制服を採用しています。タータンチェックの替えスカートやセーター・ベストなどバリエーションも豊富で好評をいただいています。

さらに、新しいカリキュラムやコース制度を導入した、新教育制度への移行も進んでいます。生徒一人ひとりの進路希望の実現のために、本校独自のカリキュラムに基づいた中高一貫教育を実践、無理のない「先取り学習」を導入し、高校３年では大学の入試対策に重点を置いた指導を展開します。様々な改革を行い、共立第二はその伝統を守りながらも、新たなステージを歩み始めています。

一方、受験生が「これなら受けやすい」と思えるような入試制度も策定しています。時間や教科、手続きに至るまで、細かな配慮を重ねています。募集要項をぜひ一度ご覧になってください。

また中高とも、入試の合計点得点率により入学金や授業料を免除する給付奨学金制度も導入しています。最も得点率が高いＳ奨学生の場合、入学金、授業料、施設設備費が３年間免状されます。モチベーションを高め、チャレンジしてみてください！