「愛校心」についての議論｜掲示板スレッド

別スレッドが混乱してきましたので、議題を避難させました。
「もう辞めましょうよ」さん、「一人のOBとして」さん、「カフェいらず」さん、ありがとうございます。お三方のリアルな愛校心の伝わる書き込みを読んで、ラ・サール中志願の子供を持つ親としてすごくほっとしました。


といいますのも、この掲示板や噂のブログをはじめ、ラ・サールOBの方や保護者の方の発信する情報やラ・サール批判を許さない姿勢にどうにもなじめずにいたからです。良くいえば「一途な愛情」「無償の愛」、率直に感想をいえば「盲信」「従順」（失礼｡｡｡）にしか思えない熱狂ぶり。正直いって、ここまで惚れこまないと寮のある学校に進学させる踏ん切りをつけることはできないのだろうか、と半ばあきれ、半ば萎縮していました。


噂のブログ主さまにしても、過剰なほどの情熱は痛いほど伝わってくるのですが、他校で起きた「いじめ自殺」をネタにその学校の掲示板で自作自演を繰り広げる「熱心さ」には、はっきり申し上げて嫌悪感すら感じました。ご自分の息子さんと同じくらいの子供が自殺されたという事実の重みや、年端もいかない少年の死を冒涜する行為だということがなぜわからないのでしょう。人間として恥ずべき行為であり、とても悲しい行いです。


じっさいのところ、ラ・サール志願者（保護者）が一番欲している情報というのは、じつはネガティブ情報なのです。学校側がアピールしたい（誇りたい）情報は公式ＨＰなりパンフレットで簡単に入手できます。子供自身はDVDやパンフレットをみて「憧れのラ・サール」に目を輝かせますが、そこはやはりまだ10歳の子供。俗な言い方ですが、「うまい話には必ずウラがある」ことを大人は経験上知っています。だからこそ、逆にネガティブな情報を開示してくれるほうが、安心して受験させ、進学させる決心がつくのではないでしょうか。親元から離れるのですからなおのことです。


「褒め殺し」という言葉もあります。噂のブログ主さまが熱心になればなるほどひいてしまう保護者がいること、ブログ主さんが待望してらっしゃる優秀な生徒さんが逃げてしまうかもしれない（あるいは、優秀で賢明な生徒さんや保護者“だからこそ”逃げてしまう）、ということも頭の隅にとめおいていただければ幸いです。