特別な教科・教育を行っている学校
人格を作る
Sense of Proportion
(違いを認めあい、相手を思いやる心)
「人間は生まれ育った環境が違うのだから、一人ひとりものの見方や考え方が違います。その違いを認め合い、受け入れられる寛い心が大切。これが国際的感性です。」
これが、新渡戸文化の教育の基本。
初代校長・新渡戸稲造は亡くなる前に、「人格の後光を放て」という言葉を本校の生徒に残しました。新渡戸文化では、新渡戸稲造の教えをまとめた「夢に向かって」や著著「武士道」から人格形成に大切なことを学び、将来の夢とその実現に必要なことを見つけていきます。 そこで、2013年度より高等学校は「キャリアデザインコース」と「医療系進学コース」にカリキュラムを再編し、2014年度からは中学校を男女共学に移行して更に本校の人格教育・キャリア教育を推し進めることとしました。
夢に向かって…新渡戸先生に学ぶ
将来の社会を担う人として成長するには、学力と同じく心の教育を通じた人格形成が大切です。新渡戸先生の著書から学び、自立した成人として社会に出るまでの基礎を中学・高校時代に作ります。
「新渡戸稲造生誕150年記念作文コンクール」に於いて本校の中学2年生が、「最優秀賞」と、「優秀賞」を受賞しました。
園芸…育てる心と環境美化
都会で生活していると自然に触れることが少なくなりがちです。新渡戸文化では、園芸の時間を設け、植物を生育しながら自然と触れあう機会を持ち、完成を育てています。
また収穫したトマトなどはスクールランチの食材にも。
ボランティア…思いやりを学ぶ
ボランティアってなんだろう?実際に障がいを持つ方をお招きして話を伺ったり、車椅子介護の体験を通して、「社会貢献」について考え実践し理解を深めていきます。
日本文化…日本人の心を学ぶ
国際社会で求められるのはまず日本人としての豊かな素養です。礼儀作法の基本である茶道(中1)や華道(中2)、和楽器(中2・3)、江戸しぐさなどの「日本文化」を学びます。
カルチャートーク…世界を学ぶ
21世紀に生まれたみなさんにとって、国際性はより身近なテーマになってきます。外国のことについて調べ、外国の方からお話を聞き、国際理解を身につけていきます。